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【25卒向け】IT業界就職人気企業ランキング ランクイン企業にインタビュー ニッセイ情報テクノロジー株式会社

※本記事は、2023年8月31日記事公開の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
楽天みん就『2024年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング』の「社会に役立つ仕事ができそう」「社風・居心地が良さそう」「教育研修が充実していそう」「説明会を通じ理解が深まった」と数多くの項目で見事1位(※1)に輝いたニッセイ情報テクノロジー。同社の魅力について掘り下げていきます。

(※1)2024年卒結果  IT業界新卒就職人気企業ランキング
・仕事の魅力:https://www.nikki.ne.jp/rd/168890/
・働き方の魅力:https://www.nikki.ne.jp/rd/168891/
・採用広報の魅力:https://www.nikki.ne.jp/rd/168892/
2024年卒業予定登録学生会員に対し、2022年4月7日~2023年3月23日に行った「楽天みん就」上でのWebアンケートおよび、楽天みん就主催の就職イベントでのWebアンケート・紙アンケートでの結果に基づきます。

”いのちを支える”産業のプラットフォーマーを目指す

ーニッセイ情報テクノロジー様についてご紹介ください。

牧野さん
当社は、日本生命のIT戦略を担う会社として1999年に誕生しました。設立以来、日本生命の情報システム構築で培ったノウハウを活かし、一般マーケットへもビジネスを展開しています。近年ではシステム開発に留まらず、コンサルティング事業なども行い、全社の売上げのうち4割以上は一般マーケット向けのビジネスが占めています。積極的にITマーケットを開拓し、そこで得た知見をグループに還元することで、グループ全体に貢献しています。

 

谷垣さん
当社は、保険・共済、年金、ヘルスケアといった“いのちを支える”産業にITで貢献していくことが使命であると考えています。社会や生活の基盤となるサービスを提供するプラットフォーマーを目指したい、そんな想いを持ち、新たな価値創造に社員一丸となって取り組んでいます。

常に「学生視点」を忘れない

ー24卒向け採用活動で新たに取り組まれたことがあれば、教えてください。

牧野さん
他社では若手社員と懇談の機会を設けているところが多いと聞きますが、当社では24卒向けにインターンシップの時期から役員や部長層との懇談イベントを行いました。

 

ーなぜあえて年齢が離れている役員の方々と交流する機会を設けたのでしょう?

牧野さん
まずはニッセイ情報テクノロジーがどんな会社で、何を目指しているのかを知って欲しい。そして、そのことについて実際に経営の舵取りをしている立場の役員から話すことで、学生の皆さんにより納得感をもって聞いていただけるのではないかという狙いがあります。

 

谷垣さん
学生の皆さんは、経営に関わる役員の人たちの話を、普段聞けるチャンスはなかなかありません。当社の役員との対話を通じて、学生の皆さんが10年後、20年後の自分の社会人像を考える、いいきっかけになればという意図もありました。

 

ーでもいきなり年の離れた役員の方と話をするのは難しいのではないでしょうか。

 谷垣さん
もちろん、最初は学生の皆さんも構えてしまいます。ですから、開始直後はパネルディスカッション形式で役員と部長クラスの2~3名で、業界研究に役立ちそうなテーマについて話をしていただきました。例えば、「ユーザー系SIerって何が面白いのか?」「そもそもSIerはどんな仕事をしているのか?」などです。

 

牧野さん
後半には質疑応答の時間も設けています。時間が経つにつれて、学生の皆さんもその場の雰囲気に慣れてくるので、その頃には積極的に質問をしていましたね。

 

ー長丁場になる就職活動ですが、時期に合わせたイベントを実施されたのですね。

 谷垣さん
学生の皆さんのコンディションに合わせて情報提供するタイミングを考慮し、内容を変えるなど、工夫を重ねています。SIerは学生の皆さんにとって、わかりにくい業態なので、経験豊富な役員から実際に話をしてもらうのは有意義だと考えています。

 

ーインターンシップで登壇された役員や部長層の反応はいかがでしたか。

 牧野さん
実は登壇前は緊張されている方もいたりします。一方で、登壇後の反省会では「こうした方が、学生の皆さんに伝わりやすいのではないか」などの意見を役員や部長層からいただくことが多いです。そういったことからも、業界や当社の魅力を伝えたいという思いを持ってイベントに臨んでいることが伝わってきます。

 

ー複数の方が登壇するのにも意図があるのでしょうか。

 牧野さん
当社には様々な専門性を持った社員が在籍しているので、色々なキャリアの選択肢を見ていただきたいという気持ちがありました。また、複数の社員と関わりを持っていただくことにより、当社の社風を実感していただくという狙いもあります。こうした取り組みの成果もあってか、「社風・居心地が良さそう」で1位にランクインすることができたのだと思います。

 

ー学生の皆さんの反応はいかがでしょう。

 谷垣さん
毎回、アンケートを実施しているのですが、役員のパネルディスカッションは好評です。
質問に対しても自然体で丁寧に答えてくれるというようなコメントも多く見られたので25卒に向けても継続して取り組みを続けていく予定です。

 

ー新卒採用についての特徴を聞かせてください。

 牧野さん
「人と向き合うIT」というコーポレートメッセージのとおり、私たちの仕事は、人と向き合う機会がとても多いのが特徴です。採用活動においても学生の皆さん一人ひとりとしっかり向き合うことを大切にしています。実際に、面接の場面では、1対1で1時間じっくりと対話する機会を設けています。

 

