博報堂の秋冬インターン体験記(総合職)_No.23316

公開を禁止されているため具体的には記述できない。しかし、例年、実際にあるサービスプロダクトを元にそれの販売促進を行うワークを行う。

1日目は座学を中心に行った。過去事例の紹介や、現場社員の登壇が主に行われた。2日目は、出題されたお題に個人ワークで考えた。3日目は、2日目の個人ワークを元に割り振られたグループでディスカッションをして、一つのアウトプットにまとめた。その際、メンター社員の方が1人ついて、個人のパフォーマンスを見ながら選考要素の部分を見る形式だった。3～5日目は、メインのお題が与えられて、3日目とは異なるグループに割り振られ、そこで同様に一つのアウトプットへとまとめていった。最終日には、対面の東京オフィスで発表プレゼンを行い、順位が付けられていった。最後には、3～5日目のメンター社員の方からグループのフィードバック、個人のフォードバック、OB訪問のような逆質問も行われた。

インターン参加者は全員早期選考に乗ることができる。その際、インターン期間中のパフォーマンスと志望動機書の評価をもって、最終面接に乗れるか否かが決まる。そのため、インターンに参加できればかなり内定に近づくことになる。

もともと志望度が高かったため、大幅に上がったということはないが、新たな魅力や社風に惹かれるきっかけになった。5日間で、企業側もかなりの時間を割いて企業理解の促進を行ってくれるため、事例や会社のフィロソフィーを吸収でき、有意義だった。

早期選考者向けに、OBOG訪問の人数拡張案内がある。また、早期選考に進んだ人には、キャリアダイアログ面談があり担当人事と話す機会がある。その際には、選考に臨むうえで不安に思っていることや聞きたいことを自由に話せる時間だった。

まず、インターンに参加するまでにかなり厳しい選考がある。重ためのエントリーシート提出後、2度にわたって個人面接がある。そのため、インターンに参加するまでに対策時間や企業分析が必要となる。そこを突破してきた学生ともあり、レベルは高く学歴も自ずと高いボリューム層だったように思える。

インターン期間中は、zoomでの講義中も盛んに学生から質問が寄せられ、人事の方が代表してその全てに答えてくださった。また、講義やグループワークも終始穏やかな雰囲気で行われ、受け身である時間はあまりなく、学生が自分のアイデアを起点にグループで話し合う興味深い内容だった。

前述の通り、企業側もかなりの労力と時間をかけて5日間のインターンを構築している。そのため、自ずと過去事例や会社フィロソフィーを体感して吸収できる。

グループの中で自分らしい立ち回りとは何か、今組織に必要な役割は何か、数日間考え続ける必要のある環境下での思考体力などの力が身に付いた。

個人としても、企業の志望者としても、解像度を上げられた充実感のあるインターンだった。

まず、企業理解やフィロソフィーやカルチャーを吸収できた。過去事例や現場社員の講義を通して、博報堂の文化基盤を体感できる。加えて、広告の仕組みや考え方やフレームワークを学ぶこともできる。特に個人ワークやグループワークでは、共通で使用するフレームワークを用いて進行されるため、広告の考え方やステークホルダーなどの考え方が自ずと身に付く。また、グループ内でインターンを行う時間が長いため、組織での自分らしい立ち回りや今必要な行動を自問自答する思考力も蓄えることができる。

インターンに参加することがかなり自信になると思います。選考を伴う難易度の高いインターンですが、そこでできた仲間はインターン終了後も本当に支えになると思います。本選考で内定を狙う際にも、企業理解はやはりインターン参加者の強みであると思うので、ぜひチャレンジされてください。