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セールスエンジニアになるための手段とは?仕事内容や必要とされる能力も解説

この記事ではセールスエンジニアの仕事内容や必要なスキル、セールスエンジニアという仕事のやりがいを紹介しています。また、セールスエンジニアになるための手段も併せて紹介しているため、セールスエンジニアに興味がある方はぜひ参考にしてください。

「セールスエンジニアってどんな仕事をするの?」
「セールスエンジニアに必要な能力ってなに?」
セールスエンジニアという職種に対して、このような疑問を持つ人は多くいます。

 

本記事では、セールスエンジニアが行う仕事内容やセールスエンジニアに必要とされる能力に加え、セールスエンジニアになるための手段を紹介しています。

 

この記事を読むことで、セールスエンジニアが具体的にどのような仕事を行うのか、どのようなスキルが求められるのか、セールスエンジニアのやりがいについて知ることができます。

 

また、セールスエンジニアになるための手段も把握できるため、スムーズにセールスエンジニアになるためのアクションを起こすことができるでしょう。

 

セールスエンジニアに興味がある方はぜひ本記事を参考にしてください。

セールスエンジニアとは?

出典:PIXTA

セールスエンジニアとは、技術的な面から営業活動を行う職種のことを指しており、フィールドアプリケーション(FAE)とも呼ばれています。

 

製品の販売からアフターフォローまで行うセールスエンジニアは、自社製品への知識や営業スキルはもちろん、製品に関する技術まで要求される職種と言えるでしょう。

 

以下では、セールスエンジニアが実際に行う仕事内容について紹介します。

セールスエンジニアが行う仕事内容

出典:PIXTA

セールスエンジニアとは、エンジニアとしての技術や知識を発揮しながら営業活動を行う職種のことを指しますが、実際にはどのような仕事を行うのでしょうか。

 

以下では、セールスエンジニアが行う仕事内容を5つ紹介します。

商品やサービスの説明

セールスエンジニアが行う仕事内容の1つ目は、商品やサービスの説明です。

 

セールスエンジニアが行う仕事とは、平たく言うと自社の商品やサービスを販売し売り上げを伸ばすことです。専門知識がない営業が商品やサービスを説明すると、技術面に関する疑問や質問に対しての返答に時間を要するケースがあります。

 

しかし、セールスエンジニアは自社の商品やサービス、技術面についてより深い知識を持ち合わせているため、より顧客のニーズに合った提案が可能になるでしょう。

各部門との仲介

セールスエンジニアが行う仕事内容の2つ目は、各部門との仲介です。

 

営業は、いわばクライアントへの窓口とも言える職種です。商談の成立後に顧客から追加で要望が出る場合や、技術部門からクライアントや営業に対して質問や要望が出る場合があります。

 

そのような時に、セールスエンジニアが営業や技術など各部門の仲介者となることでよりスムーズに仕事を進めることが可能になります。

企業からの信頼獲得

セールスエンジニアが行う仕事内容の3つ目は、企業からの信頼獲得です。

 

セールスエンジニアの武器とも言える技術面での知識を用いて、企業からの信頼獲得を図ります。商品技術に長けているということをアピールできれば、顧客も安心して商品やサービスを購入でき、結果として信頼獲得に繋がるでしょう。

クライアントが抱える課題の解消

セールスエンジニアの仕事内容の4つ目は、クライアントが抱える課題の解消です。

 

営業の仕事とは、単に商品やサービスを販売することだけではありません。クライアントがどのような問題、課題を抱えていてどうすれば解決できるのかを考え、提案することも大切な仕事です。

 

セールスエンジニアは営業担当だけで解決できないような課題を解決するため、技術的な観点からサポートする役割も担っています。

アフターフォロー

セールスエンジニアが行う仕事内容の5つ目は、アフターフォローです。

 

商品の納品後に、クライアントから追加で質問がくる、商品に不具合が起きるといったケースもあります。そのような場合、セールスエンジニアは迅速にフォローしなければなりません。

 

また、納品後に商品やサービスの利用方法をクライアントにレクチャーする場合もあります。

セールスエンジニアに必要とされる能力

出典:PIXTA

セールスエンジニアの仕事とは、商品やサービスの販売にとどまらず多岐にわたることを紹介しましたが、セールスエンジニアにはどのような能力が求められるのでしょうか。

 

以下では、セールスエンジニアに必要とされる能力を4つ紹介します。

説明する力

セールスエンジニアに必要とされる能力の1つ目は、説明する力です。

 

セールスエンジニアは、クライアントとの商談時に営業担当者から技術的な面での説明を求められることが多くあります。そのような場合、専門知識がない人でも理解できるように分かりやすく説明しなければなりません。

 

また、自社の商品やサービスの説明だけでなく、他社との違いや自社の商品やサービスが優れている点などについてもかみ砕いた説明をする必要があります。

コミュニケーション力

セールスエンジニアに必要とされる能力の2つ目は、コミュニケーション力です。

 

