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就職に有利な資格11選!取得するメリットやアピールする際のポイントを解説

就職に有利な資格があることをご存じでしょうか。本記事では、就職に有利な資格を11選をご紹介するとともに、資格を取得するメリット、その資格をどう活かすのかについてもご紹介します。資格を取得して、就活を有利に進めたい方はぜひチェックしてください。

「就職に有利な資格には何があるの?」
「資格取得のメリットって?」
「資格は就職にどう活かせるの?」
本記事では、就職に有利な資格をご紹介するだけでなく、資格を取得するメリットや取得した資格の活用方法までご紹介しています。

 

この記事を読むことで、どんな資格が就職に有利なのか、資格を取得した後にどのように就職で活かすことができるのかを知ることができます。

 

資格を取得することで面接時のアピールポイントになるほか、取得するまでの経過やその努力などで就職を有利に進めることができるでしょう。

 

もちろん、資格を取得するだけでなく、取得した資格をどう就職で活用するのかも重要です。就職活動の前に一歩でも先に進みたい方は、ぜひチェックしてください。

就職に有利な資格の選び方

出典:PIXTA

就職に有利な資格は複数存在しますが、あなたがどんな職業に就きたいかによって取得する資格を選びましょう。女性に人気のアパレル業界であればTOEIC、商社であれば簿記、営業職であれば秘書検定などがあります。

 

また、取得しやすい資格を選ぶのも良いでしょう。理系大学生であれば、ITパスポートやマイクロソフトオフィススペシャリストがおすすめです。簡単に取得できてしまうこともあるからです。

就職に有利な資格11選

出典:PIXTA

ここでは、就職に有利な資格11選をご紹介します。どんな資格に興味があるのか、どんな職業に就きたいのか、そのためにはどんな資格が強みになるのかなどを考えて資格を選ぶことが重要です。

1:日商簿記2級

会社の経営や管理に役立つ日商簿記の資格は就職に有利な資格の一つです。日商簿記2級を取得することで、企業の活動、会計業務を把握し、適切な処理と分析を行うことができるようになります。

 

申し込み受付開始日時は商工会議所により異なるため、事前に調べておくことをお勧めします。試験日の2か月前に受験を希望する地域の商工会議所までお問い合わせください。

 

出典:簿記 2級 | 商工会議所の検定試験
参照:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class2
アクセス日:2022.06.06

2:マイクロソフトオフィススペシャリスト

マイクロソフトオフィススペシャリストとは通称mosと呼ばれています。

 

mosの試験は「一般レベル:基本的な使い方」と「上級レベル:高度な使い方」の2つにレベルが分かれており、マイクロソフトオフィス製品ごとに資格内容が異なります。製品のバージョンごとに新しい機能が追加・改良されるため、バージョンごとに試験が用意されているのです。

 

理系の学部や専門学校では集団で取得が可能な場合もあります。また、パソコンが得意だという方はバージョンによって簡単に取得が可能なものもあります。

 

mosは「金融」「人材サービス」「不動産」「広告代理店」「食品メーカー」「公務員」など様々な業種で活かすことができ、就職に有利な資格といえるでしょう。

 

受験の方法は、オンラインで申し込みができる「一斉試験」と直接会場で申し込む「随時試験」があります。一斉試験は試験日の1ヶ月半~1ヶ月前から申込みが開始されるため、前もって調べておく必要があります。

 

一方で随時試験は全国1,700箇所の会場でほぼ毎日試験が開催されているため、試験会場を探し直接会場で申し込みください。

 

出典:MOS公式サイト|マイクロソフト オフィス スペシャリスト
参照:https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
アクセス日:2022.06.06

3:TOEIC

TOEICとは、英語のコミュニケーション能力を公正公平に評価する世界の基準となっているテストです。TOEICは合格の条件はなくスコアでレベルが表示されます。

 

文系の大学や語学専門の大学などでは卒業に必須とされている大学もあり、決められた点数を取得しなければ卒業ができない大学生もいます。しかし、アメリカなどに留学をされた経験がある方であれば短期間の勉強で高得点が狙えるでしょう。

 

TOEICは漢検や英検とは違い、一生の資格ではありません。2年という期限付きの資格のため、履歴書に記載する場合は注意が必要です。

 

人材を採用する際にTOEICのスコアを参考としている企業は40%以上となっています。また、日本でのTOEICの認知度は高くTOEICで高得点を取得していれば就職に有利な資格ということができます。

 

申し込みの受付は2ヶ月前から行っており、インターネットで申し込みが可能です。申し込みの期間は短く、事前に申し込みができる日程も多くはないため前もって調べておきましょう。

 

出典:【公式】テスト申込|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC
参照:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01.html
アクセス日:2022.06.06

4:フィナンシャル・プランナー(FP)

