【挫折経験を教えてください】就活で絶対聞かれるエピソード話

就活の面接で必ずといってもいいほど聞かれる、「挫折話」。どうして面接の場で挫折話を披露しなくてはいけないんだ…とガッカリしちゃいますよね。でも実は失敗談ほど自己アピールできる話題はありません。挫折話から自己アピールにつなげられれば、内定にグンと近づくこと請け合いです!

どうして企業は挫折話を聞きたがるのか

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人生の懸かった就活、できるだけ自分をよく見せたい! ですが企業は決まってこう聞きます「あなたが人生で最も挫折だと感じたことを教えてください」。どうしてそんなことを聞くんだ…と学生側は頭を抱えてしまいますよね。しかしこの質問の裏には、企業側の隠された意図があるのです。

(1)打たれ強さを知りたい

人生に挫折はつきもの。でも挫折しっぱなしでは、社会では活躍できません。次のチャレンジをするためには、打たれ強いハートが必要です。企業は学生の挫折話を聞いて、ストレス耐性や失敗から起き上がる強さを判断しています。

(2)高い目標が設定できる人か知りたい

挫折するだけの高い目標を定められることも重要です。企業は常に成長を求めています。現状に満足することなく、常に頑張れる人かどうか探っています。

(3)失敗から学ぶ学習意欲があるか知りたい

失敗は決して悪いものではありません。失敗から学ぶことはたくさんあります。挫折から何かを学び取る学習意欲の高さを見極めています。

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【答え方のポイント】原因の分析と改善点の提示

キーワードは“内省”です。つまり、自分の行動・思考を深くかえりみることが、挫折話を膨らませるポイントになります。

(1)原因分析

企業が聞きたいのは、ただの挫折話ではありません。挫折した原因をちゃんと理解しているのかどうか、が一番重要です。原因分析は、あらゆる要因を洗い出すことから始めます。
例えば、大学時代サッカーの試合で負けた話を想定したとしましょう。考えられる要因としては、練習不足・体調不良・相手チームの分析不足などがあります。練習不足の中にも、個人練習なのか、チームとしての練習なのか、原因を掘り下げて行き、原因を導き出しましょう。

(2)改善点の提示 

改善点は仕組み化することが大切です。意志の力で改善するのではなく、簡単に生活に取り入れて行きます。
例えば、サッカーで負けた原因は、自分が相手に当たり負けしたことでした。改善するために毎日の食事にプロテインを追加し、大学の帰りにジムで必ず1時間筋トレすることを決めました。このように「頑張ります!」という意気込みだけでなく、行動ベースにまで落とし込むことで面接官にも納得感を与えられます。

挫折話からアピールできる長所は?

挫折話は自己アピールの宝庫です。実際にどんな長所がアピールできるか例を挙げてみます。

・粘り強さ/打たれ強さ

挫折から立ち直ったそのハートの強さは、あなたの誇れる長所 です。どんなことがあってもヘコタレない、意志の強さは面接でもとくに評価されます。

・切り替えの早さ/プラス思考

小さいことは気にしない、どんどん新しいことにチャレンジするフレキシブルさもアピールポイントになります。ただ思慮が浅いと取られないように注意が必要です。

・分析力

失敗の原因を正確に分析できる、その観察力の高さは社会人になってからも重宝されるはずです。当たり前のことを当たり前にしない、何事にも疑問を持てることも長所だといえます。

・意志の強さ

挫折してもなお新しい目標を立て続ける、意志の高さ強さも長所の一つ。常に高みを目指すチャレンジ精神は、社会人になると忘れがち。ずっと大切にしてほしい長所です。

挫折経験なんてない!完璧なあなたにオススメの返し方

挫折なんて思い浮かばないよ…。そんな人は次の方法で切り抜けましょう!

(1)結果的に成功話だけど、失敗にフォーカスする

最終的にはうまくいったけど結構苦労したな、ってエピソードならきっと誰しもがあるはず。うまくいかなかった原因と、それを受けてどんな行動をとったのかを話すといいでしょう。

(2)自分の短所から予想できる挫折を話す

「いや私、ほんとに挫折がないんです」という人は、自分の短所から話を膨らませてみましょう。
「他人に影響されやすい」という短所なら、今後自分で考えず行動した結果、大きな失敗をするかもしれません。それに備えて今から自分で考える癖をつける仕組みを考え、話すといいでしょう。

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みんなのよくある挫折例

挫折話でよく挙がるのが以下のパターンです。これをお手本に自分の過去について振り返ってみるといいですよ。

(1)人間関係

・サークルや部活動の上下関係
・クラス内の友人関係
・失恋
・アルバイト先での人間関係/接客

(2)自立/自律との闘い

・留学先でホームシックに
・留学先で文化の違いに戸惑い
・起業して自立しようとして失敗

(3)学業

・高校/大学受験失敗
・成績下降

自分の過去を振り返るには、自分年表を作ってみるのもオススメです。
横軸に生まれてから今までの出来事を記し、それぞれ縦軸にバロメーターを書き加えていきます。最も低い場所があなたの人生での挫折ポイントだといえます。有名な自己分析の方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

自己分析が挫折話のキーポイント

「失敗は成功のもと」とはうまくいったものです。過去の大きな挫折が、華々しい内定へと導いてくれるかもしれません! 是非自己分析を通して、とびきりの挫折エピソードをまとめあげてみてください。

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監修:小室直子

臨床発達心理士
中級教育カウンセラー
東北福祉大学大学院修士課程卒業後、専門学校専任講師、大学の非常勤講師として心理学系科目の講義を行うかたわら、のべ200名の就職支援の経験を持つ。