楽天みん就『2023年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング』で総合ランキング28位(※1)(前年度51位(※2))に大幅ランクアップ。また、職種の魅力ランキング「SE」1位(※3)、雇用の魅力ランキング「教育研修に熱心そう」でも2位(※4)にランクイン。「人と向き合うIT」を掲げる同社のインターンシップや採用活動でのこだわりについて、インタビューしました。
(※1)2023年卒結果 総合ランキング:https://www.nikki.ne.jp/rd/166041/
(※2)2022年卒結果 総合ランキング:https://www.nikki.ne.jp/rd/166040/
調査期間・調査方法:2022年卒業予定のみん就会員学生に対し、2020年9月16日~2021年3月26日に行った「楽天みん就」上でのWebアンケートおよび、楽天みん就主催のオンラインイベント「みん就LIVE」「IT Job Festa LIVE」でのWebアンケートでの結果に基づきます。
(※3)2023年卒結果 職種の魅力ランキング SE:https://www.nikki.ne.jp/rd/166060/
(※4)2023年卒結果 雇用の魅力ランキング 教育研修に熱心そう:https://www.nikki.ne.jp/rd/166039/
調査期間・調査方法(※1)(※3)(※4)共通:
2023年卒業予定のみん就会員学生に対し、2021年4月8日~2022年3月25日に行った「楽天みん就」上でのWebアンケートおよび、楽天みん就主催のオンラインイベント「IT Job Festa LIVE」でのWebアンケートでの結果に基づきます。
社会の安心にITのちからで新たな価値を
ーニッセイ情報テクノロジー様についてご紹介ください。
谷垣さん
当社は、日本生命のIT戦略を担う会社として1999年に誕生しました。設立以来、日本生命の情報システム構築で培ったノウハウを活かし、一般マーケットへもビジネスを展開しています。近年ではシステム開発に留まらず、コンサルティング事業なども行い、全社の売上げのうち4割以上は一般マーケット向けのビジネスが占めています。設立当初から積極的にITマーケットを開拓し、そこで得た知見をグループに還元することも含めて、日本生命グループ全体のIT戦略を担う会社として立ち上がったところが当社の特徴であると考えています。
牧野さん
当社のビジネス領域は、保険・共済、年金、ヘルスケアといった社会保障領域に関わるものなので、ITで“いのちを支える”産業に貢献していくことが使命だと考えています。社会や生活の基盤となるサービスを提供するプラットフォーマーを目指したい、そんな想いを持ち、新たな価値創造に社員一丸となって取り組んでいます。
採用活動は学生さんと向き合う場
ー新卒採用においてはどのような特徴がありますでしょうか?
牧野さん
「人と向き合うIT」というメッセージのとおり、私たちの仕事は、人と向き合う機会がとても多いんです。採用活動においても学生のみなさん一人ひとりとしっかり向き合うことを大切にしています。実際に、面接の場面では、1対1で1時間じっくりと対話する機会を設けています。
ー1時間をかけて実施するのはどのような意図でしょうか?
谷垣さん
私たちは、面接を「相互理解」の場と捉えています。企業が学生さんを評価するという側面だけでなく、学生さんが就職先となる企業を選ぶ場でもあるからです。面接を通じて、当社への理解をさらに深めていただき、共感できる部分があるか、働くイメージが持てるかといったことも含めて、しっかりと見極めていただきたいんです。そのため、面接では学生さんからの逆質問をうける時間も設けています。最近では、社員が感じる仕事のやりがいや、どういう人が活躍しているのかといったことを聞かれることが多いですね。
牧野さん
話が盛り上がり過ぎて、ときには1時間を超過してしまうケースもあったり(笑)。ちなみに当社の面接は、基本的に人事担当者ではなく現場の社員が担当します。学生のみなさんにシステム開発の実業務への理解を深めていただくことが目的です。ぜひ、いろんな質問をして、当社の社員の等身大の答えを聞いて欲しいです。
ーインターンシップについて教えていただけますか。
谷垣さん
毎年好評をいただいているインターンシップは、7~9月にIT業界の「上流工程」を体験できるプログラムを実施しています。お客様のビジネス課題をヒアリングし、ITを使った解決策を提案するところまで、ケーススタディーを通じて体験していただきます。10~11月には「プロジェクトマネジメント」を体験するプログラムを用意。システム開発のプロジェクトマネジメントというのは、どんな風に仕事を進めていくものかを理解していただける内容になっています。
牧野さん
インターンシップへの参加は、ITの前提知識がなくても大丈夫。2021年度には、理系・文系の出身にかかわらず、トータルで延べ600名ほどの学生さんにご参加いただきました。
参加者のアンケートからは、「ワークショップを通じて、仕事への理解度が深まり、IT業界に興味を持った」というような嬉しいご意見を沢山いただきました。上流工程のプログラムでは、グループワークを通じて策定いただく提案内容に対して、私たちがお客様目線に立ってフィードバックするんです。時には、厳しいアドバイスも遠慮なく(笑)。予想に反して、学生のみなさんからは「社会人の先輩から真剣にフィードバックをうけ、これまで考えたことがない視点をもらえた」というような前向きな反応が多かったです。
谷垣さん
インターンシップの目的のひとつは、IT業界に興味を持ってもらうこと。お互いに入社後のアンマッチを防ぎたいという思いが根底にあります。ぼんやりとIT業界を目指して、実際に入社してみたらイメージと違うというのは、お互いにとってハッピーではないですから。ひと言にIT業界といっても、様々な業種・業態があるので、どの分野に興味が持てるのかなど自己分析を進めていただくためにも、情報提供を惜しみなく行っています。
ー新型コロナウイルス感染症の影響でインターンシップもオンラインでしょうか?