ーどうして1時間という長めの時間に設定しているのでしょうか。

 谷垣さん
私たちは、面接を「相互理解」の場と捉えています。企業が学生の皆さんを評価するという側面だけでなく、学生の皆さんが就職先となる企業を選ぶ場でもあるからです。面接を通じて、当社への理解をさらに深めていただき、共感できる部分があるか、働くイメージが持てるかといったことも含めて、しっかりと見極めていただきたいんです。そのため、1時間の面接のうちの約半分を学生の皆さんからの逆質問を受けるための時間としています。最近では、社員が感じる仕事のやりがいや、どういう人が活躍しているのかといったことを聞かれることが多いですね。

 

牧野さん
ときには話が盛り上がり過ぎて、1時間を超過してしまうケースも(笑)。ちなみに当社の面接は、基本的に人事担当者ではなく現場の社員が担当します。学生の皆さんにシステム開発の実業務への理解を深めていただくことが目的です。ぜひ、いろんな質問をして、当社の社員の等身大の答えを聞いてほしいです。

ー「インターンシップが魅力的だった」という項目でも7位にランクインしていましたが、インターンシップについて教えていただけますか。

谷垣さん
当社では、7~9月にIT業界の「上流工程」を体験できるプログラムを用意しています。お客様のビジネス課題をヒアリングし、ITを使った解決策を提案するところまで、ケーススタディーを通じて体験していただきます。10~11月には「プロジェクトマネジメント」を体験するプログラムを実施。システム開発のプロジェクトマネジメントの実際の仕事の進め方を理解していただける内容になっています。

 

ーかなり難しそうな内容に感じますが、ITの知識がないと参加できないのでしょうか。

 牧野さん
前提知識は全く必要ないです。文系・理系など出身学部にかかわらず、どなたでも参加いただけます。2022年度のインターンシップでは、延べ650名程の学生さんに参加いただきました。

 

谷垣さん
アンケートからは、「ワークショップを通じて、仕事への理解度が深まり、IT業界に興味を持った」などのようなうれしいご意見をたくさんいただきました。

 

ー新型コロナウイルス感染症が5類に移行しましたが、ワークショップの開催形式はどうなりそうでしょうか。

 牧野さん
継続してオンラインで実施する予定です。学生さんには、ロケーションを選ばずに参加いただけるという点はメリットですから。一方で、実際にオフィスに足を運んでみたいといったご意見もいただくので、今後は感染状況を注視しつつ、オフィスツアーについても前向きに検討していきたいです。

社員の成長にも前向きに取り組む

ー「社会に役立つ仕事ができそう」の項目では前年の3位からで1位にランクアップされました。

牧野さん
やはり、当社の事業領域は人々の安心した生活を支える役割を担うものなので、「社会貢献」を就職活動の軸にしている学生の方々から目を向けていただきやすいのかもしれません。

 

谷垣さん
加えて、24卒の会社説明会やインターンシップでは“いのちを支える” 産業に貢献するというメッセージを明確にお伝えするようにしました。これは当社の中期経営計画でもあるのですが、それが学生の皆さんの共感を得られたのかもしれません。いずれにしてもうれしい評価です。

 

ー「教育研修が充実していそう」でも2位から1位にランクアップされました。

 谷垣さん
これまでも社員の教育については力を入れてきたのですが、今年度から自己成長を促す取り組みとして、学びの手当などが増えました。支援や報奨金などを設けることで、資格取得や先端技術の習得を後押しする動きはさらに加速しています。

 

牧野さん
当社では、社員に向けて年間100コースを超える研修を提供しています。社員が自らの成長のために自由に選択して受講することが当たり前になっています。採用ホームページにも、取り組みの一部を掲載しているので、会社が「社員の成長」に惜しみない期待を寄せてくれていることが、学生の皆さんに伝わったのだと実感しています。

 

牧野さん
当社の新入社員は、すべてシステムエンジニア(SE)採用です。SEとしてキャリアをスタートさせた以後、どのような強みを持ったエンジニアを目指すのか、9つのキャリアコースを用意して、各コースにあわせた育成カリキュラムを整えています。ですので、さまざまな専門性を持つSEを目指して、キャリアをスタートするのに適した会社であると、評価をいただいた結果ではないかと思っています。

 

谷垣さん
日本生命グループの教育施設を当社の社内にも作り、そうした施設も動画に撮影して配信しました。口頭でお伝えするだけでなく、視覚的に見せることで説得力が増したのかもしれません。

 

ーなぜ人材育成に力を入れているのでしょう。

 谷垣さん
日本生命イズムの影響を受けているのは間違いありません。日本生命は全国に数万人もの営業職員がいて、人でビジネスを動かしてきた側面があります。ですから、いかにDXが進んだとしても、やはり「人がすべて」という思いが根底にあるのだと思います。

 

ー最後に学生の皆さんにメッセージをお願いできますでしょうか。

 谷垣さん
就職活動は社会を知る絶好の機会です。まずはさまざまな会社や社員に会ってみてください。その経験が自身の知見や視野を広げるきっかけになると思います。その中で新しい「自分らしさ」の発見もあるかもしれません。皆さんが自分にあった会社と出会えることを心から応援しています。

 

牧野さん
就職活動は自己実現の第一歩。ですので、正解はありません。自由にどん欲に「将来どうなりたいか」を考えて活動してください。それがIT業界で実現できそうであれば、ぜひ当社のイベントにご参加ください。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

今回インタビューを受けてくださった方

谷垣恵子さん

谷垣恵子さん

ニッセイ情報テクノロジー株式会社
ヒューマンリソース部
上席スペシャリスト

牧野寛之さん

牧野寛之さん

ニッセイ情報テクノロジー株式会社
ヒューマンリソース部
チーフ

採用サイトはこちら

https://www.nissay-it.co.jp/recruit/new/

関連リンク

2024年卒対象IT業界新卒就職人気企業ランキング結果(楽天みん就)
https://www.nikki.ne.jp/rd/168893/