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私は大学院で原子重力計の可搬化と高精度化に取り組む過程で、装置の電源回路や信号処理回路にTI製のオペアンプやレギュレータを多用してきました。研究室においてTI製品を拝借し、実際に評価・実装を行ううちに、同社の製品ラインナップの豊富さと技術の奥深さを実感しました。たとえば、競合他社と比較して、同じ用途向けのICであっても性能仕様や応答特性だけでなく、製品サポートやデータシートの充実度に違いがあり、研究開発をスムーズに進められる環境が整っていると感じられました。こうした体験が、企業としてのTIの規模感と技術力の高さを実感する契機となり、企業研究の第一歩となりました。
一方で、私はインド、タイ、ケニアなど各国を旅行で訪れた際、現地の交通手段として圧倒的に多く見かけたのが日本製の自動車や二輪車でした。インドではスズキ、タイではホンダのバイクがほぼ独占的なシェアを持ち、ケニアでもトヨタや日産といった日本ブランドの車両が多く走っていました。特にケニアのサファリツアーでは、年季の入ったハイエースに乗車した際、車内灯のカバーに「KOITO」と刻印された部品が使われていることに気づき、日本の部品メーカーが世界中のモビリティ産業を支えている事実に強い感銘を受けました。この経験から、「なぜ自動車メーカーに応募しないのか」と問われることもありましたが、私は「どのメーカーにおいてもTI製のICが搭載されている」という供給者側の視点にこそ大きな魅力があると考えました。自らが提案・供給したICが世界中のクルマや機器を動かし、それらの機能を支えているということは、エンジニアとしても、また技術営業としても大きな誇りになるからです。
さらに、アナログIC市場におけるTIのポジションも、私の志望動機に直結しています。TIはアナログIC分野で世界首位のシェアを誇り、第二位のADI(新アナログ・デバイセズ)のほぼ倍近い市場規模を有しています。アナログICは半導体全体の中でも参入障壁が高く、新規参入や短期間で代替できる領域ではありません。そのため、TI製品を提案できる営業は、お客様に対して安定的かつ高品質なソリューションを提供することができ、信頼関係を構築しやすいと考えました。特に近年、自動車や産業機器、IoT機器のあらゆる分野で「電子化」が進む中、アナログICの用途範囲はますます拡大しており、需要の底堅さと将来性が見込まれます。私は技術トレンドに遅れることなく、自身の専門知識を生かしながら成長し続けたいと考えており、その点でTIは最適な環境であると確信しました。
これらの経験と考察を通じて、TIの製品を通じてグローバルなモノづくりに貢献し、かつ成長し続ける環境を得たいという思いが固まりました。その結果として、私は日本テキサス・インスツルメンツ合同会社を志望し、面接の場では上述した内容を中心に、自身がTIの一員としてどのように価値提供できるかをお伝えしました。