就活日記 > [特別企画]介護のしごと体験記

介護のしごと
魅力発信

Message

「介護のしごと」は、食事・入浴・排泄などの介護を行うことだけではありません。
利用者やその家族が、心身ともに満たされた状態でいられること、
そして、生きる希望を持ち続けられることを目的とした「しごと」なのです。

また、介護をする側も、提供した介護サービスによって
利用者の自立が実現することに、やりがいを感じることができます。

利用者それぞれの生き方に寄り添い、考え、動くこと。
これが、介護のしごとの本質なのです。

SPECIAL content

介護のお仕事

介護のしごとの気になるポイント、
さまざまな角度からご紹介します。

  • Point

    01

    給与水準、
    実際どうなの?

    給与水準が低いイメージのある介護業界ですが、国の「介護職員処遇改善加算」等の後押しもあり、年々上昇してきました。 厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」では、調査に参加した80%以上の事業所が「給与等を引き上げた」と回答しています。このように、給与待遇は改善傾向にあります。
    一方で、全産業との差は依然としてあり、継続した処遇改善が求められています。

  • Point

    02

    体力が心配。
    実際どうなの?

    体力面が心配になるのは、主に身体介護(食事や排泄、着替えなどの日常生活で必要となる介助や、歩行の手助けや車椅子を使用しての移動支援)を伴う場合をイメージすると思います。ですが、介護技術を身につければ、最小の力で介護を行うことも可能です。また、そのような専門性を必要とする業務と周辺業務を行う職員を分けて、適材適所で業務分担を行っている施設もあります。さらに近年では、介助者の補助をする介護ロボット等の開発や導入も活発になっており、体力に自信が無い方でも活躍できる環境づくりが進んでいます。

  • Point

    03

    ワークライフ
    バランス、
    実際どうなの?

    給与等の引き上げ以外にも、様々な処遇改善が行われています。ワークライフバランスの改善もそのひとつで、厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」では、調査に参加した約80%以上の事業所が「有給休暇が取得しやすい環境の整備」「職員の事情に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入」等を行っていることがわかりました。

  • Point

    04

    業界の安定感、
    実際どうなの?

    介護業界は、日本が世界に類を見ない超高齢社会であることから、特に成長を期待されている分野であり、多様な業界の企業が介護業界に参入することもあります。世界各国の優秀な外国人が働くグローバルな環境の事業所も存在します。
    また、キャリアアップ支援を行う事業所も増えており、働きながら介護福祉士の資格取得を目指す人向けの支援や、より専門性の高い介護技術の習得や中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等を行っている事業所もあります。

  • Point

    05

    離職率、
    実際どうなの?

    極端に離職率が高いと思われている介護業界ですが、実は介護職の離職率は年々下がっており、現在では全産業の平均離職率とあまり変わらないことがわかっています。
    厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果」および(公財)介護労働安定センター「令和4年度介護労働実態調査結果」によると、全産業の平均離職率は15%、介護職の平均離職率は14.4%でした。

  • Point

    06

    最新技術活用、
    実際どうなの?

    近年では、身体介護の負担軽減を行う介護ロボット等の開発や導入も活発に行われています。また、従来の紙媒体での情報のやり取り等を抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きも進められています。介護分野のICT化は、介護職員が文書等の作成に要する時間を効率化し、業務負担の軽減を図るとともに、介護サービスの提供に集中し、サービスの質の向上に繋げていく上でも重要です。このように、介護ロボットやICTなどの最新技術活用による働きやすい環境作りが進められています。
    富山県「ささづ苑かすが」の事例はこちら

本プロジェクトは厚生労働省補助事業介護のしごと魅力発信等事業 情報発信事業(WEBを活用した広報事業)として実施しています。(実施主体:楽天グループ株式会社)