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コーディングを勉強する際の方法|おすすめのアプリや独学の難しさも紹介

就活でアピールできるスキルを身につけるためにコーディングを勉強しようと考えている方もいるでしょう。この記事ではコーディングの勉強方法や独学で勉強する難しさを紹介しています。就活生で、コーディングを勉強しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

就活のために何かスキルや知識を身につけたいと思っている方の中で、IT業界へ就職しようと思っている方も多いでしょう。そこで気になるのは、IT業界の就活で身につけておくと役立つスキルではないでしょうか。

 

この記事ではIT業界で必要なスキルの1つであるコーディングの勉強方法と、コーディングを独学で勉強する難しさ、コーディングを勉強する際の注意点を紹介しています。また、コーディングを勉強することで目指せる職業やコーディングの適性にも触れています。

 

この記事を読むことで、自分に合ったコーディングの勉強方法を見つけることができるでしょう。

 

コーディングを勉強してみようと思っている方も、少し興味が出てきた方もぜひ読んでみてください。

コーディングの3つの要素

出典:PIXTA

コーディングの3つの要素とは「Java Script」「HTML」「CSS」です。HTMLが文章構造、CSSはホームページのデザイン、Java Scriptがホームページの動きに関する部分をそれぞれ担当しています。

 

コーディングを勉強する前にコーディングの主な要素である、3つの言語の役割を理解しておくといいでしょう。

1:Java Script

Java Scriptは、ホームページに動きを出すプログラミング言語です。TwitterやFacebookなどでも活用されています。

 

また、Java Scriptは汎用性があるためWebサイトに活用される以外にも、ゲームの開発やスマートフォンのアプリ開発にも活用されています。

 

同じプログラミング言語であるJavaと名前が似ていますが、まったく違う言語になるため、その点は覚えておきましょう。

2:HTML

Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)を省略した言葉がHTMLです。

 

Webサイトの文章や画像などのコンテンツの配置と、見出しやボタンなどのパーツの構築をHTMLがしています。HTMLはプログラミング言語ではなくマークアップ言語といえるでしょう。

 

現在では第5版のHTML5が登場しており、動画や音声を扱うタグの利用が可能になりました。

3:CSS

CSSはWebサイトの文字や画像を装飾する言語です。HTMLで書かれている文章の文字の大きさを変えたり、文字に色をつけたりするときに活用します。ホームページのレイアウトを整えるのもCSSの役割です。

 

CSSの知識があれば、既にあるホームページやブログも自分好みにカスタマイズできます。CSSもHTMLと同じくバージョンがあり、現在はCSS3が主流です。

プログラミングとコーディングの違い

出典:PIXTA

プログラミングとはプログラムを作成する一連の工程をいい、コーディングとはプログラミングの一工程であるコードを書く作業のことをさします。

 

よってプログラミングとコーディングの違いは、コードを書く以外の工程が含んでいるか否かであるといえます。Webサイトの制作方法を例にしてプログラミングとコーディングの違いを見ていきましょう。

 

「設計書の作成」から「設計書を元にコードを書く」「コードのテスト」「バグの発見と修正」「再テスト」そして「完成」までがプログラミングです。

 

「設計書を元にコードを書く」「コードのテスト」「バグの発見と修正」「再テスト」の部分はコーディングに該当します。

コーディングの勉強方法

コーディングの勉強方法には主に3つの方法があります。

 

書籍やアプリを利用すれば独学で学習ができ、プログラミングスクールに通うなど人から教われば独学で勉強するよりも早く習得が可能でしょう。ここでは、コーディングの勉強方法を具体的に紹介します。

1:書籍で勉強する

書籍を活用すれば独学でコーディングの勉強ができます。書籍には初級者向けの書籍から上級者向けの書籍まであるため、自分のレベルに合わせた本を選び学習することが可能です。

 

しかしコーディングの勉強では本を読むだけでなく実際にコードを書く学習も必要となるため、書籍のみに頼った学習方法だけではスキルの習得は難しいという面もあります。

 

書籍を利用してコーディングを学習するなら、本を読むだけで終わらせず書籍を参考にして、実際にコードを書く練習もしましょう。

2:プログラミングスクールで勉強する

コーディングをプログラミングスクールで勉強すれば、独学で勉強するよりも効率よく学習できるでしょう。分からない箇所があれば講師に聞いて理解しながら勉強を進めていけるのも、プログラミングスクールの良いところです。

 

しかし、プログラミングスクールに通うと月に数万円の学費がかかるでしょう。そのためプログラミングスクールを利用してコーディングを勉強する場合は、学費を工面しなければなりません。

3:アプリで勉強する

アプリでも独学でコーディングの勉強ができます。アプリを利用すれば、移動中などの隙間時間を利用して勉強も可能でしょう。

 