谷垣さん
はい、現在はオンラインで実施しています。学生さんには、ロケーションを選ばずに参加いただけるという点はメリットだと感じています。一方で、実際にオフィスに足を運んでみたいといったご意見もいただくので、今後はオンラインと対面をうまく組み合わせたイベントを企画していけたらなと思っているところです。
社員一人ひとりの成長にも向き合う
ー雇用の魅力ランキングでは、「教育研修に熱心そう」という項目で2位(※4)にランクインされていますが、その背景をどのようにお考えですか。
牧野さん
当社では、社員に向けて年間80コースの研修が提供されていて、社員が自らの成長のために自由に選択して受講することが当たり前になっています。採用ホームページにも、取り組みの一部を掲載しているので、会社が「社員の成長」に惜しみない期待を寄せてくれていることが、学生さんに伝わったのだと実感しています。
ー職種の魅力ランキングでは、「SE」という項目で1位(※3)にランクインされていますね。
牧野さん
当社の新入社員は、すべてシステムエンジニア(SE)採用です。SEとしてキャリアをスタートさせた以後、どのような強みを持ったエンジニアを目指すのか、9つのキャリアコースを用意して、各コースにあわせた育成カリキュラムを整えています。なので、様々な専門性を持つSEを目指して、キャリアをスタートするのに適した会社であると、評価をいただいた結果ではないかと思っています。
ーなぜそこまで人材育成に力を入れているのでしょう。
谷垣さん
日本生命イズムの影響を受けているのは間違いありません。先日、日本生命の現社長である清水博社長に社内で講演をいただいたのですが、その最後に「人は財産、人は力」という言葉が出てきました。今では当たり前のように「人財」という表現を目にするようになりましたが、日本生命グループでは、かなり前からこの考え方が根付いています。日本生命は全国に数万人もの営業職員がいて、人でビジネスを動かしてきた側面があります。ですから、いかにDXが進んだとしても、やはり「人がすべて」という強いメッセージとして心に響きました。
ー総合ランキングでも大幅にランクアップされた理由はなぜだと思われますか?
牧野さん
採用ホームページをリニューアルし学生目線での情報発信に力を入れたこと、また、インターンシップや会社説明会などを通じて、学生のみなさんとしっかり向き合えたことの結果だと思います。私自身は文系出身でSEになったので、学生時代を振り返りつつ、就職活動をしていた当時の考えも織り交ぜながら、できるだけ学生のみなさんに伝わりやすく心掛けて、アプローチを工夫していったのも良かったのかもしれませんね。
谷垣さん
コロナ禍でオンラインによる就職活動が主流になったこともあり、これまで以上に学生のみなさんと接する機会を多く作ったことも影響していると思います。昨年から、インターンシップに加えて、当社の役員や部長層とのトークセッションを通じて一緒にキャリアを考える場を設けました。私たちも就職活動を経験した立場として、特に就職活動の初期段階では、OBOG訪問などで若手社員の方々と接する機会が得られる一方で、中長期的なビジョンを持つ経験豊富な社員の方々と接する機会が少ないと感じていたんです。できれば学生の皆さんには、数年先の未来だけでなく、将来のキャリアまで思いを巡らせて欲しいという考えから、そのような場を設けました。
牧野さん
参加してくれた学生のみなさんは、やはり最初は緊張もみられましたが、役員と社員同士がざっくばらんにセッションする姿を通じて、和気あいあいとした雰囲気を感じていただけたのかなと思います。場が温まったところで質問をうけつけると、学生さんたちも遠慮なく色んな質問をしてくれました。
ー最後に学生の皆さんにメッセージをお願いできますでしょうか。
谷垣さん
就職活動は社会を知る絶好の機会です。まずは様々な会社や社員に会ってみてください。その経験が自身の知見や視野を広げるきっかけになると思います。その中で新しい「自分らしさ」の発見もあるかもしれません。みなさんが自分にあった会社と出会えることを心から応援しています。
牧野さん
就職活動は自己実現の第一歩だと思います。なので、正解はありません。自由に貪欲に「将来どうなりたいか」を考えて活動して欲しいと思います。それがIT業界で実現できそうであれば、ぜひ当社のインターンシップにご参加ください。みなさんにお会いできることを楽しみにしています。
今回インタビューを受けてくださった方

ニッセイ情報テクノロジー株式会社
ヒューマンリソース部
マネジャー

ニッセイ情報テクノロジー株式会社
ヒューマンリソース部
チーフ
採用サイトはこちら
https://www.nissay-it.co.jp/recruit/new/
関連リンク
2023年卒対象IT業界新卒就職人気企業ランキング結果(楽天みん就)
https://www.nikki.ne.jp/rd/166041/