【就活対策】Webテスト玉手箱とは?対策のコツとおすすめ練習問題

2018-06-04 更新

玉手箱は就活で使われるWebテストのひとつで、高いシェアを誇っています。就活のWebテストで有名なSPIとは少し形式が違うので、別途対策が必要です。今回はその玉手箱の対策方法やおすすめの問題集を紹介します。

WebテストはSPIと違う?就活で必要になる玉手箱とは

就活の適性検査には大きく以下の3つのタイプに分けられます。

(1)ペーパーテストのタイプ
(2)テストセンターでパソコンを使って受けるタイプ
(3)自宅などでパソコンを使って受けるタイプ

玉手箱とは(3)自宅受検型のWebテストのことです。多くの企業で実施されているので、受検する可能性が高いといえます。概要から確認して、早めの対策を始めましょう。

webテストのひとつ、玉手箱の特徴と出題内容について

■玉手箱の概要

・シティバンク銀行、日産自動車、任天堂といった有名企業でも実施されている

・テストを提供しているのは日本エス・エイチ・エル(SHL社)という会社で、他にも「CAB」や「GAB」といった採用活動で使うための試験を数多く作成している

・SPIと同様、玉手箱は能力テストと性格テストから構成されている
つづいて特に対策の必要な能力テストの出題内容や特徴を確認しておきましょう。

■能力テストの出題内容

玉手箱の出題内容は大きく計数、言語、英語に分けられます。英語は実施する企業と実施しない企業がありますが、計数と言語に関してはほとんどの企業で実施されています。

・計数について
計数は数学に近い分野で、以下のように3つの問題形式があります。

(1)四則逆算
簡単な方程式のような問題です。

(2)図表の読み取り
グラフや表を読み取り、設問に答えます。

(3)表の空欄の推測
表の空欄に入る数値を選ぶ問題です。

・言語について
言語は国語に近い分野で、以下のように3つの問題形式があります。

(1)論理的読解
文章を読み、設問に書かれている内容が正しいか判断する問題です。

(2)趣旨判定
文章を読み、趣旨として正しいかどうかを判断する問題です。

(3)趣旨把握
文章を読み、趣旨として正しいものを選ぶ問題です。

・英語について
英語は2つの問題形式があり、問題文も設問も英語で書かれています。

(1)論理的読解
文章を読み、設問に書かれている内容が正しいか判断する問題です。

(2)長文読解
文章を読み、設問文に対して正しい答えを選ぶ問題です。

■玉手箱の特徴

・企業によって問題形式の組み合わせが異なる
計数、言語、英語を合わせると8つの問題形式があります。これらの問題形式のなかから企業ごとに異なる組み合わせで実施されるという点が玉手箱のひとつの特徴です。

・時間制限が厳しい
問題形式ごとに制限時間が設けられていて、1問あたりの時間が短いという特徴があります。計数問題では電卓を使用したほうがいいでしょう。

・出題される問題は人によって違う
SPIのテストセンター型などと同様、受検する人によって異なる問題が出題されます。

▽Webテストに関する就活生のクチコミはこちら
就活テスト(Webテスト)のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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出典:写真AC

Webテスト玉手箱で高得点を得るコツは練習を積むこと

玉手箱は問題数が多く、時間制限が厳しいという特徴があります。そのような玉手箱で高得点をとるコツを6つご紹介します。

■わからない問題は飛ばす勇気を持つ

玉手箱に限らず適性検査全般にいえることですが、時間を有効に使う必要があるので、わからない問題に時間をかけ過ぎないことが大切です。問題を多く解くなかで、得意分野、不得意分野がわかってくると時間をかけるかどうかの判断がしやすくなります。

■問題集を繰り返し解こう

問題の形式がSPIと異なり、やや特殊なので問題を実際に解く練習を重ねましょう。問題の形式に慣れていくと徐々に集中力もついてくるので、練習の機会を多く持つことは大切です。玉手箱に限らず適性検査は選考の早い段階で行われるので、スタートを早めに切るよう心がけましょう。

■試験まで時間がないときは自力で考える時間を少なくする

試験まで時間がないときは、テキストの問題を見て、すぐ答えを確認し、そのあと自力で解けるか確認することもひとつの方法です。急ぎの場合、特に計数の分野では考える時間がもったいないともいえるので、短い時間で多くの問題にあたれるようにしたほうがいいでしょう。

