営業職を希望する就活生必見!面接でよく聞かれる質問&回答例

営業職の面接には何か特徴があるのでしょうか?営業職の面接でよく聞かれる質問とその意図、そして具体的な回答例を代表的な業種に分けて紹介します。また、受け答えするときの考え方と注意点も合わせて参考にして下さい。

【面接前に知りたい】営業職に向いている人が持っている特徴と採用担当者が見ているポイント6つ

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まず面接前の情報として知っておきたい、営業職に向いている人が持っている特徴と採用担当者が見ているポイントをそれぞれ3点紹介します。

1.営業職に向いている人の特徴3点
(1)人と接するのが好きな人
営業職に向いている人の特徴で、基本的な人間的特性として「人と接するのが好き」は大前提と心得て下さい。毎日の仕事は人とのコミュニケーションや折衝で成立するので、人と接することが苦手、好きでない人にはありえない仕事です。
(2)成果にこだわる人
営業職には必ず目標が付いてきます。与えられた目標をなんとしてでも達成し、成果を得ようとする心意気がないと営業職は勤まりません。他社とのライバル意識や達成へのこだわりが仕事の原動力となるのが営業職です。
(3)精神的に強い人
目標達成が、あるときは厳しい現実の中で困難な状況は常に予想されます。交渉相手との不調、顧客の離反など想定される問題になんとか立ち向かえるのは精神的なタフさです。へこたれない気持ち、粘り強さなど精神的な強さは営業職にはなくてはならない要素です。

2.採用担当者が見ているポイント3点
(1)コミュニケーション能力や人当たりのよさ
営業職に必要な要素である「人が好き」という点を、採用担当者はコミュニケーション能力として見ています。面接でのやり取りに、質問に合った返事を返してくるかとか、返答するときの柔和さ、笑顔は人当たりのよさとして見ています。
(2)元気のよさ
営業職はどんな状況でも粘り強い元気さが求められます。面接の緊張下にあっても、仮にうまく応答できなくてもしょげたりうなだれたりすることは禁物です。採用担当者は常に元気のよさ、ハツラツさを見ています。
(3)ストレス耐性の強さ
目標達成に向けた努力は必須ですが、その過程で覆いかぶさってくる困難に対して跳ね返すストレス耐性の強さは採用担当者はチェックします。これまで一番苦労したこと、それをどう克服してきたかという質問などでストレス耐性を見ようとします。

【回答例つき】営業職の面接でよくある質問とその意図

営業職だからこそ聞かれる質問と意図、そして回答例を、代表的な業種ごとの特性に合わせて紹介します。

《まずはBtoC業種として、金融・保険・不動産・百貨店などです。営業対象は一般個人で、個人宅の戸別訪問をイメージして下さい。地道な開拓と深耕で顧客を増やしていきます。》

Q.友達や仲間は多いですか?また、仲間の中では、どんな役割ですか?
<意図>
特に個人営業では、人が好きで、人見知りせずに誰とでも仲良くなれ、友達や仲間の多い人を望んでいます。またその中でリーダー的な存在や、面倒見のいいタイプだと、個人的ネットワークがすぐ作れ、BtoCの個人営業、訪問営業には向いていると判断します。
<回答例>
「ハイ、学生時代を通じクラブ活動や趣味サークルで多くの友達や仲間を作ってきました。人見知りせず、誰とでもすぐ仲良くなれます。クラブでは、後輩や周囲から面倒見がいいと言われ、副部長を務めました。」

Q.好奇心は強いですか?
<意図>
営業では顧客とのコミュニケーション上、いろいろなことに興味があり会話ができることが大切です。特にBtoCで、消費財やサービス財の個人営業をする場合、話題の豊富さが大きな武器です。そこでこの質問を投げ、何でも食いついてやろうといった貪欲さを知ろうとします
<回答例>
「ハイ、大変強いと思います。とにかく、新しいことに興味があり知らないことは実際に自分で足を運んで見聞きするようにしています。また、マスコミやSNSで新しいことに出会うとすぐに友達と情報交換をして確認するなど、話題に遅れないようにするのが私の性分です。」

《次は、BtoB業種として、商社、メーカー、サービス業(IT、出版、印刷等)などです。法人対象に「取引先への企画提案営業」「販路開拓」などを仕掛けるので個人営業とは違い、コミュニケーション力より企画力、提案力を求めます。》