セールスエンジニアは技術面での知識を持ち合わせていますが、多くの場合クライアントは技術面に関する知識を持ち合わせていません。そのため、クライアントからの質問内容が分かりづらい、クライアントが感じている課題が伝わりづらいケースが多くあります。

 

そのような場合でも、クライアントの真意を汲み取りながら商談を進める必要があります。技術面での知識だけでなく、営業的なコミュニケーション力も必要不可欠です。

プロジェクトの管理力

セールスエンジニアに必要とされる能力の3つ目は、プロジェクトの管理力です。

 

商談を進める過程で、より自社の商品やサービスの魅力が伝わるようにデモ実演を行う場合があります。クライアントの要望に沿ってシステム開発を行う企業の場合は、デモ実演のために数日~数週間で実際に作動するプログラムを作る必要があります。

 

デモ実演のためのプログラムは品質よりもスピード感が重要になるため、プロジェクトの管理力も要求されます。

積極的に学習する力

セールスエンジニアに必要とされる能力の4つ目は、積極的に学習する力です。

 

技術的な面から営業活動を行うためには、自社の商品やサービスに関する知識だけでなく同業他社の製品やサービスに関する知識も必要になります。

 

変化スピードの速いIT業界では、多種多様な製品やサービスが存在します。自社の商品やサービスをより魅力的にアピールするためにも、他社の商品やサービスについて積極的に学習することが求められるでしょう。

セールスエンジニアになるための手段

出典:PIXTA

説明力やコミュニケーション力などが必要とされるセールスエンジニアですが、セールスエンジニアになるにはどうすればいいのでしょうか。

 

以下では、セールスエンジニアになるための手段を紹介します。

営業職を行いながらITの資格を取得する

セールスエンジニアになるための手段の1つ目は、営業職を行いながらITの資格を取得することです。

 

セールスエンジニアは、エンジニアと営業職という2つの役割を持つ仕事です。営業職からセールスエンジニアを目指す場合、営業職として営業力を磨きながらIT技術に関する勉強をしなければなりません。

 

IT技術に関する勉強をするにあたって、基本情報処理技術者や応用情報処理技術者といった資格の取得を目指すといいでしょう。その他にも、セールスエンジニアに役立つ資格であるITストラテジスト試験を受験するのもおすすめです。

 

▼関連記事
基本情報技術者試験が就職で有利に働く5つの理由!資格が活かせる仕事も紹介

技術職からジョブチェンジする

セールスエンジニアになるための手段の2つ目は、技術職からジョブチェンジするということです。

 

セールスエンジニアにとって、技術面に関する知識や技術は必要不可欠です。セールスエンジニアになるために、まずは技術職として経験を積み、その後セールスエンジニアにジョブチェンジする方法もあります。

 

技術職として得た知識や経験は、セールスエンジニアにジョブチェンジした後も活かすことができるでしょう。

未経験でも入社後にスキルを身に付ける

セールスエンジニアになるための手段の3つ目は、未経験でも入社後にスキルを身に付けるということです。

 

専門的な知識や技術を要するセールスエンジニアですが、中には未経験可の求人もあります。もしくはセールスの経験があれば比較的スムーズにセールスエンジニアとして働くことができますが、未経験でも入社後にスキルを身に付けるという方法もあります。

 

未経験の場合、まずはエンジニアとしての知識や技術を身に付けるために勉強しなければなりません。

派遣社員のセールスエンジニアを募集している求人を探す

セールスエンジニアになるための手段の4つ目は、派遣社員のセールスエンジニアを募集している求人を探すということです。

 

派遣のセールスエンジニアは、未経験でも可能な求人があるのがポイントです。派遣の求人の場合でも、やセールスの経験がある場合は優遇されることがほとんどです。

セールスエンジニアとして働くやりがい

技術職と営業職の2つの側面を持つセールスエンジニアは、豊富な知識と営業力が求められます。様々な知識を身に付ける必要のあるセールスエンジニアの仕事に対して、大変な印象を受ける人も多くいるでしょう。

 

しかし、セールスエンジニアはクライアントの悩みや課題を解決に導くことができるやりがいのある仕事です。

 

クライアントの悩みや課題を解決することでクライアントとの信頼関係を築ける、営業担当を技術面からサポートして社内で信頼を得られるなど、多くの人や企業と関係を構築できる点もセールスエンジニアのやりがいと言えるでしょう。

セールスエンジニアとは幅広い専門知識を必要とする職種

セールスエンジニアとは、クライアントと営業者、技術部門を仲介しながら自社の商品やサービスを販売する職種です。エンジニアと営業職、2つの側面を持つセールスは、幅広い専門知識が必要になります。

 

セールスエンジニアとして活躍するには、エンジニアとして得た知識を使いながらクライアントや各部門と綿密にコミュニケーションを取るなど、多岐にわたる能力が必要となります。

 

セールスエンジニアになるにはいくつかの方法がありますが、どのような道を選んでも、営業職として多くのことを学ぶことが大切です。

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