フィナンシャル・プランナー(FP)とは、人生の目標をかなえるために経済的な面から現実と擦り合わせ、夢に導く人を指します。

 

経済的な側面から、家計に関わる「金融」「住宅ローン」「保険」「教育資金」「年金」など幅広い知識で相談者と一緒に考え、サポートするための資格です。

 

フィナンシャル・プランナー(FP)の資格での就職先には、銀行、保険会社、証券会社などお金に関わる企業への就職者が多いです。これらの職種に就職したいと考えている方には特におすすめの資格です。

 

独学でフィナンシャル・プランナー(FP)の資格を取得できるのか不安な方もいるでしょう。2級FP技能士までの資格であれば通信の講座を受講することで資格を取得することができます。

 

通信で行う場合も、日本FP協会が主催する試験を行う場合も、2級と3級の試験は年に3回行われます。

 

通信の場合は、試験前の事前課題提出があります。各通信講座のホームページにてお申し込みをお願いいたします。また、日本FP協会での申し込みの場合、申し込み期間は2ヶ月前ですので事前に調べておきましょう。

 

出典:ファイナンシャル・プランナー(FP)とは|日本FP協会
参照:https://www.jafp.or.jp/aim/fptoha/fp/
アクセス日:2022.06.06

5:社会保険労務士

社会保険労務士とは、社会保険、労務関連の法律を熟知し、企業の人事や労務管理を行う人のことです。社会保険労務士は、国家資格である資格を取得している人のみが就くことのできる職業です。

 

就職先としては社会保険労務士事務所が主となりますが、企業の労務や人事、総務部でも需要があります。また、社会保険労務士は、通信講座でも取得可能です。約7か月という短い期間で取得ができる講座もあります。

 

出典:第54回(令和4年度)社会保険労務士試験のご案内|社会保険労務士試験オフィシャルサイト
参照:https://www.sharosi-siken.or.jp/
アクセス日:2022.06.06

6:日経TEST

日経TESTとは、自らの「経済知力の健康診断」です。情報を知っているだけでなく、その情報をビジネスでどのように活用できるかという「考える力」も評価するテストです。

 

あまり知られていない日経TESTですが、公式サイトによると、2021年12月時点で受講者数はすでに30万人、法人では300法人も受講しています。

 

この資格を取得することで、自分の強みを客観視して分析することができます。また、自分が就きたい職業や企業が現時点で経済的にどのような地位にあるのか、世間の評価はどうなのかなど掘り下げ、面接に挑むことができます。

 

出典:日経TEST【個人用】|日経ビジネススクール
参照:https://school.nikkei.co.jp/nn/special/ntest/individual/index.html?waad=qY5JEYi5&n_cid=nbsx_NKevesemi_2cnt&utm_source=NKevesemi&utm_medium=display&utm_content=responsive&utm_campaign=evesemi&n_cid=nbsx_evsm_res_2cnt
アクセス日:2022.06.06

7:中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルタントの資格の中で唯一の国家資格です。その名の通り、企業を診断し適切なアドバイスをするスキルを認定する資格です。主に中小企業の経営課題に対して様々な角度から診断し助言する仕事になります。

 

試験は、一次試験と二次試験に分かれており、一次試験は7科目を2日に分けて実施されます。二次試験は記述です。

 

出典:中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です|一般社団法人 中小企業診断協会
参照:https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html
アクセス日:2022.06.06

8:秘書検定

秘書検定とは、基本的な社会人としての常識を秘書技能という名称にして資格にしたものです。

 

秘書検定のレベルは4段階に分かれており、3級、2級、準1級、1級があります。3級は基本的な職場での常識を問われる問題です。1級になると、上司の仕事を把握し、上司が仕事をしやすいようにどのようにサポートできるか、行動できるかを問われるレベルになります。

 

社会に出て働く人なら誰でも備えておかなければならない基本的な常識を、秘書技能という名称に集約して検定問題として出題しています。

 

2022年度の試験の申込日は終了しています。来年度の申し込み受付期間は公式ホームページでご覧ください。

 

出典:ビジネス系検定|公益財団法人 実務技能検定協会
参照:https://jitsumu-kentei.jp/HS/index
アクセス日:2022.06.06

9:公認会計士

公認会計士は、三大国家資格といわれる資格の内の一つです。

 

公認会計士は、企業の財務管理に対して監査を行うための資格です。企業が誤った財務報告をしていないか、適切な会計処理をしているかなどを確認する役割を持っています。

 

監査業務のほかにも、税理士業務や、経理、コンサルティング業務などあらゆる会計分野の仕事で働くことが可能です。

 

出典:公認会計士とは|日本公認会計士協会
参照:https://jicpa.or.jp/cpainfo/
アクセス日:2022.06.06

10:ITパスポート試験

ITパスポートは通称iパスとも呼ばれている国家資格です。ITパスポートの資格では、基本的なITに関する知識が問われます。ビジネスシーンにおいてITの適切な知識と理解が求められています。

