【業界座談会#3】大手外資コンサル社員が業界の現状と就活対策について語る「覆面座談会」3/4

第3弾の「覆面座談会」は、大手外資系コンサルティング企業で働く社員の皆様にお集まりいただきました。今回は、エントリーシート(ES)対策や自己PRの方法について詳しくお話を伺っていきます!

■関連記事
【業界座談会#3】大手外資コンサル社員が業界の現状と就活対策について語る「覆面座談会」1/4
【業界座談会#3】大手外資コンサル社員が業界の現状と就活対策について語る「覆面座談会」2/4

座談会に参加していただいた方々のプロフィール

・Aさん(男性)外資系コンサルティング企業A 一橋大学商学部卒 新卒入社
・Bさん(女性)外資系コンサルティング企業A 早稲田大学文化構想学部卒 新卒入社
・Cさん(男性)外資系コンサルティング企業B 某私立大学卒 中途入社
・Dさん(女性)外資系コンサルティング企業C 慶応義塾大学SFC総合政策学部卒 中途入社
・Eさん(男性)外資系コンサルティング企業D 神戸大学卒 中途入社

ESはオリジナリティを意識しよう

f:id:hito-contents:20180517134500j:plain

司会:それでは、ここから具体的な就活プロセスについて伺っていきたいと思います!まず、皆さんがどのようなES対策をしていたのか教えていただけますでしょうか。

Aさん:私の就活におけるコンセプトは「相手を自分で選び、相手に自分を選ばせる」というものでした。自分が受ける会社は自分で選びますよね。それと同じように、相手(企業)に自分がどういう人間か正直に示し、自分がその企業に適しているかどうかを相手に判断してもらうことが大切だと考えていました。
エントリーシートは相手に自分がどういう人間かを示す最初のステップですので、ESを作成する際は「嘘偽りない自分」をいかにわかりやすく伝えられるか、という点に気をつけていました。

司会:ご自身がどういう人間かを示すために、ESで具体的に工夫された点はありますか?

Aさん:まず、他人が書いたESは一切見ないようにしました。また、よく「これで受かる!業界別ESの書き方」みたいな就活本がありますが、そういうものも一切活用しませんでした。余計な知識や先入観なしに、嘘のない自分をわかりやすく伝えることに注力したかったので。あとは、他人にESを見てもらって何度も書き直すということも徹底して行いました。

司会:なるほど。毎年、有名企業の内定を獲得した学生のES実例が出まわるようですが、翌年には必ずそれを真似たESが出てくるそうです。企業の人事もそこは見抜いていて「また同じようなESか…」という状況らしいので、文章構造は参考にするとしても、要素は自分のオリジナリティを前面に押し出すべきですね。では、Bさんお願いします!

Bさん:ES対策としてはとにかく、自分を全く知らない第三者が読んでもわかる文章作成を心がけました。外資コンサルのESではやはり留学経験をアピールしましたね。
ちなみに私は大学のつてを使ったOB訪問はしませんでしたが、visitOBというアプリで今の会社の座談会に参加しました。座談会は、選考前に会社の雰囲気を確認するには非常に効果的です。今働いている会社の人と気さくに話せたので、人柄がよくわかり、親近感が持てましたね。

司会:やはりESは自己紹介的な要素が強いので、あくまで自分らしくかつ第三者でもわかりやすくというのが鉄則なんでしょうね。今は就活用のアプリも要チェックですね!インターンだけでなく座談会も積極的に参加して、その企業で働く人に直接触れることで、ESに書く志望動機などを充実させることができるでしょう。

海外の文化や考え方を理解する姿勢を

f:id:hito-contents:20180517134523j:plain

司会:ES対策、そして面接対策にも繋がっていきますが、外資コンサルを受ける時に武器になる経験やスキルは何だと思いますか?

Eさん:直近で一緒にお仕事をしたディレクターの方が、海外で仕事をしていて、海外の案件に強みを持っている方だったんですが、そういう方を見ているとやはり留学経験があると有利だなと思います。

司会:もし学生に戻れるなら留学しますか?

