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公務員と民間の併願、ムダを省いた対策が両立の鍵!

公務員と民間企業を併願する就活生は少なくありません。しかし、民間企業の選考日程が前倒しになっているというような事情もあり、併願をする場合の対策にかける時間配分やスケジュール組みが厳しくなっているのも事実。公務員と民間企業を併願する場合、どのようなことがポイントとなるのでしょうか?

安全策?実はリスキー?公務員と民間企業の併願

2017年卒の就活日程は、公務員と民間企業の併願を考える人にとっては、かなり厳しいものとなりました。
以前の民間企業の選考開始は4月、公務員試験のピークは6~8月なので、民間企業を一通り受けてから公務員試験に取り組める日程でした。そのため、併願はある意味公務員試験の予行演習になるというメリットがあったのです。ところが2016年卒では、民間企業の選考解禁が8月となり、更に2017年卒では6月解禁に変更。公務員試験と民間企業の選考時期が重なってしまったわけです。また、2018年卒に関しても2017年卒と同様のスケジュールで企業の選考が行われることが決定しています。
これでは、民間企業の滑り止めとしての意味合いも少なくなり、試験対策と面接対策が重なることでのデメリットのみが大きいように見えます。しかし、失敗すれば共倒れのリスクがあるとはいえ、上手なスケジューリングと対策の効率化ができれば、併願は決して不可能ではありません。

▽公務員に関する就活生のクチコミはこちら
公務員のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)
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公務員と民間企業の選考日程とやるべきことは?

公務員試験試験は、国家公務員が4月~の実施。地方公務員の一次試験は例年ならば5月中旬~6月下旬、二次試験は8月がピークです。
対する一般企業は、2018年卒の場合、採用情報の広報解禁が前年度の3月、選考の開始は翌6月。面接のピークは7月頃と予想されます。(ただし、6月から選考開始という制約があるのは倫理憲章賛同企業のみです。実際に併願をする場合、一般企業に対して早期に動く必要があります。)それを踏まえて、地方公務員系を例にやるべきことを考えてみると……。

年内~2月ごろ
受験する予定の公務員試験出題科目の重要科目を中心に一通り終わらせる。
志望する民間企業の選考時期をチェック。企業・業界研究の開始。ES作成準備。

~3月
公務員試験の模試を受験し、復習箇所を確認。
一般企業研究を継続。ES作成、提出。

~5月中旬まで
公務員試験筆記試験の総復習と時事の確認。
日曜日は公務員試験、平日は企業説明会参加。

~7月
公務員試験一次合格発表。二次面接対策。
企業の面接がピーク。

8月~9月
公務員の二次面接のピーク。
場合により、民間企業採用試験の継続。

共通事項を知って無駄のない試験対策を!

前項でわかるように、公務員と民間の併願をすると、すべての期間において、公務員試験と一般企業の対策が並行します。もちろん、企業は複数受ける方がほとんどでしょうし、公務員試験もできるだけ併願したい…となると、非常に過密なスケジュールになることがわかりますね。効率化を図らなければ、どちらも中途半端になりかねません。
ありがたいことに、民間企業と公務員試験には、共通する内容がいくつかあります。共通事項をチェックして、効率よく対策を進めましょう。

筆記試験

民間企業/時事問題、SPI
公務員試験/数的処理、時事問題

自己分析・面接

  • 学生時代に最も力を入れて取り組んだこと
  • 大学で学んだこと
  • 最近関心があるニュース

これらは、公務員試験でも民間企業でもよく訊かれる内容です。予め内容を練っておくと役に立ちます。
重なっている部分を同時に準備することで時間短縮をすることができ、余裕をもって他の対策に当たることができますね。

“使い回し”でES・志望動機作成を効率化しよう

自己PRや志望動機は、公務員試験でも民間企業でも必ず答えなくてはならない質問です。公務員として志望する仕事と、民間で志望する業界に共通点があると、自己PRや志望動機を作成する際に役立ちます。
例えば、公務員としてまちおこしや観光の振興に携わりたいという人ならば、民間企業では観光や旅行業界を、経産省や財務省、金融庁などの省庁を志望している人ならば、民間では銀行などの金融や証券業界を受けるなど、方向性が一致していれば、志望動機や自己PRのエピソードの使い回しをすることができますよね。
情報の公開からエントリーシートの提出までの期限も年々短くなる傾向にありますから、年明けから少しずつ準備を始めたいところ。公務員試験の対策も進めたい時期ですから、ここでも効率化を考えて動きましょう。

わたしはこうした!体験者の声を聴け

みんなの就職活動日記の「公務員併願掲示板」でよく見られる悩みに、受験先の民間企業に併願であることを明かすかどうかというものがあります。皆はどのように対処したのか見てみましょう。

今まで数回しか民間を受けておらず、そのときに他社の選考状況についてかなり詳しく聞かれましたがやはりうまくかわせませんでした。
言ってないです笑
多分民間だと今年のスケジュールでは公務員志望の人不利なんで笑
ある企業からは内定の連絡をいただきましたが、「面接時に公務員併願ときいていますから、他の方より内定承諾書の提出期限を遅くしますね」と配慮していただきました。

他の就活生の体験談には、参考になることがたくさんつまっていますよね。もしも併願で悩みにぶつかったら、こちらの掲示板

公務員併願のクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

での相談がおすすめです。

共倒れしないよう存分な対策を

ご紹介したように、公務員と民間企業の併願を成功させるためには、綿密な計画を立て、いかに効率化を図るかを考えることが大切です。また、“二兎を追う者は一兎をも得ず”とならないよう、優先順位をつけることも時には必要。悩んだときには、掲示板で先輩方に相談してみてくださいね。

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監修:藤信 明憲(ふじのぶ あきのり)

GCDF-Japan キャリアカウンセラー資格所有
私立大学でキャリアカウンセラーとして勤務。大学在籍時は、就職相談の他、合同説明会の運営リーダーを担当し、各種就活対策セミナー講師としても年間50本以上の登壇を行う。リピート指名ナンバーワンの実績を誇り、何よりも傾聴を心がけている。
現在はフリーランスで、学生や社会人へのカウンセリング、次世代社長や大人向けの勉強会のファシリテーターや講師を行う。