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設問:「高校から現在までに、目標を掲げて積極的に挑戦した取り組みは何ですか。また、その目標を設定した理由と具体的な行動、結果も併せて教えてください。(500 文字以内)」
私が大学生活の中で主体的に取り組んだのは研究活動です。私は、大学での研究活動を通じて、私は「成果を社会に還元できる研究者になる」という目標を掲げ、自ら考えて行動する力を培ってきました。理由は、この経験
が、将来的に企業で研究開発に携わる際の礎になると考えたためです。特に重視したのは、「研究内容を的確に伝える力」と「独自性のある研究テーマの構築」です。 このために私は、研究室外の研究会や学会にも積極的に参加し、異なる分野の知見や視点を取り入れるよう努めました。日常的な研究だけでなく、異分野の研究者との交流やフィードバックの場を持つことで、自分の考えに偏りがないかを常に検証してきました。 その結果、複数の学会で発表を重ねる中で評価を受けることができ、現在はその研究成果を論文としてまとめる段階にあります。単に知識を深めるだけでなく、それを社会や他者にどう伝え、活かしていくかを常に意識する姿勢が身についたと感じています。
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設問:高校から現在までに直面した最も大きな困難は何ですか。また、それを乗り越えるために実施した取り組みと工夫した点についても具体的に教えてください。(400)
学部時代、有機合成に関する研究に取り組む中で、なかなか思うように成果が出ず、長期間にわたって試行錯誤を繰り返した経験があります。 当初は、ある特定の化合物の合成を目指して実験を重ねていましたが、反応が
進まず、望む生成物が得られない日々が続きました。この状況を打破するため、過去の実験結果を整理し直し、反応条件や試薬の選定を一から見直すことにしました。また、国内外の文献を広く調査し、似た構造を持つ化合物の合成ルートや失敗例を参考にしながら、異なるアプローチを取り入れてみるなど工夫を重ねました。その結果、最終的に目的とする化合物を高純度で得ることに成功し、現在はその化合物を用いた応用研究も進められています。 この経験を通じて、「粘り強く、ひとつひとつの工程を大切に積み上げる姿勢」が結果につながることを実感しました。今後も、一見うまくいかない場面でも前向きに取り組み、着実に解決策を見出していける人材でありたいと考えています。
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設問:数ある業界・企業の中でマルハニチロのオープンカンパニーを志望する理由と、意気込みを教えてください。(300)