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日立製作所のインターン体験記詳細

参加した先輩たちの口コミ・選考対策

基本情報
2021年卒|大学名非公開|男性|理系
他企業でのインターン
日本工営
2019年8月中旬
茨城県
3週間以内
交通費支給あり
昼食支給あり

選考情報

選考フロー

ES

提出締切時期 2019年6月下旬
志望理由

私はインターンシップを選ぶ際に2点を重視しています。1点目は社会貢献度の高い仕事を経験できることです。その理由は豪雨の土砂災害の研究を通して、人々が満足に生活を送れない様子を目の当たりにし、土木技術者として人々の生活を支えることができるインフラ事業に携わりたいと考えたためです。2点目は社会インフラについて幅広い見識を得ることができる環境があることです。私は現代の社会インフラには電力や交通システムなど総合的な技術力が必要であると考えています。貴社は優れたIT技術を駆使し、最新の社会インフラ事業を幅広く展開しており、興味を持ちました。
また、インターンシップでは監視制御システムに関わるテーマを希望します。私は研究の中で広島豪雨の被災地を訪れた際に、多くの人々に「信頼できる気象コンテンツ」を作って欲しいという要望を受け、安全で信頼できるシステムが求められていることを実感しました。そこで、製品の信頼性が非常に高い貴社のインターンシップに参加することで、安全・安心なシステムについて理解を深めたいと考えております。

研究のテーマ(現在研究を行っているテーマを記入:200文字以内)

私の研究テーマは「豪雨を早期に察知するための気象情報の開発」です。近年、西日本を中心とした全国各地で集中豪雨の発生が顕著になっています。その結果、それらの地域では多くの土砂災害が起きており、人的・住家被害などが増加しています。そこでそのような被害を最小限に抑えるために一般の人々や自治体が集中豪雨をいち早く察知し、自主避難を可能にするにはどのような気象状況に着目すればよいのかを考察します。

研究の内容

私は都市環境に関わる研究室に配属された際に、「土砂災害の被害を小さくするために豪雨を早期に察知するためのレーダー雨量情報の活用」というテーマを選択しました。その理由は2点あります。1点目は、私は中国地方の出身であり、2014年8月の広島豪雨や2013年島根県須佐豪雨などで故郷や知人が被害を被ったためです。その災害を通して、大学で土木を専攻している私は豪雨の土砂災害の被害を小さくしたいと考えるようになりました。2点目は、私は地球環境が人々の生活にどのような影響を与えるのかということに興味があり、その中でも全ての人が関わることになる降雨というものに特に関心を抱いたからです。
豪雨をいち早く察知するにあたり、現在は気象モデルにより豪雨を予測しようとするのが一般的です。しかし、モデルには様々な誤差が生じるので完全に豪雨を予測することは難しいのが現状です。そこで私はまず豪雨の原因や気象レーダーがどのように作成されているのかなどについて、研究室のゼミなどを通して勉強に取り組みました。気象についての詳しい知識がなければこの問題を解決することはできないと考えたからです。そこから私は、土砂災害というのは強い降雨が長時間ある地域に滞在することで発生すること、また、現在運用されている気象レーダーだけでは降雨が滞在しているのかどうかをリアルタイムに把握できないことを学びました。
 その後、私は豪雨を予測するのではなく、現時刻より少し前のデータから、ある地域にどれだけ雨量が蓄積されたのかを積算することを考えつきました。雨量の蓄積量に注目することで、豪雨が停滞し、土砂災害の危険性が高まった地域をより明らかに出来るだろうと予想したからです。具体的には1時間または3時間の雨量を積算することで、その土地にどれほどの雨量が蓄積されたかを把握し、蓄積量が大きくなり始めた地域は土砂災害の危険性が高いと判断するシステムです。このシステムを用いて、広島豪雨などの豪雨事例を実際に検証しました。降雨情報の解析や膨大なデータの整理は非常に苦労しましたが、豪雨が滞在し始めた様子やどこの地域で土砂災害の危険性が高まったかを気象庁のレーダー情報より分かりやすく把握することが出来ました。

学会発表題目

私は「土木学会西部支部研究発表会」において「豪雨発生を早期に察知するためのレーダー雨量情報の活用」という題目で研究発表しました。近年、各地で豪雨による土砂災害が増加傾向にあり、災害発生地域では避難勧告・指示の遅れが指摘されています。そこで、豪雨をいち早く察知するにはどのような気象情報を活用するのが適切なのか、気象レーダーに基づいて考察しました。豪雨が発生するかどうかを判断するには特定地域に雨量が集中している状況を察知する必要があり、そのような降水を捉えるための気象情報としてレーダー雨量と解析雨量があります。しかし、前者は降雨の強さの瞬間値を示しており、長時間の降雨で特定地域に雨量が集中しているかどうかは判断できません。また後者は、発表間隔が30分となっていることや降雨の予測も含めた気象情報となっているので災害の避難判断には適していません。
そこで、レーダーから1時間と3時間の降雨を積算した情報を作成し、10分ごとに表示することで豪雨発生をどの時点でどの程度察知できるのか、中国地方の豪雨事例を用いて検証しました。その考察として山口県須佐の豪雨や九州北部豪雨、広島豪雨では従来の気象情報よりも、長い時間で雨量が集中している地域を明確に捉えることができました。また、自分の住む地域の上空のみでなく、周辺地域から豪雨が移動してくる様子まで捉えることができたことから、土砂災害の危険が迫っていることを読み取り、避難行動等に活かしていけると考えられます。また質疑応答では、地域によって地理や防災意識が異なるため、それに合わせていく必要があるとご指摘を頂きました。住民の方の意見やその地域の地理特性を組み込むことで、より地域のニーズに合わせた情報を提供する必要があると考えており、今後は広島市に特化した気象コンテンツの作成などを考えています。