Eさん:はい、間違いなくしますね!英語を話せることも大切ですが、それと同じくらい「海外の文化や考え方を理解できている」ことも、業務上とても大事だと思います。例えば、海外は何でも契約社会ですから、業務上でもきちんと決め事を明確化、文書化することが求められます。日本のように暗黙のコンセンサスというのは、通用しません。
また、私も一応英語はできるんですが、海外の案件に入った時、英語でインタビューやミーティングをしていると、どうしても理解できない部分が出てくるんです。特に訛りとか。英語が母国語の方とそうでない人で、発音が微妙に違うんです。例えばヨーロッパ系イタリア人は、データ(Data)のことをダータと発音したり。そういった場面に出くわすと、やはり最初は戸惑いました。

司会:外資コンサルのリアルな現場のお話、ありがとうございます。他にも、実際にコンサルの現場で働いているからこそ見える、必要なスキルなどはありますか?

Eさん:新卒入社の社員と交流する機会もあるのですが、やはり優秀な人が多いなと思います。最低限、ロジカルシンキングやフェルミ推定を勉強している人は多いですね。ちなみに、留学経験を持っている社員も2~3割くらいはいるかなと思います。

司会:留学経験はあるにこしたことはないが、基本は地頭の良さを求められているということですね。地頭は努力だけで変えられるものではないですが、今からでも努力することで得られるものでいうと、何かありますでしょうか。

Cさん前回お話した、学部生の時の最初の就活では外資系コンサルに全て落ちてしまったけど、大学院に進学して2回目の就活で見事外資コンサルの内定を取った同期の話なんですが、彼はOB訪問をよくしてたらしいです。私たちの大学は外資系コンサルティングファームに就職したOBは少ないのですが、ゼミの教授のツテを使って徹底的にリサーチしていたらしいです。

司会:なるほど。就職活動と営業活動は似ているところがあると思います。営業は、自社の商品やサービスをクライアントに売りますが、就活は自分という商品を企業に売り込むわけです。当然ですが、売れる確率が一番高い商品は「相手が欲しがるもの」ですよね。「相手が欲しがるもの」を売るには、それがどういうものかということを分析する必要があります。相手が欲しがっているものを把握するために、どれだけ情報収集しどれだけそれに近づけられるか、事前準備が非常に大事なんですね。OB訪問をして徹底的にその企業についてリサーチし、知識をつけておくことは決して無駄になりませんね。

外資コンサルへの就職は今がチャンス!?

司会:ちなみに現状で言うと、外資コンサル企業の採用状況はどのようになっているのでしょうか。

Eさん:企業の中には、優秀な学生を囲い込むために、現場で働く社員がリクルーターとなって学生と面談などをおこなっているみたいです。あと、コンサルティングファームは少数精鋭のイメージが強いですが、今は新卒・中途共に大量採用しているので大チャンスですよ(笑)。

司会:それは、ビックニュースですね!外資系コンサルティングファームでも大量採用するタイミングが生まれるということを、就活生の方々に知っていただきたいです。

次回は、いよいよ就活のハイライトシーンの面接と外資系コンサルティング企業特有のキャリア形成についてお伺いしていきます!

 

次回へ続く

関連リンク

【業界座談会#3】大手外資コンサル社員が業界の現状と就活対策について語る「覆面座談会」1/4
【業界座談会#3】大手外資コンサル社員が業界の現状と就活対策について語る「覆面座談会」2/4
コンサル/シンクタンクの就活情報・新卒採用クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

 

f:id:hito-contents:20171011185133p:plain

司会・執筆:草地稔

大阪生まれ。立教大学経済学部卒業後、リクルートに入社。広告ディレクターとして10年修行積む。日本経済新聞社主催環境広告ポスター展で優秀賞受賞。その他社内の広告賞受賞多数。その後インターンシップ企業でフリーペーパーを創刊し、4年半で10万部まで伸ばす。編集部在籍の学生の就活サポートを実践し、電通、三菱商事、リクルート他有名企業へ続々と内定した。この時、学生時代の実績作りとPR方法で就活の結果が全く異なることを実感する。その後ベンチャー企業や上場企業の取締役を経て、株式会社DAWDYを設立。現在、Web企画の運営、オウンドメディアのプロジュースを中心に活動している。