テキストや動画を見るだけでなく、コードを入力して勉強できるアプリもあります。アプリは「有料か無料か」「手持ちの端末でも利用できるのか」「信頼できる開発元なのか」を調べてから利用しましょう。

 

おすすめのアプリを5つ紹介していくため、ぜひ参考にしてください。

Solo Learn(英語版)

Solo Learn(英語版)はコーディング学習初心者におすすめのアプリです。約11個のプログラミング言語が無料で学習できます。

 

Solo Learn(英語版)は解説のテキストを読み、問題を解いて正解したら次に進める仕組みとなっており、全部で約900以上のレッスンがあります。

 

学習を進めていき分からない部分が出たときは、問題ページから掲示板を呼び出して他のユーザーへ質問ができるため利用すると良いでしょう。しかし、Solo Learn(英語版)は日本語に対応していないため、英語を理解していないと学習は難しいでしょう。

Schoo

Schooはプロ講師の生放送授業へ参加できるアプリです。コーディング以外にもマーケティングやビジネスに役立つスキルや知識が無料で学べます。生配信の授業では受講生や講師とのコミュニケーションが可能です。

 

有料の月額会員になれば見逃した授業や、気になる授業を何度でも視聴できます。

Udemy

Udemyはオンライン講座が複数集まっている、オンライン講座のプラットフォームのアプリです。初級者向けの講座から専門的な講座まで、幅広く講座があります。ほとんどの講座が有料ですが、購入した動画は買い切りで端末にダウンロードも可能です。

 

講座の料金は1講座数万円ですが、Udemyでは時折、値引きセールをしています。急いで学習する必要がない場合、セールを待って学習を開始すれば学習費用が安く済むでしょう。

Progate

Progateは初心者向けのコーディングが勉強できるアプリです。スライド学習はイラスト中心で初心者でも分かりやすくなっており、コード入力の勉強はゲーム感覚でできます。

 

学べる言語には「Java Script」「HTML」「CSS」「Python」「Java」「Ruby」があり、初歩的な学習部分は無料ですが、それ以上のレベルだと有料となります。

Programming Hub

Programming Hubは約20以上のプログラミング言語が学習できるアプリです。テキスト学習とコード入力の両方の学習ができます。基本的に有料ですが、一部の学習は無料となります。

 

Programming Hubは英語版のみで日本語には対応していません。しかし易しい英語表現が使われているため、英語が苦手でもある程度は理解が可能でしょう。そのためコーディングの勉強だけでなく英語に慣れたい人にもおすすめのアプリです。

 

また、約5000個以上のコードサンプルがあるのもこのアプリの魅力といえます。

コーディングを独学で勉強する難しさ

コーディングは書籍やアプリを利用すれば、独学でも学習ができます。しかし独学でコーディングを勉強するのは挫折しやすく難しいでしょう。コーディングを独学で勉強するのはなぜ難しいのか、それには3つの問題点があると考えられます。

  • 上級者向け書籍は理解が難しい
  • 学習時間を管理しないといけない
  • 無料学習は基礎部分が多い

1:上級者向け書籍は理解が難しい

コーディングのスキルを生かせる仕事に就きたい場合は、上級者向けの書籍の内容の理解が必要です。しかし上級者向けの書籍は、それまで順調に勉強してきた人でも挫折してしまう可能性があるほど、理解するのは難しいといえます。

 

上級者向けの書籍を理解するには勉強してきた言語の知識以外にも、ITの知識やコンピューターの構造の理解も必要です。

2:学習時間を管理しないといけない

独学で勉強する場合、学習時間の管理は自分でする必要があります。自分の都合で学習時間が決められるのは独学のメリットです。しかし決まった時間に勉強する必要がないと、モチベーションが下がり学習を後回しにしてしまいます。

 

独学でコーディングを勉強するなら自分でスケジュールを管理し、それを維持していく意思の強さが必要といえるでしょう。

3:無料学習は基礎部分が多い

多くのアプリで無料学習できるのは基礎部分のみとなります。そして無料学習で身につくスキルは基礎の基礎だけです。そのため、それ以上のレベルを学習したい場合は有料会員になる必要があります。有料の学習が難しい場合、他の学習方法を探すのも一つの手でしょう。

コーディングを勉強する際の注意点

コーディングの勉強をする際にはいくつか注意点があります。また、実際に仕事でコーディングするときも注意が必要な内容となるため、この点を意識しながら勉強しましょう。

  • エラー発生時には原因を調べる
  • 動作確認を必ずする
  • ミスは細かいところまで見る

1:エラー発生時には原因を調べる

コーディングを勉強中にエラーが発生した場合、原因をすぐに調べましょう。エラーの原因を調べるには、インターネットを活用すると良いでしょう。

 

インターネット上にはプログラマー同士が情報を共有しているサービスが多数存在しており、プログラミングのさまざまな情報が分かります。エラーの原因を調べるときは、そういったサービスを利用しましょう。

