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【企業研究・Yahoo!】IT業界大手の業績推移・事業戦略を解説

IT業界の雄・Yahoo!Japan(ヤフー)は近年事業拡大に成功し、業界の中で大きな存在感を放っています。ここではYahoo!Japanの近年の動向を知るために同社の多方面にわたる事業を概観するとともに、業績の推移や今後の事業戦略についても解説。Yahooのおおまかな全体像を把握すると同時に、もっとYahoo!Japanについて知りたくなる情報が満載です。

Yahoo!Japan(ヤフー)の多方面にわたる事業を理解しよう!

まずはYahoo!Japan(ヤフー)が展開する事業の内容について知っておきましょう。Yahoo!Japanの基幹事業とされているのは「広告関連事業」「会員サービス事業」「オークション関連事業」の3つです。広告関連事業の売上のうちおよそ50%をバナー広告などのディスプレイ広告が、残りの50%を検索結果画面に表示されるテキスト広告(検索連動型広告)が占めます。

会員サービス事業の主な収益などは各種サービスの有料会員サービス「Yahoo!プレミアム」の会員費です。通信販売における補償の強化やポイント還元など、同社のeコマースサービスの利用促進を目的とする事業となっています。

オークション関連事業とは「ヤフオク」のことです。Yahoo!Japanは中古品市場が今後も拡大していくと考えており、アプリの開発・改善や落札者の決済手数料の無料化や配送・出品システムの改善のほか、BOOKOFF店舗と連携するなどして市場開拓をしています。これら以外にも「先行投資事業」としてYahoo!ショッピングやLOHACOなどのショッピング事業、ワイジェイカードによるクレジットカード事業を展開しています。

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ヤフーの掲示板・クチコミ - みん就(みんなの就職活動日記)

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Yahoo!Japan(ヤフー)の業績って実際どうなの?

次にYahoo!Japan(ヤフー)の業績の動きについて解説します。前述した3つの基幹事業は、広告関連事業が前年同四半期比で売上高を6.3%増、会員サービス事業が会員数で8.4%増、オークション関連事業でも取扱高が拡大しています。(2015年第三四半期を基準とする。以下同じ)

一方で営業利益率はマイナス13.7%となっていますが、これは富裕層向けの旅行サービス「一休」などの連結子会社の増加や、先行投資事業への積極的な投資によるもの。したがってYahoo!Japanは今、総じて事業拡大に成功していると言えます。

今後もショッピング事業の流通総額拡大、クレジットカード事業の利用者の拡大、スマートフォン経由のサービス利用者の拡大を目指し、効率重視の販売促進活動を継続していく考えのようです。

これらの情報は、同社のホームページにIR情報としても公開されています。情報をよく読み込み、「どうしてこの時この事業に投資したんだろう?」「どうしてこの時この会社を子会社化したんだろう?」と考えることで、よりYahoo!Japanへの理解を深められるとともに、面接時の逆質問のネタを仕入れることもできます。より深い企業研究のためにぜひとも活用しましょう。

Yahoo!Japan(ヤフー)の生存戦略「eコマース革命」とは?

最後にYahoo!Japan(ヤフー)がIT業界で生き残るために宣言した「eコマース革命」について解説します。同社はすでに誰もが知っている世界的な企業ですが、ここまで見たように今なお成長を続けています。しかし執行役員の小沢隆生氏によれば、2013年ごろYahoo!Japanの経営陣は「このままでは3年後にYahoo!Japanはなくなるかもしれない」という強烈な危機感を抱いていたのだそうです。

ポータルサイト世界第2位に君臨するYahoo!ですが、これはあくまでパソコン分野の話。スマートフォンが普及し始めてからはAndroid OSの利用者はGoogle、iOSの利用者はSafariへと流れていってしまいます。この状況がYahoo!Japanの経営陣を焦らせたのです。

そこで発表されたのが2013年10月、親会社のソフトバンクグループの孫正義社長による「eコマース革命」でした。先進各国に比べてEC化率が著しく低いとされる日本のeコマース市場を徹底的に伸ばしていく。自分たちがそのパイオニアとなる。それが今後のYahoo!Japanの最も大きなコンセプトなのです。

これからYahoo!Japanに入社しようとする就活生は、このコンセプトをより深く理解している必要があるでしょう。

常に進化を続ける超大手・Yahoo!Japan(ヤフー)

IT業界の最大手の一角であるYahoo!Japan(ヤフー)はその地位に慢心せず、常に進化を続ける企業です。その根底には「ヤフーバリュー」という行動規範があります。それは「課題解決を楽しむ(誰かの課題を解決しよう)」「爆速(速くやろう)」「フォーカス(得意なものを1個磨こう)」「ワイルド(迷ったらワイルドな方を選ぼう)」の4つです。この行動規範に共感できる人は、ここで見たようなYahoo!Japanの事業内容や業績、今後の展望についての理解を深め、採用選考に挑戦してみましょう。

 

【参考資料】

・Yahoo!Japan(ヤフー) 2015年度第3四半期「プレゼンテーション資料」

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監修:藤信 明憲(ふじのぶ あきのり)

GCDF-Japan キャリアカウンセラー資格所有
私立大学でキャリアカウンセラーとして勤務。大学在籍時は、就職相談の他、合同説明会の運営リーダーを担当し、各種就活対策セミナー講師としても年間50本以上の登壇を行う。リピート指名ナンバーワンの実績を誇り、何よりも傾聴を心がけている。
現在はフリーランスで、学生や社会人へのカウンセリング、次世代社長や大人向けの勉強会のファシリテーターや講師を行う。