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SPIの時間配分は重要!制限時間・問題数や時間切れを防ぐ方法を詳しく紹介!

採用試験で用いられることがあるSPIがどんなテストなのかをご存じでしょうか。この記事ではSPIを解くにあたって大切な時間配分とその対策について紹介します。SPIの詳細や問題の解き方について知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

「SPIはどんな試験なの?」
「SPIのテスト形式について知りたい」
「SPIの当日の試験で時間切れにならないためにはどのような対策をしておけば良いの?」
このように採用試験でSPIが必要となった際、どんなテストなのか、そしてどのように対策をしておけば良いのか不安になる方もいるでしょう。

 

この記事ではSPIについて、制限時間などの基本的な情報から、SPIを受検する際になぜ時間配分が大切なのかを説明しています。また、事前の対策や当日時間切れにならないように頭に入れておくべき方法についても紹介しています。

 

この記事を読むことで、SPIについて知ることができ、適切に対策できるようになるでしょう。今後採用試験でSPIを受検する可能性があるという方は、ぜひご覧ください。

SPIは時間配分が重要

出典:pixta

SPIとは、企業が採用活動などで人材を採用する際に用いる適性検査のことです。SPIの内容は2つに分けられており、1つが性格検査、もう1つが基礎能力検査になります。

 

性格検査に関しては特に事前に対策をしておく必要はないものの、基礎能力検査に関してはどのような問題が出題されるかなどを確認しておくと安心でしょう。また、問題数が多いことから時間配分がとても重要になると言われています。

SPIの制限時間・問題数は?

現在では多くの企業が採用活動時に、応募者の基礎的な知的能力などを測定するためにSPIを使っています。そのため、どのような企業を受けるにしても、SPIの対策は時間を取って行っておくと良いでしょう。

 

まずはSPIの制限時間や問題数について紹介します。

Webテスト・テストセンターの場合

SPIの受検方法にはいくつかあります。その1つは、自宅などインターネット環境があるところで各自で受検をするWebテスト方式です。また、用意されたテストセンターで受検をする方法もあります。

 

Webテストやテストセンターでの受検の場合は、パソコンを使い解答します。この場合、人によって出題される問題に違いがあったり、一度解答すると前の問題には戻れなかったりするため注意が必要です。

 

テストの制限時間は性格検査で約30分、能力検査で約35分となっています。

ペーパーテストの場合

SPIにはペーパーテストでの受検方法もあります。ペーパーテストは、応募した企業が用意した会場で一斉に受検する、マークシート回答方式のものです。

 

ペーパーテストの場合は、他の受検方法よりテスト時間が長いのが特徴です。問題数が多いため、事前に対策をしておくと安心でしょう。

性格検査

性格検査は、応募者の人となりや性格などを見るために行います。人それぞれ考え方や得意なことなどは異なります。それらをエントリーシートや面接のみで判断するのではなく、テスト方式でも確認をするために行うのです。

 

ペーパーテストの場合は、制限時間は40分で出題問題数は約300問です。そのため、1問あたり約8秒で解いていかなければ、全てを解答することはできません。性格検査には正解はないため、最後まで終わらせることを意識して行うと良いでしょう。

能力検査

能力検査の制限時間は全体で70分です。その70分を、言語分野と非言語分野に分けてテストは行われます。まず、言語分野は国語を中心とした問題で、問題数は約40問、制限時間は30分となっています。

 

数学を中心とした非言語分野は、40分で約30問を解答していく必要があります。

 

能力検査も性格検査同様、どんどん問題を解いていかなければ最後まで解答することはできないでしょう。難しい問題などがでた場合は、そこで立ち止まらず先に進むなど、当日の問題の解き方を事前に決めておくと良いでしょう。

SPIで時間切れを防ぐ方法

SPIはどの受検方法でも、限られた所要時間の中でたくさんの問題を解くことが重要となります。そのため、事前に対策し、問題に慣れておくことが必要と言えるでしょう。

 

その他にも、時間切れを防ぐために頭に入れておくと良い方法がいくつかあります。ここでは、SPIで時間切れを防ぐ方法を紹介します。

  • 問題によって解答にかける時間を調整する
  • 分からない問題は飛ばす
  • 選択肢を一通り選んでから問題を解く
  • 基礎となる計算を覚える
  • 問題集でシミュレーションする
  • 過去問で出題傾向を見ておく
  • 時間を見ながら解答を進める
  • パソコン・電卓の操作も合わせて慣れておく
  • 計算力を高めておく