 

仕事中に発生した問題を解決する場合、自分で調べて解決する力が必要となります。そのためコーディングの勉強を通して分からない問題は、自分で調べて解決するクセをつけておきましょう。

2:動作確認を必ずする

コーディングの仕事はコードを書いて終わりではなく、動作確認までを仕事とする場合がほとんどです。よって勉強で書いたコードも動作確認まで必ずしましょう。動作確認では、エラーやレイアウトのズレがないか確かめます。

 

コーディングの仕事にはパソコンやスマートフォン、タブレットどれを利用しても閲覧できるWebサイトを作成できるスキルも必要です。

 

そのため勉強中の動作確認も、ブラウザやOSが変わっても問題がないか確かめるため、ブラウザやOSそして端末を変えて行いましょう。

3:ミスは細かいところまで見る

コードを書いたらミスがないか細部まで確かめましょう。コーディングではミスが1カ所あるだけでバグが発生します。ミスがあった場合、早く発見できれば修正箇所が少なく済むこともあります。

 

勉強中ミスを発見したら、その画面をスクリーンショットして保存しておきましょう。そうすれば後でも見られるため、同じミスを繰り返さずに済むでしょう。

コーディングの適性

コーディングは根気のいる作業が多いため、人を選ぶ傾向があります。飽きっぽい人や細かい作業を好まない人は、コーディングに向いていないタイプといえるでしょう。ここではコーディングの適性を解説します。参考にしてください。

  • 諦めずに最後までやり遂げる
  • 勉強への苦手意識が低い
  • 一人で作業しているのが好き

1:諦めずに最後までやり遂げる

根気のいる作業を黙々と諦めずやり遂げる人というのは、コーディングの適性がある人といえるでしょう。プログラムが正しく動かなかったとき、コーディングでは修正作業を繰り返します。修正作業は失敗と修正を繰り返す根気のいる作業です。

 

このように根気がいる作業が必要となるコーディングには、途中で諦めずに最後までやり遂げる力がいります。

2:勉強への苦手意識が低い

IT業界は常に勉強する必要のある業界です。よって勉強への意識が高い方が適しています。またこの業界で働くなら、知識だけでなく流行も取り入れていく努力ができなければ、活躍し続けることは難しいでしょう。

3:一人で作業しているのが好き

コーディングはパソコンに向かって黙々と作業する時間が長い仕事です。そのため大勢の人と楽しく作業するのが好きな人よりも、一人で黙って作業する方が好きな人に向いている仕事といえるでしょう。

コーディングを勉強することで目指せる職業

出典:PIXTA

コーディングを勉強すると目指せる職業があります。「Webデザイナー」「フロントエンドエンジニア」「コーダー」です。コーディングの知識以外に必要な知識と仕事内容を紹介します。

1:Webデザイナー

Webデザイナーの仕事は、Webのデザイン全般をさします。クライアントとの打ち合わせ、Webサイトの設計、コーディングなどの仕事もあります。

 

そのため、コーディングやデザインの知識以外にも幅広い教養やコミュニケーション能力、マーケティング知識などが必要といえるでしょう。

 

また、Webデザイナーは企業に勤める以外に、独立してフリーランスとしても活躍できるでしょう。

 

▼関連記事
Webデザイナーの適切な志望動機を紹介|書き方や注意点も解説

2:フロントエンドエンジニア

ユーザーが閲覧や操作するWebサイトの部分をフロントエンドといいます。フロントエンドの開発を担当しているのが、フロントエンドエンジニアです。

 

フロントエンドエンジニアとして活躍していくには、コーディング以外にもデザインの知識やコミュニケーション能力が必要となるでしょう。

 

▼関連記事
フロントエンジニアの仕事内容とは?必要となる9つの知識やスキルも紹介

3:コーダー

コーダーはWebデザイナーの作成した仕様書を元に、コードを書いてホームページを作成していく仕事です。コーダーとして働くならHTMLやCSS以外にも、Photoshopやillustratorの知識も必要です。

 

またSEOやCMSの知識も得ておくと活躍の幅が増えるでしょう。

コーディングを勉強する方法を参考にしよう

出典:PIXTA

コーディングはWebデザイナーやフロントエンドエンジニア、そしてコーダーを目指すなら必要なスキルです。

 

コーディングはプログラミングスクールへ通って勉強する方法以外にも、書籍やアプリを利用して独学で勉強する方法があります。

 

独学で勉強できれば就活の間に隙間時間を使って学習が可能です。しかし独学で勉強していくにはITの知識が必要となってくる、モチベーションを維持し続けなければならない、という理由から難しいといえるでしょう。

 

これからコーディングを学習しようと考えている方は、この記事の「コーディングの勉強方法」を参考に、自分に合った勉強方法を考えてみましょう。

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