大学生が一人暮らしをする際、食費を抑えたいと考えることはありませんか。この記事では、一人暮らしの大学生の平均的な食費の紹介と手軽に始めやすい食費の節約方法や、生活費を抑えるコツなどを紹介します。食費を抑えたい大学生は、ぜひ参考にしてみて下さい。
「大学生が一人暮らしをする場合の食費はどの程度が平均なの?」
「できる限り食費や生活費を抑えたいけれどもどうすればいい?」
大学生になって一人暮らしを検討している人の中には、このように食費や生活費に関連した疑問や悩みを持っていることもあるのではないでしょうか。
本記事では、一人暮らしの大学生の平均食費や食費以外の出費に関する基礎的な知識とともに、食費や生活費を抑えるためのコツについて紹介しています。
この記事を読むことで、大学生が一人暮らしをする上でどの程度の支出になるのか理解することができるとともに、記事で紹介しているコツや知識を活かして、食費や生活費を無理なく抑えた生活を送ることができるでしょう。
大学生の一人暮らしに興味がある人や悩みを抱えている人は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。
一人暮らしの大学生の平均食費
出典:PIXTA
一人暮らしの大学生の平均的な食費は、2020年に実施された「第56回学生生活実態調査」によると24,570円となっています。一日当たりの食費に換算すると819円程度、一食当たりで260円程度となります。
自宅で生活している大学生の食費が10,670円とされているのに対して、一人暮らしの場合は二倍以上の食費がかかるという結果です。
ただしこれはあくまでも平均値であり、住んでいる地域の物価や生活の状況によって変動してきます。そのため参考程度と考え、どの程度節約できるのかを考えていくことが大切です。
出典:第56回学生生活実態調査の概要報告|全国大学生協連
参照:https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html
アクセス日:2022.04.30
一人暮らしにかかる食費以外の支出
一人暮らしをする場合、食費以外にも必要な支出がいくつかあります。代表的なものとしては家賃や光熱費、交遊費、消耗品費、通信費などです。
なお第56回学生生活実態調査によると、食費以外の支出の平均費用は、家賃が52,910円、光熱費が11,652円、娯楽を含めた交遊費が10,990円となっています。
出典:第56回学生生活実態調査の概要報告|全国大学生協連
参照:https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html
アクセス日:2022.04.30
一人暮らしの大学生が食費を抑えるコツ
出典:PIXTA
一人暮らしの大学生が生活費の節約を考えた際、まず挙げられることが多いのが食費の節約です。食費はある程度自分で節約できるポイントが多く、手軽に実施しやすいことからチャレンジしてみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
ここからは、一人暮らしの大学生が食費を抑えたい時のコツやポイントについて紹介します。
- できるだけ自炊する
- 安売りや割引を狙う
- 学食などを利用する
- まかないや食事補助付きのバイトをする
- 一度にたくさん作って冷凍する
- 外食はクーポンを利用する
- 家計簿をつけて管理する
できるだけ自炊する
食費を抑えたい場合、一人暮らしであればできる限り自炊すれば大幅に食費を抑えることが可能です。外食やお弁当ばかりではコストがかかりやすい反面、作り置きや冷凍で食材を短期間でも保管できる自炊の方が食費を抑えやすくなります。
料理に慣れていないと時間がかかるなど面倒な部分があるため、まずは簡単な料理から挑戦していく方法がおすすめです。
安売りや割引を狙う
スーパーでは定期的に安売りセールや割引セールが開催されているほか、特売品として普段より価格が安い状態で販売されている場合があります。このような安売りや割引をうまく狙うことで、普段よりも安く食材などを仕入れることが可能です。
ちなみに安売りや割引、特売に関する情報はスーパーのチラシに掲載されているため、アプリなどを活用して情報収集しておきましょう。店によってはセールが曜日で固定されていることもあるため、複数のお店の情報を集めることがコツです。
学食などを利用する
自炊だけではなく、安く外食できるところを探すのも食費を節約するためのコツです。大学の場合は大学内に学食を設けているところが多く、学食は通常の飲食店よりも安くボリュームのある料理が提供されています。
