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大学生で一人暮らしする時の部屋選びのコツ|家賃相場や初期費用を調べよう

大学生の部屋選びではどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。この記事では、一人暮らしのメリットや注意点、大学生が部屋選びをする際のコツ、生活に必要な準備について紹介します。この記事を参考にして新しい生活を始めてみましょう。

周りで一人暮らしをしている友人や先輩が増えてきた中で、自分も一人暮らしをしてみようと考える方も多いでしょう。

 

しかし、大学生は勉強やアルバイト、友人との交流などやることがたくさんあるため、通学しながら無理なく生活しやすい環境を作ることが大切です。

 

この記事では、大学生の部屋選びのコツや一人暮らしをすることによるメリット、注意点、初期費用やライフラインの確保など必要な準備について紹介します。

 

この記事を読むことで、部屋探しの選択肢が増えるとともに、部屋を選ぶ時に希望や条件も明確にしやすく、自分にぴったりな物件を見つけやすくなります。さらに、生活環境を整えることで自分の時間も確保でき、学業と家事の両立も踏まえた時間の有効活用もできるでしょう。

 

これから一人暮らしを始めてみようと考えている方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

大学生は一人暮らしをした方がいい?

出典:PIXTA

一人暮らしは、炊事や洗濯、掃除や買い物など、身の回りのことも全て自分でやらなければならず大変ではありますが、自立できる良い機会でもあります。

 

特に大学生での一人暮らしは、学業と家事との両立や時間の有効活用も身につけられるため、社会人になった時にも仕事とプライベートのバランスを考えやすくなるでしょう。

大学生が一人暮らしをする利点

一人暮らしをすると自分のことは全て自分自身でやらなくてはならないため、初めのうちは慣れずに苦労することも多いです。しかし、大学生のうちから一人暮らしをすることで様々なメリットがあります。

 

ここでは、大学生の一人暮らしによるメリットを5つ紹介します。

  • 自分の生活リズムで過ごせる
  • 家事の習慣がつきやすい
  • 自立心が芽生えやすい
  • 友人や恋人を呼びやすい
  • 通学時間を短縮しやすい

自分の生活リズムで過ごせる

実家にいる時には、アルバイトや友人とご飯を食べに行って帰りが遅くなると、親に心配されて自分自身もストレスになっていた方も多いのではないでしょうか。

 

一人暮らしは誰かに時間を制限されることがないため、自分の好きな時に好きなことができます。平日も休日も勉強やアルバイト、友人との交流などに自由に時間を使えるのは、一人暮らしならではの魅力と言えるでしょう。

家事の習慣がつきやすい

一人暮らしをすると、自分で家事をやらなければならない状況に置かれるため、家事や家計の管理が身につきやすいです。

 

料理や洗い物、洗濯や掃除、買い物やゴミ出しなど、日常生活で必要な家事はたくさんあります。毎日全ての家事をやらなければならないと思うのではなく「月曜日には○○をやる」など、自分なりにルールを作って小分けにすることも、無理なく家事を習慣づける工夫になります。

自立心が芽生えやすい

一人暮らしで家事やお金の管理など、身の回りのことを一通りできるようになると「自分一人でも生活できる」という自立心が実感できます。

 

社会人に比べて、ある程度時間に余裕がある大学生のうちに「一人で生きていく術」を身につけておくことで、社会に出た時に仕事とプライベートの両立もしやすくなるでしょう。

友人や恋人を呼びやすい

実家に誰かを招く場合、同居している家族の目が気になったり、招いた友人や恋人にも気を使わせてしまったりしたという方も多いのではないでしょうか。

 

一人暮らしでは同居人に気を遣うことがないため、自宅に友人や恋人を招きやすくなるでしょう。

通学時間を短縮しやすい

実家から自分の通う大学が遠い場合、毎日の通学時間も長いため、疲労が蓄積したり自分の時間が大幅に削られてしまったりします。大学の近くや最寄り駅の近くに住むことで、毎日の通学時間を短縮し、自由に使える時間を増やせます。

 

また、徒歩や自転車で通学できる距離であれば、電車やバスの運行状況にも左右されないでしょう。

大学生が一人暮らしをする際の注意点

出典:PIXTA

大学生の一人暮らしでは、家計のやりくりや何かあった時の対処方法など、慎重に考えて行動しなくてはならない場面がたくさんあります。また、自分一人では手に負えないトラブルに遭い、親に心配をかけてしまったという方もいるでしょう。

 