Q.顧客にとって一番よい営業マンはどんな営業マンですか?
<意図>
学生が考える営業マンイメージと、将来目指したい営業スタイルを聞くものです。「お客様本位」「目標必達」といった聞きかじりの答えではなく、顧客ニーズありきの企画や提案営業ができるタイプかどうかを尋ねています。営業力が主体の商社や提案型のサービス業は、顧客サイドに立った営業ができるかどうかを突っ込みます。
<回答例>
「ハイ、顧客にとって一番よい営業マンとは、顧客自身のニーズを引き出し役に立つ情報や知識を提案してくれる営業マンだと考えます。その結果、顧客に気に入っていただき営業目標の達成につながれば双方満足なのではと考えます。」

Q.学生時代に取り組んだ目標と、どのようにして達成したかを教えて下さい。
<意図>
営業職の目標は上司から降りてきますが、どう達成していくかという作戦は本人のプラニングがすべてです。新規開拓をどうするか、既存顧客のメンテナンスは、ライバル社からの防戦など取り組まなければならないことは山ほどあります。このときに何を優先させて取り組むかという思考が営業センスです。この思考力を学生時代の事例から引き出そうとしています。
<回答例>
「ハイ、クラブ活動で地区リーグ優勝を目指したことです。まず、現状の部員の戦力分析したとき、経験者がレギュラーの3人しかいないという中で、翌年以降の新人勧誘で、経験者勧誘に力を入れました。次に平常の練習メニューがマンネリ化しており、他リーグの有力校から情報を得てメニューを企画し直しました。結果、昨年のリーグ戦では…。」

《次の質問例は、業種に関係なく営業職共通のよくある質問例です。》

Q.これまで経験した中で一番の苦労は?またそれをどんなふうに克服しましたか?
<意図>
営業職種では、粘りやストレス耐性が求められますが、これを学生時代の経験から聞き出そうとします。どんな営業でも、目標に届かない苦労や顧客とのトラブルもあって、厳しい現実に直面することはしょっちゅうです。ここをどう乗り越えられるか、まさに粘りと根気の持ち主どうかを質問の回答から読み取ろうとします。
<回答例>
「ハイ、友人に誘われ学園祭の実行委員をしたときのことです。楽しい企画さえ立てればいいと簡単に引き受けたのですが、プログラムの決定から運営の細部、そして最重要の動員策に至るまで大変苦労し、実は動員で前年を大きく下回るという大失態をしてしまいました。終了後も協力してくれた外部の方々へのお詫び行脚など、あのときの苦労は今でも忘れられません。翌年、数々の反省をもとに粘り強く再度挑戦し、結果、前々年を上回る成果を得ることができました。具体的には、…。」

営業職の面接で受け答えするときの考え方や注意点3つ

営業職として聞かれやすい質問は以上ですが、一方で営業職希望だからこそ心掛けたい面接時の考え方と注意点を3点にまとめました。

1.明るくハキハキとした受け答えに徹する
営業職に求められる要素の「コミュニケーション力」「人が好き」というポイントは、質問への答え以外、受け答え方そのものからもしっかり見られます。常に笑顔を心掛け、ハキハキとした受け答えに徹することを忘れないようにします。

2.積極的にコミュニケーションを取る
面接場面では相手からの一方的質問がほとんどですが、最後の逆質問では積極的に発言し、コミュニケーションを取ります。また、面接までの待機時間、面接終了後でも、もし係員の人と話す機会があれば「ありがとうございました!」の一言でもいいので存在感を示します。

3.難しい質問でもなんとか答えようとする姿勢
面接の中で難しい質問がきたら、「うっ!」となって黙ることのないようにします。答えられない質問にもすぐ諦めず、「少しお時間ください!」とか、それでも言葉が出ないときはハッキリと、「勉強不足で申し訳ございません!」と、とにかく黙り込まないようにすることが大切です。

営業職の面接では明るく積極的な姿勢を見せることが重要

営業職は述べてきたように、「人が好き」からスタートし目標に向かって、積極的なコミュニケーションで仕事を成し遂げていきます。顧客と直接接し、仕事をすることは会社の顔になることであると肝に銘じ、面接では特に明るく受け答えに徹しましょう。

関連リンク

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著者:GAKUSUI

◆一部上場企業で人事・採用・能力開発を約15年経験。採用では、新卒を中心に面接官はじめ採用選考実務と管理職(採用課長、能力開発部次長)を経験。
◆採用業務だけでなく、人事異動、能力開発、教育訓練等トータルで経験。
◆上記企業で営業部、販売部、企画部で実務から管理職まで経験。また、転職経験もあり(中堅商社6年、国家公務員2年)。
◆新卒専門のキャリアコンサルタント(国家公務員)として直接大学生に対面指導。模擬面接、ES添削、自己分析指導等、就活カウンセリングの実務全般を2年間経験。その間、大学キャリアセンターと連携し講演実績あり。