 

企業においてインターネットの利用は急速に高まり、欠かせないものとなっています。現代ではITの知識、それを活用できるのが当たり前になっており、IT自体も急速に高度化しているため、即戦力としてITスキルがある人は重宝されるのです。転職を考えている方にも人気の資格です。

 

知識を4択で問われる問題のため、大卒者だけでなく実務経験のない高校生でも取得が可能な内容となっており、学生のうちからでも比較的取得しやすい資格になっています。

 

また、普段からコンピュータを使用している情報系の大学や専門学校の方は短時間の勉強で取得が可能な場合もあります。

 

受験申し込みはホームページから行えます。会場は複数ありますので希望の会場を選択し、申し込みを行ってください。

 

出典:【ITパスポート試験】|情報処理推進機構
参照:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
アクセス日:2022.06.06

11:宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産業でよく聞く言葉ですが、不動産取引の専門家になるための国家資格です。

 

一般的に、宅地建物取引士は不動産会社での土地、建物の売買、賃貸物件の斡旋を行います。大学生の方で、経済学部や経営学部、法学部所属の学生であれば、大学内での取得が可能な場合もあります。

 

出典:宅建試験|一般財団法人 不動産適正取引推進機構
参照:https://www.retio.or.jp/exam/takken_shiken.html
アクセス日:2022.06.06

資格取得をアピールする際のポイント

就活に有利な資格を取得するだけでなく、その資格をどう就職活動に活かすかも重要です。ポイントの一覧は下記です。資格取得を就職活動でアピールする際ポイントを4つご紹介します。

  • 就職後にどう活かすのかしっかり伝える
  • 資格取得した目的を明確にする
  • 上の級を取る予定があるか伝える
  • 次に取得する資格についても触れる

就職後にどう活かすのかしっかり伝える

履歴書や面接で資格をアピールする際は、その資格が就職したい企業でどのように活かすことができるのかを伝えることがポイントです。

 

面接において、面接官は、あなたが記入した履歴書をもとに質疑を行います。従って、あなたが履歴書に取得資格を書いた時点であなたが持っている資格を面接官は承知しています。

 

資格を取得したあなたがそのスキル、知識をどう企業で活かすことができるのかという履歴書に書ききれない部分を、面接であなたの口から伝えることが重要なのです。

資格取得した目的を明確にする

履歴書に書ききれないもう一つの部分は、あなたが資格を取得した理由の部分です。資格取得は、言わばあなたの実績です。その資格をなぜ取得したのかの目的の部分、その資格を取得するまでの経験の部分をアピールしましょう。

 

そうすることでただ資格を取得したということだけでなく、その資格を通して、あなたにどんな計画性があるか、どんな経験をしたか、何を達成したのかを伝えることが重要です。

上の級を取る予定があるか伝える

現在取得している資格にもっと上のレベルや点数がある場合、継続して勉強し、上の級を取得する予定があることを伝えることも効果的なアピールになるでしょう。あなたの計画性や継続する力など、忍耐力などのアピールにつながります。

次に取得する資格についても触れる

次に取得する予定の資格について触れるのも効果的です。あなたの向上心や努力する姿勢を伝えることができます。そしてそこに向けて勉強中であるという意思も見せると効果的です。

就職に有利な資格を取得するメリット

出典:PIXTA

就職に有利な資格を取得するメリットは主に2つあります。将来、社会人になってから仕事でスキルを使うためにも資格取得は重要ですが、就職活動の際も活用できます。以降でそのメリットをご紹介します。

資格取得までの経過がアピールの材料になる

資格取得は過去に努力して取り組んだことの証になります。 mark>自分が過去に努力し成果を出したことの証明を履歴書に残すことができるので、その点で資格取得はメリットがあります。どのように努力したのかを面接の際に話すことによって、アピールの材料となるのです。

即戦力として評価されることがある

面接時に資格取得したことで得られた自分の強みをしっかりと伝えることで、会社の即戦力として期待されます。それが就職する際のライバルとの差別化になり、有利になる可能性もあります。

 

あなたの希望する会社で求められている資格であれば一層、即戦力として見られやすいです。近年では研修期間を短くするために、資格を取得している学生を積極的に採用している会社もあります。

 

就職に有利な資格を取得しておくことで、他の就職希望者との差別化を図ることができます。

就職に有利な資格を取得して就活や入社後に活かそう

出典:PIXTA

就職に有利な資格を取得することで、就活の際に活かすことができます。しかし、そのためにはしっかりとポイントを押さえて資格取得をうまく活用し就職活動に挑みましょう。

 

資格は取得して終わりではありません。自己啓発のために資格で得た知識やスキルをどう活かせるのかを考え、入社後の仕事で活用していくことが重要です。

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