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設問:学生時代に得た素晴らしい経験(400文字以内)
所属している体育会ハイキング部で、南アルプスを一週間かけて踏破したことだ。夏合宿では上級生として、メンバーを安全に下山まで導くことが求められた。難易度の高い登山活動のため、事前にどのような危険に襲われ
るか予想しにくいという課題があった。しかし、「誰一人怪我無く、縦走を達成したい」という思いから、次の二点の策を講じた。一つ目は、緊急時の避難ルートを三つ考案したことだ。悪天候によって、当初のルートが通行できなくなることを想定し、予備のルートを複数考えた。二つ目は、高山病患者への対処法を事前に学んだことだ。山行前に講演会に参加したり、OBOGとの交流会で学んだりした。当日の合宿にて、メンバーの一人が高山病に罹ってしまったが、対策をもとに、メンバーに適切な指示を出して冷静に対処した。結果、全員無事に下山することができた。この経験から、予想されるリスクを予め考え、事前にその対策をすることの大切さを学んだ。
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設問:インターンシップへの志望動機と期待すること(200文字以内)
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設問:次の3つのテーマから1つ選んで考察 1.最近気になったM&A事例 2.M&Aと地方創生 3.クロスボーダーM&Aの未来(400文字以内)
1を選択し、塾講師アルバイトの勤務先である株式会社エジュテックジャパンが佐鳴グループに買収された事例を考察する。M&Aに至る経緯として、エジュテックジャパンの創業者が高齢により引退したが、事業継承を外
部に求めたことが挙げられる。買収後は、授業方針やシステムが一新され、アルバイトと正規雇用者を問わず、全社員が対応に追われることとなった。旧エジュテックジャパンの役員らは、変化した学習指導要領に対応する佐鳴グループの授業方針は、理にかなっていると評価しているが、実際の現場では現在、急激な変化と従来の自社文化損失に不満の声が上がっている。今回のM&Aによる買収が現場の講師から不評であることは、現場社員に対する説明不足が原因であると考えられる。売り手と買い手の双方にとって満足のいくM&Aを実現するためには、両社の上層部間のみならず、現場社員の意見を聞き、適切な説明を行うことが重要であると考えた。
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エントリーシート記入時に注意した点やアドバイス
M&Aの会社なのでとにかく論理性を意識するようにした。他の企業では「です・ます調」を使うことも多かったが、この会社のESでは会社の雰囲気に合わせて「だ・である調」にした。