ここでは、大学生の一人暮らしをする時の主な注意点を4つご紹介します。

実家よりも支出が多い

実家では電気・水道・ガス・インターネット料金などはまとめて支払ってもらっていた方も多いでしょう。しかし、一人暮らしでは各料金を自分で支払わなくてはならないため、実家にいる時よりも出費が多くなります。

 

一人暮らしでは、大学の学費や電気・水道・ガス、スマホやインターネットなどの毎月の料金を含めた家計の管理と、ちょっとした節約の積み重ねが重要です。

 

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一人暮らしの大学生が食費を抑えるコツ|家賃や光熱費も見直してみよう

トラブルを自分で解決する必要がある

一人暮らしでは何かトラブルが発生した場合も、自分で対処方法を考えて対応しなくてはなりません。例えば、アパートで電気や水道のトラブルで、隣や下の階にも被害が出てしまったという場合、一人で解決しようとしてパニックに陥ってしまう可能性もあります。

 

万が一に備えて、事前に電気・水道・ガスやインターネットの契約会社の緊急連絡先を把握しておくと、いざとなった時に落ち着いて行動できるでしょう。

代わりに家事をしてくれる人がいない

学業やアルバイトが忙しくても、一人暮らしでは家事を全て自分でやらなくてはいけません。自分なりにルールを作って家事を習慣づけても、授業やサークル活動、またアルバイトや就職活動などで手一杯になってしまうことは誰にでもあり得ます。

 

だからといって家事を放ったらかしにするのは好ましくありませんが、食事には出前アプリ、買い物にはネットショッピングなどを上手く活用して無理をしすぎないことも大切です。

健康管理に注意が必要

一人暮らしでは、具合が悪くなったり怪我をしたりした時も自分で対処しなくてはならないため、食事や睡眠をしっかりとり、毎日の健康観察を心がけましょう。

 

また、何かあった時に直ぐに診てもらえるように病院が徒歩圏内にある物件を検討したり、外出せずに済むように食料やスポーツドリンク、常備薬などをストックしたりすることも大切です。

大学生で一人暮らしする時の部屋選びのコツ

出典:PIXTA

一人暮らしの物件を探す際、何を参考にしてどう探したら良いのかと悩んでしまう方も多いでしょう。大学生の一人暮らしでは大学に通いながら生活することを考えて、通学時間や生活のしやすさ、地域の安全などに注目して部屋を選ぶと良いでしょう。

 

ここでは、大学生の一人暮らしの物件探しで使える、部屋選びのコツを7つ紹介します。

  • 生協が紹介する物件を参考にする
  • 学校へ通いやすい場所を選ぶ
  • 家賃は地域ごとの相場を参考にする
  • 部屋数だけでなく広さを考慮する
  • 必ず内見を申し込む
  • 学生マンションも選択肢に入れる
  • 治安の良い場所を選ぶ

生協が紹介する物件を参考にする

大学では、生協と提携して学校生活や住まいなどのサポートをしている所も多いです。

 

大学生協の紹介物件は内見ができない場合もありますが、間取り図や通学距離、周辺地域の治安や生活の利便性など、大学生の部屋選びの参考にできることはたくさんあります。

学校へ通いやすい場所を選ぶ

一人暮らしでは、自宅から大学への通学時間や、電車・バスの運行状況も踏まえた部屋選びが大切です。休日に友人や教授とばったり遭遇するのを避けて、大学から離れた地域に部屋を借りる学生も多いでしょう。

 

しかし、自宅から大学に徒歩や自転車で通学できる距離の部屋を選ぶことで、通学時間の短縮や「電車やバスの事故や遅延で授業に間に合わない」という事態を回避できるメリットもあります。

家賃は地域ごとの相場を参考にする

物件の家賃は、都市部や地方などの立地によっても大きく変わります。

 

例えば、東京は埼玉に比べて鉄道や空港、商業施設が豊富で生活の利便性に優れているため、物件の家賃も高くなります。また都内でも、都心の中央区や港区などは高級住宅地も多く物価も高いため、それに比例して家賃も高くなりがちです。

 

都市部や都心でも、主要な駅から一駅ずらした場所の物件を選ぶことで、家賃を抑えられる可能性もあります。

部屋数だけでなく広さを考慮する

部屋を選ぶ時には、間取り図の部屋数や「○帖」の表記などに惑わされずに、実際の広さをしっかり確認しましょう。

 

例えば「ワンルーム」は一部屋の中に台所があり、「1DK」は4.5〜8帖の一部屋とは別に台所のある部屋がつく物件です。また「6帖」は畳6枚分の広さを表しますが、畳の大きさは地域によっても異なります。