得意な科目(100字以内)

私の得意科目は構造力学です。この科目を通して、土木構造物の各部に働く力を把握し、応力や変形力を求めて安全性を判断できる力を養うことは大切であると私は考えたため、最も力を注いで学習に取り組みました。

部活動・サークル(50文字以内)

私は大学3年生の時に二輪部というサークルを立ち上げ、大学の公認化を目指して活動していました。

特技・資格(50文字以内)

私の特技は弓道です。弓道を通して集中力を養うことができ、高校では県の国体選手にも選ばれました。

セールスポイント(自分のセールスポイント:200文字以内)

私のセールスポイントは多くの意見をまとめられることです。二輪部では部員のやりたい活動が食い違い、対立が起きていました。そこで1人ずつやりたいことを抽出し、ツーリングやレースなどのカテゴリに分け、誰でもそのカテゴリに則して企画できるようにしました。そうすることで一本化するのではなく、複数の活動が共存できる環境を作り、対立を解消しました。この経験は業務で意見をまとめる時などに活かせると考えています。

エントリーシート記入時に注意した点やアドバイス

論理性を重視した。

筆記・WEBテスト

テストの種類 受験場所 詳細
SPI テストセンター会場 -
WEBテスト・筆記試験でおすすめの解答テクニック

時間がないのでわからない問題はとにかく短時間で切る

効果があったWEBテスト・筆記試験の勉強/対策方法

参考書の数をこなすのと毎日継続的に続けることが重要

面接

参加者 面接官:1名 学生:1名
面接時間 30分
難易度 普通
雰囲気 普通
面接で聞かれた質問事項

自己PR,研究の際にどのような姿勢で研究活動に従事しましたか?

逆質問の機会はありましたか?
はい
いいえ

選考を振り返って

インターン選考で重視されていた点はどこだと思いましたか?

与えられたテーマに対して、自分なりの考えをしっかりと持ち、プレゼンを通してしっかりと伝える能力が重要視されていると思われる。また、施設見学の際にも積極的に質問などを行う主体的な学生は評価されているように感じた。

効果があったなと思う面接の練習方法

先輩や同期に面接官の役をしてもらってシュミレーションすると雰囲気に慣れる。

面接指導官に言われた、または自分で編み出したおすすめの面接テクニック

面接時にはとにかく大きな声で、はきはきと話すと印象が良くなる上に緊張もほぐれる。

インターン概要

開催時期 2019年8月中旬
開催期間 3週間以内
開催エリア 茨城県
開催場所 オフィス
職種 技術系総合職・エネルギーソリューション
このインターンで学べた業務内容 生産・製造技術
給与は発生しましたか?
はい
いいえ
昼食費は支給されましたか?
はい
いいえ

昼食支給(弁当/社食/外食など)

交通費は支給されましたか?
はい
いいえ

全額支給

インターン内で残業はしましたか?(自主的な追加の準備工数含む)
はい
いいえ

インターンシップの内容

テーマ

水力発電に関するワーク

内容

1週目:一日目は全体の部署で人事の人から会社説明を受けた。 その後、水力発電の部署で課題の説明を受けた。 一人一人の課題を渡され、それ以降は個人で解析、実験をした。
2週目:2週目の最初に工場見学があった。 その後は各部署でメンターと課題を行った。
3週目:最終日には成果報告会を行った。

その場での内定や本選考での1次選考免除など、インターン参加学生だけの優遇はありそうでしたか?
はい
いいえ
この企業に対する志望度は上がりましたか?
とても上がった
上がった
変化なし
下がった
とても下がった

実際に工場を見て施設の迫力を感じられ、人の生活を営むうえで欠かせない電力を供給していることを再確認できた。また、業務は非常にやりがいがあると感じられたから。 社員の方とお話しする機会も多く、社員の方の多くが仕事に誇りを持っていたため

個別面談/OBOG紹介/交流会など、インターン参加者に社員や人事から連絡はありましたか?
はい
いいえ

リクルーターからの面談があった。

一緒に取り組んだ学生のレベルはいかがでしたか?
かなり高い
高い
普通
低い
かなり低い

旧帝大、早慶がほとんどだったため

会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?

自主的に行うことを重視してインターンに取り組みました。 しかし、自主的に進めているだけでは課題が止まってしまうことがありました。その際には経験と知識が豊富な社員の方々に相談して先に進むためのアドバイスを得ました。親切に教えてくれる社員さんが多かったです。

この企業のインターンを通して学んだことを教えてください

職場に自分のポジションを用意されるため、実際の職場の雰囲気を肌で感じることができる。 また、何回も現場見学に行かせてもらえたので現場とオフィスの連携の重要性を感じられた。 また、解析モデルを実際どう使っているのか分かった。

この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします

事前に企業のパンフレットやHPを調べることで、企業の業務や取り組みについて、最低限の知識を取り入れると良い。また、選考はESと面接が重視されるので、自分の実際の体験とつなげて内容を充実させることなど推敲する必要がある。

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