1:問題によって解答にかける時間を調整する

能力検査の問題の中には、すぐに解答を導き出せないようなものもあります。たとえば、言語の語句問題や、非言語の推論問題などです。

 

このような問題は、時間をかけることで解答できる場合もあるでしょう。しかし、そこで時間を使うよりも次に進んだ方が良いです。

 

また、自分の苦手分野などをあらかじめ過去問などで確認し、その問題には時間を掛けないようにするなど、時間のかけ方を事前に決めておくのもおすすめです。

2:分からない問題は飛ばす

問題を解いていくと、考えても分からないような問題がでてくる可能性もあります。その際は、その問題を飛ばし、次の問題に進みましょう。

 

SPIで大切なのは、多くの問題を解くことです。後に自分の得意な分野の問題があったとしても、そこまで到達しなければ解くことができません。

3:選択肢を一通り選んでから問題を解く

問題だけを読んで、解答を考えるのも良くありません。SPIはどのテスト形式でも全て選択問題です。

 

そのため、問題と選択肢をしっかり読んだ上で解答を導き出しましょう。この方法の方が、早く問題を解くこともでき時間短縮にもなるでしょう。

 

急いでいたとしても、問題文や選択肢をしっかり読むようにしましょう。

4:基礎となる計算を覚える

非言語分野では、計算問題も多く出題されます。そのため、基礎となる計算式は事前に勉強し、覚えておくと良いでしょう。たとえば、速さの計算式や確率、割合の計算式です。

 

これらの計算式は小学生や中学生の頃の内容になるため、時間が経っていて忘れている可能性もあります。自分は計算が得意だったからと過信するのではなく、再度確認をすることをおすすめします。

5:問題集でシミュレーションする

SPIは、過去問など問題集も多数販売されています。そのため、採用試験を受けるのであればSPIの問題集を手元に用意し、一度解いてみると良いでしょう。また、問題をただ解くのではなく、本番と同じように時間制限を設けて解く練習をしておくのもおすすめです。

6:過去問で出題傾向を見ておく

問題集を用意する際には、過去問がついているものを見てみると良いでしょう。過去問を見ると、どのような問題が出題されやすいかなど、出題傾向を把握することができます。

 

また、過去問を時間を計りながら解いてみるのもおすすめです。何度も練習をすることでSPIの問題の出題傾向に慣れたり、時間配分も身についたりするため、本番も落ち着いて問題に挑むことができるでしょう。

7:時間を見ながら解答を進める

過去問や問題集を解く際は、ダラダラ解くのではなく時間を決めて解くようにしましょう。SPIで大切なのは時間配分です。そのため、練習の時から時間を確認しながら解答をする癖をつけておくと良いでしょう。

 

目安としては1問1分で問題を解いていくことを意識しましょう。Webテスト形式の場合は、パソコン画面の右側に解答時間のゲージが表示されます。そのため、時間をチェックしながら解き進めるようにしましょう。

8:パソコン・電卓の操作にも慣れておく

Webテストの場合は、電卓の使用が認められています。そのため、電卓を使う練習もしておきましょう。多くの方が電卓やパソコンを操作することはできるでしょうが、問題なのは速く操作できるかです。

 

過去問や問題集を一通り確認したあとは、パソコンや電卓を素早くできるように練習しておくのもおすすめです。

9:計算力を高めておく

非言語分野では公式に当てはめ、計算をしなければならないような問題がでる可能性もあります。そのため、事前に計算力を高めておくようにしましょう。正確に、そして短い時間で正解を出せるよう、事前に練習しておきましょう。

SPIを解く時は時間配分に気をつけよう

SPIで大切なのは、限られた時間の中で多くの問題を解答するための時間配分です。特に性格検査に正解はないため、あまり考え込まずどんどん問題を解いていくと良いでしょう。

 

能力検査も、大学の入試問題のように難易度が高い問題ばかりが出題されるという訳ではありません。問題集などを購入し、どのような問題が出題されるのかを確認した上で、時間配分に気をつけながら練習をしてみてはいかがでしょうか。

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