必ず内見を申し込む

物件は間取り図や写真の確認だけではなく、契約前に実際の物件に行って部屋の中を見せてもらえる「内見」が可能な不動産も多くあります。

 

例えば、部屋の広さや雰囲気が写真と違っていたり、水回りやガスコンロが古かったりなど、問題点を発見できるのも内見ならではのメリットです。

 

内見で部屋の広さや設備、物件周辺の環境や雰囲気などを実際に自分の目で確認することで、入居後の生活をより明確にイメージしやすくなります。

学生マンションも選択肢に入れる

学生マンションとは、大学や専門学校に通いながら一人暮らしをする学生のために学校近くに作られた賃貸物件で、学生のみ入居が可能です。

 

一般の賃貸に比べて家賃が高めではありますが、オートロックや防犯カメラ、管理人の在中など、セキュリティがしっかりしています。また、食事や家具・家電を用意してもらうことも可能であるため、新しい生活の始めやすさも魅力的です。

 

学生寮とは違って門限もなく、友人の招待や宿泊も自由にできます。

治安の良い場所を選ぶ

物件がある地域の治安の良さは、大学生が安全な生活を送る上ではとても大切です。

 

例えば、大型商業施設を兼ね備えた主要駅周辺や繁華街の近くは、客引きや酔っぱらいに絡まれやすくなります。また、街灯や人通りが少ない場所に自宅や最寄り駅がある場合、不審者やひったくりが出没しやすいです。

 

子連れの家族が多い住宅街や、夜でも街灯が多く明るい地域、繁華街から外れた最寄り駅の近くの部屋を選ぶことをおすすめします。

大学生の一人暮らしで必要な準備

物件探しや内見を通して住みたい物件が決まったら、契約時の初期費用の支払いやライフラインの確保、生活に必要なものを揃えるなどの入居する前にやるべきことを具体的に進めましょう。

 

ここでは、大学生の一人暮らしで生活を始める時に必要な準備を4つ紹介します。

初期費用を準備する

物件を契約する際には、敷金・礼金や仲介手数料、火災保険料や鍵の交換手数料などの初期費用が必要です。 一般的な賃貸の初期費用の目安は、契約する物件の家賃の4〜6ヵ月分相当とされています。

 

しかし、敷金・礼金が必要ない物件や、仲介手数料を負担してくれる不動産屋や仲介業者などもあるため、自分が契約する不動産や仲介業者との契約前に確認をしっかりすることが大切です。

家具家電を購入する

必要な家具や家電を揃えて、自分の生活しやすい環境を作りましょう。冷凍庫や電子レンジ、電気ポットなどは自炊の有無に関わらず、食生活には大切です。ドライヤー・電動シェーバーや洗濯機・掃除機は、自分自身や生活空間を清潔に保ちます。

 

毎日の食事や勉強には机や椅子があると便利で、寝具やソファ、テレビは心身の疲れを癒してくれるでしょう。カーテンは、保温や遮熱効果を使い分けることで光熱費の節約にもつながり、防犯対策にもなります。

ライフラインの契約をする

日常生活で必要な電気・水道・ガスは入居したらすぐに必要になるため、入居する1週間前までに済ませておきましょう。

 

また中にはインターネット使用料込みの物件や、開通工事が可能な物件も多くあります。新規契約をする場合には、自宅や外出先など自分の使用シーンに合わせた光回線やWi-Fiを選びましょう。

生活用品を揃える

毎日使う食器や調理器具、日用品などは入居前から少しずつ揃えておきましょう。

 

特にティッシュ・トイレットペーパーはシャンプー・リンスやバスタオルなどの風呂・洗面用品、洗剤などと一緒に日頃から2、3個ストックしておくことで買い物の頻度を減らせます。

 

また、ハンガーや洗濯バサミなどの洗濯用品や掃除用品も用意しておくことで、毎日の生活を清潔に保てるでしょう。

大学生の一人暮らしは部屋選びに注意しよう

出典:PIXTA

大学生の一人暮らしでは、通学しながら生活することをしっかり踏まえて、自分が無理なく生活しやすいと思える物件を選ぶことが大切です。

 

また、大学生のうちから住まい探しを経験し自分一人でも生活できるようになることは、社会人になった時の仕事とプライベートの両立にも役立ちます。

 

大学生になったことをきっかけに、一人暮らしを始めてみてはいかがでしょうか。

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