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設問:学生時代を振り返り、最も自ら考え周りを巻き込み行動出来たと思う場面を思い出し、その時のことを以下の質問に沿って記入してください。
1. そのときの状況を記入してください。その状況下において、どのような課題がありましたか?(400文字以内)私が最も自ら考え周りを巻き込み行動できたと自負していることは、「周囲の人々への配慮・気遣いによる良好な人間関係の構築」である。大学入学から4年間同じ飲食店でアルバイトを続けており、その時の出来事を一例
に挙げる。私がアルバイトを始めて約2年が経過した頃、開店から約5年間店長を勤めた方が退職し店長経験の無い社員が新しく店長を務めることになった。同時期にバイトリーダーであるスタッフが卒業したこと、また雇用主が交代したことなど様々な変化が表れたことをきっかけに店長と対立するアルバイトが急増し、多くのアルバイトが辞める事態となった。当時アルバイトの中で最年長であった私はアルバイトや店長の悩みに気づくことができず、スタッフ全員の気持ちがバラバラのままでは円滑なコミュニケーションを取ることができずに業務にも支障をきたしお客様にも迷惑をかけてしまうと考え、このような関係性の改善が課題であると考えた。
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設問:あなた自身がとった行動を具体的に記入してください。(400文字以内)
アルバイトを辞めるスタッフが増加した原因として2つあると考えた。1つ目は店長や雇用主の交代によりそれまでの習慣ややり方が変化したことで様々な不満が生じたこと、2つ目は店長自身が雇用主の考えとアルバイト
の意見の間で板挟みとなり自分のことで手いっぱいであったことである。これらを踏まえ、私は高校時代に部活動のキャプテンを務めた経験を活かし、お店のムードメーカーとして店長とアルバイトの間を取り持つことを心掛けた。例えば、アルバイトには仕事のことで悩みや困ったことがあれば相談に乗ることを伝え、店長には店長業務が抱える悩みや不安に対して共感するとともに、年齢に関係なく立場の違う人の話を聞いてそこに寄り添って解決策を提案した。また、業務中も円滑なコミュニケーションを図るため、相手の考えを先読みした行動、僅かなことでも感謝の気持ちを表現すること、思いやりを持った気遣いや配慮を心掛けた。
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設問:それは、成功しましたか?その結果、どのようになりましたか?(400文字以内)
ムードメーカーとして店長とアルバイトの間を取り持つことで、アルバイトの意見と店長の考えをお互いが理解するようになり、業務時間外に一緒に食事へ行くほどの仲にもなった。当初は少人数であったが新しくアルバイ
トを始めたスタッフも含め次第に輪が広がり、スタッフとの間で積極的なコミュニケーションが生まれることで職場環境はこれまでにないほど笑顔の絶えない活気ある雰囲気となった。その影響から退職を考えていたスタッフからは「仕事は大変だけれども全員の人間関係が良いから頑張れる」と声をもらい今現在も継続して働いている。さらにお客様から「ここのスタッフは皆が楽しそうに働いているので幸せな気持ちになる」という声を頂き、自らの協調性の高さが職場環境の向上だけでなくお客様の信頼獲得に繋がることを実感した。今後どのような環境下におかれても周囲の人々への配慮を常に心掛け、課題解決に励みたい。
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エントリーシート記入時に注意した点やアドバイス
読みやすさと自分の主体性が伝わるよう詳細に書くこと