ほかにも大学周辺には、格安で食べられるチェーン店や学生向けに安い価格で料理を提供してくれる飲食店があるところも多いため、自炊できない場合はそちらを利用して食費を節約するのもありです。
まかないや食事補助付きのバイトをする
アルバイトをする場合は、まかないなどの食事の補助が付いているアルバイトをしてみるのも食費の節約につながります。アルバイトをしてお金を稼げるだけではなく、提供されるまかないは無料もしくは通常の半額程度となっているため、お得に食費を節約することが可能です。
飲食店によっては従業員価格の割安でメニューを注文できる場合もあるなど、メリットがたくさんあります。
一度にたくさん作って冷凍する
自炊は食費の節約に必須だとされていますが、自炊する際のコツとして一度にたくさん作って冷凍することが挙げられています。
例えば、ご飯は一度にまとめて炊いたものを一食ずつ冷凍しておき、そのつど炊く手間を省く、冷凍できるおかずをまとめて作っておいて必要な量を解凍するなど、うまく工夫すれば食材費用だけではなく調理の時間も省くことが可能です。
冷凍以外にも数日保存できる作り置きをしておくことも、食費の節約に効果があるでしょう。
外食はクーポンを利用する
外食をする場合、安いお店を選ぶ以外にも食費を抑えるコツとして挙げられるのはクーポンの利用です。飲食店によっては特定の商品を割引にしてくれるクーポンを用意しているところがあり、チラシなどについているものやアプリで提示するものなど様々なタイプがあります。
クーポンの割引額は決して高くはないものの、外食の頻度によっては大きな金額になるでしょう。
家計簿をつけて管理する
ほかにも食費を節約するコツとしては、家計簿による管理があります。家計簿は収入と支出を記録しておくもので、目で見て収支を把握することが可能です。このため、自分が実践している節約術で本当に節約ができているのかチェックしやすくなっています。
生活費全般の収支を記録するのが難しい場合は、食費だけでもつけておくことである程度管理することができます。また家計簿はアプリを使えばだれでも簡単につけることができるため、手軽に始めやすいです。
一人暮らしの大学生が生活費を抑えるコツ
出典:PIXTA
生活費全般の節約を検討するのであれば、食費だけではなく光熱費や固定費を見直すことも大切です。どちらも見直すことで余計な出費を防ぐことができ、生活費の大きな節約につながりやすくなっています。
ほかにも家賃が高い物件で生活しているのであれば、同じ条件で家賃の安い物件への引っ越しを検討することも効果的です。
ここからは、一人暮らしの大学生が生活費を抑える場合のコツについて紹介します。
- 光熱費を見直す
- 固定費を見直す
- 家賃の安い物件へ引っ越す
光熱費を見直す
電気代や水道代、ガス代などの光熱費は、使用頻度や使用する量を抑えるなどの節約方法があります。それ以外にも、契約しているプランなどを見直すことで節約につなげられることも多いでしょう。
普段使用している内容に見合っているプランであれば使用頻度や量を抑えることで節約できるものの、見合っていないのであればプランそのものを見直す必要があります。また電力会社そのものを見直すことで、基本料金が安くなる場合もあるためおすすめです。
固定費を見直す
固定費とは、家賃や携帯料金、通信費などが挙げられます。中でも携帯料金や通信費はプランの見直しをすることで、現在の使用頻度や使用料に合わせたプランに変更するきっかけにすることができるでしょう。
その上で使用頻度や使用料も一緒に見直し、場合によっては格安スマホに切り替えるというやり方もあります。
家賃の安い物件へ引っ越す
一人暮らしの大学生が抱える固定費の中でも、大きな割合を占めているのが家賃です。家賃の見直しをする場合は、現在住んでいる部屋と同じ間取りや設備などの条件で安いところを探してみましょう。
家賃の安い物件を探す場合、新築を避ける・大学や駅から離れた物件を探すなど、ある程度条件を緩めることも大切です。
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一人暮らしの大学生は上手に食費を節約しよう
出典:PIXTA
一人暮らしをする大学生の食費や生活費を節約するためのコツについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
食費は自炊することを中心に食材にかかる費用を抑える、外食する時はクーポンや学食などを利用するなど、コツを押さえれば誰でも無理なく節約することが可能です。
また生活費や家賃を見直すことで全体的な節約にもつなげられるため、うまく活用してみましょう。

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