【基礎編】エントリーシートの書き方を解説!手書きの場合の注意点は

就職活動で必ず取り組まなければならないエントリーシート。はじめて作成する就活生のために、基本的なエントリーシートの書き方や注意点をご紹介します。意外と知らない「エントリーシートの基礎知識」を確認しましょう。

エントリーシートの作成は手書きが一般的

就活生の多くが感じる疑問、「エントリーシートは手書きなの?それともパソコンに取り込んで入力してプリントアウトでもいいの?」という点についてまずは確認しましょう。転職活動で使用する「職務経歴書(経験した業務内容についてまとめたフリーフォーマットの書類)」はパソコンで作成するのが一般的ですが、新卒採用の場合は、企業側から特に指定がない場合は、手書きでエントリーシートを作成するのが基本です。

【なぜ、今でも「手書き」が主流となっているの?】
なぜ企業側が今でも「手書きのエントリーシート」を重視するのか、そこにはさまざまな理由があります。

▼学生の個性を確認したい
「文字から個性が伝わる」という認識を持つ採用担当者は多数います。「字の上手さ」「丁寧に書かれているか」「判子のにじみ、ずれなどから几帳面さ、丁寧さをみたい」といった理由があります。

▼志望度合いの高い人だけに応募してほしい
会社ごとに一枚ずつ作成しなければならない大きな負荷を、学生にあえてかける理由は、「志望度合いの低い人は、手書きのエントリーシートにイチから取り組むことが嫌で脱落する可能性が高く、志望度合いの高い人だけに受けてもらいたい」という考えがあるからです。
▼PC環境のない応募者への配慮
職務経験などにより、「応募資格」が限られる転職者と異なり、門戸を広く開くため環境によらない試験を意識する会社もあります。「PCが自宅にない」「今までPC操作をする機会がなかった」などの学生を排除しないよう、すべての応募者に手書きを求める企業もあります。

▽エントリーシートに関する就活生のクチコミはこちら
エントリーシートのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

 

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エントリーシートを手書きする際の注意点

手書きエントリーシートのための基本的な注意点を5つご紹介します。

▼丁寧な字で書く
基本中の基本とも言っていいのが「自分にできる最高に丁寧な字を書くこと」です。字の上手い・下手ということではなく、「一生懸命、相手に伝わるように、最大限丁寧に書かれた文字」であるかどうかは確実に伝わるものです。志望度合いが低いのでは?と思われないためにも、最後まで丁寧な字で記入しましょう。

▼文字の大きさをそろえる
記入欄が大きいときにやりがちな失敗が、「記入欄によって字の大きさがちがう」「ひどい場合は同じ記入欄のなかで、最初と最後で文字の大きさが倍ほどちがうときがある」などの「丁寧さ」に疑問符がついてしまうもの。きちんと、そのエントリーシートの行の幅にあった適性なサイズで記入しましょう。

▼間違えたら最初から書き直す
ボールペンで記入することになるエントリーシート。あと2行で書き終わる…というタイミングでの記入ミスにはガッカリしますが、必ず書き直しましょう。修正ペンや修正テープを利用しての修正は、修正履歴がわからなくなるためしてはいけません。提出の場で、電話番号の記載ミスを見つけてしまった…という場合は、二重線をひきその上に印鑑を押して近くに正しい文字を記入してください。

▼慣れないうちは下書きをする
本番の用紙にいきなり書きはじめることは、よほど自信のある人出ない限り、避けたほうがよいでしょう。同じサイズでコピーを取り、まずコピーしたほうに記入をして、全体の文字量やバランスを確認し、問題がなければ本番の用紙に書き写すことをおすすめします。

▼スペースの9割は埋める
エントリーシートのなかには、A4サイズ1ページまるまる「自己PR」記入欄など、大きい枠を用意しているものも珍しくありません。それだけのボリュームで記入してほしい、という理由で、それぞれの項目の大きさを決めているのです。そのため、「もうこれ以上かけることがないから…」といった理由で、空白の目立つエントリーシートを提出してしまうと、それだけで「熱意がない」「文字を書く習慣が身についてい人」などの判断をされて、読まれることもなく不合格になってしまうという可能性もあります。目安として、欄の9割は埋めるようにしてください。

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エントリーシートを手書きする場合におすすめのペン

エントリーシートの記入に使用するペンにも注意事項があります。

【オススメのペン】
ボールペン、もしくは万年筆で、色は基本的に黒一色にしましょう。ボールペンの水性・油性はどちらでもかまいませんが、万が一に備えて水濡れに強い油性をおすすめします。0.5ミリ~0.7ミリ程度の太さのペンで記入します。「自由に表現してください」などの注が特についているなら、カラーを利用してもNGではありませんが、ほとんどの企業ではエントリーシートはモノクロコピーして使用します。万年筆ならインクの色は基本的にブルーブラックです。青や緑に近いインクでも問題ありません。
【使用NGのペン】
鉛筆、シャープペンシル、フリクションペンなどの「消せるペン」はすべて使用してはいけません。重要書類の記入には「修正の履歴」がわかるようにしなければならないからです。特にフリクションペンの場合、「熱」で消える仕組みのため、「エントリーシートをコピーしたら、何百枚もコピーしていて熱を持っていたので消えてしまった」というケースがあり得ます。絶対に使用してはいけません。また、コピーで潰れてしまうという同じ理由で、蛍光ペンで飾りを入れるなどの「気遣い」もやめておいたほうがよいでしょう。

エントリーシートの用紙を確実に入手する方法

大学指定の履歴書とは異なり、エントリーシートは企業がそれぞれ独自に用意するものです。当然、エントリーシートの入手方法は企業によって異なります。今回は「紙のエントリーシート」についてご紹介しましたが、「Webエントリーシート」と言って、Web上で入力するエントリーシートもあります。ステップによって、両方使用する会社も珍しくありません。

【エントリーシートの基本的な入手方法】
▼採用ホームページからダウンロードしてプリントアウト
受付開始期日が来たら、ホームページからフォーマット(多くはPDF)がダウンロードできる形です。会社によっては「マイページ」という会員専用採用ページからダウンロードさせることもあります。
▼エントリー後、メールで送信される・郵送で送られる
最も多いケースがこちらです。エントリー後、エントリー者のみに用紙が配布される形です。郵送で送られてくる場合、会社案内などと一緒に届くので、企業研究に役立ちます。
▼企業の会社説明会で配布される
会社説明会に参加した人だけが選考の対象になる場合は、出席者のみに配布されることが多くなります。当日申告なく欠席した場合は再度受付は認められないこともあります。
▼エントリーシート配布日に会社まで取りに行く
珍しいケースですが、「会社まで取りに行く」という場合もあります。主に、出版社などで実施されます。

 企業から指定がない場合にはエントリーシートの作成は手書きで!

「PCスキルがあると評価できるのでPC作成のエントリーシートも同じように評価する」という会社もありますが、やはり「その人の書く文字がみたい」という採用担当者が多数です。手書きかPCかで迷った場合には、丁寧に手書きをすることをおすすめします。

関連リンク

エントリーシートのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
ESと筆記で落ちまくりのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

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著者:沼田絵美

最低求人倍率0.98を記録した2000年卒。当時流行だった就職サークルをインカレで立ち上げ、某新卒就職サイト運営会社に企画営業として就職。東京・名古屋・大阪3都市で中堅から大手企業の採用支援に計10年携わった後、大学キャリアセンター相談業務を担当するキャリアコンサルタント、就職関連ライターとして独立。標準レベルキャリアコンサルタント資格であるキャリア・ディベロップメント・アドバイザー資格所持。