■電卓を使いこなそう

練習のなかで意識したいのは電卓を使いこなすことです。玉手箱は自宅受検型なので、計算機を使えますが、練習を重ね、キーの位置なども徐々にからだで覚えていきましょう。

■なるべく大きい画面で受検しよう

複数のパソコンを使える環境にあるのであれば、なるべく大きな画面のものを選ぶといいでしょう。大学などにある大きなパソコンを使える場合、それを利用すると細かい数字なども見やすくなります。

■練習の機会を多く持てるようにしよう

玉手箱を実施する企業は多くあります。第一志望ではない企業で早めに受検する機会を持てるようにするのもひとつの方法です。

▽Webテスト完全突破法に関する就活生のクチコミ
8割が落とされる「Webテスト」完全突破法のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

玉手箱対策をして就活をスムーズに!おすすめの練習問題集

ここでは玉手箱対策におすすめの問題集を3つご紹介します。

■必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】

売上No.1という謳い文句の対策本です。文字が詰まり過ぎておらず、ところどころ重要なポイントで赤字が使われており、とても見やすいレイアウトです。余白が広いのでメモをとりやすいのも特徴のひとつです。今回おすすめする3冊のなかで一番ページ数が多く、情報も充実しています。

解答は別冊ではなく、問題のすぐあとについている形です。解答が別冊だと机のスペースを広くとってしまいがちなので、そういうことが気になる方にはメリットといえるでしょう。巻末には切り取り可能な「分数→少数換算表」がついています。この表に掲載されているものに関しては、わざわざ電卓を使わないで済むので便利です。

■Webテスト1【玉手箱シリーズ】完全対策

文字の大きさが大きくて読みやすく、全体的にコンパクトにまとまっている印象です。試験本番まで時間があまりないときに、さっと確認できます。英語や性格検査についてもまとめられているので、玉手箱全般の対策が可能ですよ。

■1日10分、「玉手箱」完全突破! Webテスト 最強問題集

文字数がやや多く感じますが、そのぶん解説は丁寧な印象です。実際にどういう画面で問題が提示されるのか、モデル画像があるので、受験するイメージを膨らませることができます。売上総部数No.1との謳い文句で販売されています。

この3冊のなかで特におすすめできるのは『8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】』です。問題数、見やすさ、適性検査全体の分析、出題されている企業の情報など、必要な情報が網羅されています。SPIなど他の適性検査についてもこのシリーズはおすすめですよ。

■対策に役立つWebサイトもある

書籍ではなく、Webサイトでも対策に役立つサイトがあります。ここではいくつかご紹介します。

・みんなのWebテスト http://webtest.jp/
多くの問題が掲載されているので、参考までに確認するといいでしょう。

・SPIノートの会 就活速報! http://www.spinote.jp/
問題は掲載されていないですが、就活の適性検査にはどのようなテストがあるのか概要を把握できます。『8割が落とされる「Webテスト」完全突破法』シリーズを出版するなど、就活の適性検査対策では有名なサイトです。

また、無料アプリもいくつか出されているので、試しにダウンロードして使ってみるのもおすすめです。

Webテスト玉手箱の対策は練習と集中力が重要

玉手箱は問題数が多く、同じ形式の出題が続くという特徴があります。難易度自体は必ずしも高くはありませんが、集中して取り組む力とスピードが求められます。問題集を繰り返し解くことで、徐々に慣れてくるので、時間を意識しながら問題の数をこなすようにしていきましょう。

参考

[1]SPIノートの会
[2]2017/8/2
[3] 必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2019年度版】
[4]洋泉社

[1]柳本新二
[2]2017/5/28
[3]1日10分、「玉手箱」完全突破! Webテスト 最強問題集'19年版
[4] 大和書房

[1]就活ネットワーク (編集)
[2]2017/5/24
[3]Webテスト1【玉手箱シリーズ】完全対策 2019年度 (就活ネットワークの就職試験完全対策2)
[4]実務教育出版

関連リンク

就活テスト(Webテスト)のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
8割が落とされる「Webテスト」完全突破法のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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著者:沖 圭祐

関西在住のライター、キャリアコンサルタント。 総合大学卒業後、大学受験予備校で進路相談の職員を経験。大学職員として勤務した後、ライター、キャリアコンサルタントとして独立。 現在では就職活動、転職活動、働き方といった分野を中心に記事を書いています。履歴書、エントリーシート、小論文作成のアドバイスや添削といった仕事もしています。食べることが大好きで、お土産やグルメの記事も執筆中。教員免許や国家資格であるキャリアコンサルタントの資格も所持しています。