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入社式での自己紹介で気を付けるべきポイントとは|時間別の例文も紹介

入社式の自己紹介では、どんな挨拶をすれば良いかをご存じでしょうか。本記事では、新入社員の方が挨拶する場合に注意が必要なポイントや盛り込む内容について、例文をあげて紹介します。入社して最初の自己紹介に疑問や不安がある方は、ぜひチェックしてください。

「入社式の自己紹介は、何を話せばいいんだろう」
「自己紹介で気を付けなければいけないことって何?」
このように、新入社員の方はたくさんの疑問や不安があるのではないでしょうか。

 

本記事では、入社後の自己紹介で必ず話さなければならない項目や、シチュエーション別の挨拶について紹介しています。

 

この記事を読むことで、新入社員としてどのような自己紹介をしたらいいかを把握できます。自己紹介のポイントが分かっていれば、入社式はもちろんそれ以外の場でも自信を持って挨拶し、自己アピールができるでしょう。

 

入社式での自己紹介のポイントを知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてください。

入社式での自己紹介が大切なわけとは?

出典:PIXTA

入社式での自己紹介は、先輩社員や同期の新入社員に良い印象を持ってもらえるようアピールする最初のチャンスです。新入社員が入社後、最初に経験する大切なイベントと言えます。

 

では、何故そこまで大切なイベントなのかを見ていきましょう。

第一印象で人柄が伝わる

初対面の人と付き合っていくうえで、第一印象はとても大切です。

 

最初の挨拶を行う場で、上司や先輩社員、これから同僚になる新入社員に好ましい人柄であることを伝えられれば、早い時期から友好的な関係を結べるでしょう。

 

小さな声で挨拶したり、ぼそぼそとした話し方だったりすると、この人はこれから大丈夫だろうかというネガティブな印象を持たれてしまい、今後の付き合いが難しくなってしまいます。

以後のコミュニケーションがとりやすくなる

最初のアピールチャンスである入社式の自己紹介で好印象を持ってもらえれば、社内でのコミュニケーションがとりやすくなります。

 

上司や先輩社員と良好なコミュニケーションが取れていれば、早く仕事を覚えられるだけでなく、疑問点がある場合にも質問しやすくなるでしょう。

入社式で自己紹介するときに加えるべき項目

出典:PIXTA

入社式での自己紹介は時間が限られています。時間内に自己紹介をまとめるには、自分に関する情報のうち、どんな項目を盛り込むかが重要になります。

 

ここからは、自己紹介で何について話せば良いかを見ていきましょう。

必須の項目

自己紹介の時間がどれほど短くても、自分自身の情報として伝えなければならない項目が4つあります。氏名、配属先、これからの抱負、よろしくお願いしますの挨拶、以上4点は必ず盛り込みましょう。

 

それぞれのポイントを紹介します。

1:氏名

氏名は、はっきりとフルネームで言うのが基本です。

 

漢字表記が間違いやすい氏名の場合は、この場で伝えておくと今後のコミュニケーションがスムーズになるだけでなく、早く覚えてもらえるでしょう。

2:配属先

配属先を挨拶に盛り込むことで、責任を持って仕事をする気持ちがあることをアピールできます。

 

配属先の先輩社員や上司に良い印象を持ってもらえるだけでなく、同じ部署になる新入社員から声をかけてもらいやすくなるでしょう。

3:抱負

今後の抱負を表明することで「やる気」があると示せます。しかし、大きなことを言って悪目立ちするのは良くないため、謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。

 

配属先が決まっていない場合でも希望部署の社員が聞いている可能性があるので、抱負を明確にしておけば好印象を持ってもらえます。

4:よろしくお願いしますの言葉

自己紹介の最後は必ず「よろしくお願いします」といった言葉で終わりましょう。

 

「1日でも早く仕事を覚えたい」「できるだけ早く戦力になりたい」という気持ちを込めて、ご指導をお願いする形で結びます。

持ち時間に応じて付け加える項目

入社式での自己紹介では、1人1人の持ち時間が決められている場合もあります。2分、3分という時間が与えられた場合、4つの必須項目だけでは間が持たないので、話題を付け加えましょう。

 

出身地、専攻や専門分野、趣味や特技について話せば、自分のことを知ってもらえるだけでなく、人となりをアピールできます。

 

それぞれの項目について見ていきましょう。

5:出身地

生まれ育ちが会社のある都道府県とは違う場所だった場合、出身地を述べることで、同じ地方出身の人たちに親近感を抱いてもらえます。

 

いわゆる地方出身ではなく、東京都の生まれだったとしても「○○区で生まれ育ちました」と、具体的に話すと良いでしょう。

6:専攻や専門分野

大学では何を専攻していたか、専門分野は何であるかを話せば、同じ分野出身の人との共通の話題を作ることができます。また、話をするきっかけにもなるでしょう。

 

専攻していた分野が会社の業務と関係が深いものであれば、入社後の仕事に対する意欲もアピールできます。

7:趣味や特技

自分のことを相手に知ってもらうためには、趣味や特技について話すのが良いでしょう。共通の趣味がある人からは親近感を持ってもらえます。また、趣味が珍しければ他の人の印象にも残りやすいでしょう。

 

特に趣味や特技がない場合には、はっきりとそう言っておきましょう。趣味に誘ってほしいとお願いするなど、人間関係を広げるきっかけになります。

入社式以外で新入社員が自己紹介するときのポイント

入社式以外でも、新入社員が自己紹介をする機会はたくさんあります。ただし、同じ自己紹介を使い回せばいいというものではありません。

 

シチュエーションによって自己紹介に盛り込む項目は違ってくるため、それぞれの場面に応じた自己紹介をする必要があります。

 

ここからは、入社式以外で新入社員が自己紹介するときのポイントを見てみましょう。

  • 配属先
  • 研修時
  • 歓迎会
  • 社内報

配属先

入社後に配属される部署での自己紹介は入社式とは違い、直接関わりを持つ上司や先輩、同僚など少人数への挨拶となります。

 

そのため、出身地や学生時代の経験など、個人的な事柄も交えての自己紹介が好印象です。部署の人たちの顔を順番に見ながら話すと、より印象に残るでしょう。

 

最後に「これからよろしくお願いいたします」と、しっかり頭を下げることを忘れてはいけません。

研修時

研修時、最初に行う自己紹介は研修の一環であることを意識しなければいけません。

 

まず、入社できたことに感謝を述べ、積極的に今後の抱負を話しましょう。時間があれば学生時代のエピソードなどを盛り込むのも好印象です。

歓迎会

配属された部署などで新入社員の歓迎会を開いてくれることがあります。歓迎会は入社式よりもくだけた雰囲気で行われるので、自己紹介もリラックスした雰囲気で話すと良いでしょう。

 

内容は入社式での自己紹介と同様のポイントを押さえておけば間違いないですが、「歓迎会を開いていただき、ありがとうございます」といったお礼の言葉を必ず述べましょう。

社内報

社内報で新入社員の自己紹介のコーナーを設けてもらえることがあります。社内報では口頭ではなく、文章で自己紹介することになるので注意が必要です。

 

アンケート形式の質問に回答する場合は、空欄にしたり「特になし」と回答することは避けましょう。「です・ます」などの丁寧語を使うように心がけることも大切です。

自己紹介をするときに気を付けること

出典:PIXTA