あなたの人生のターニングポイントと、それがその後の人生にどのような影響を与えたのかを教えてください。
私の人生におけるターニングポイントは、高校時代の部活動におけるスランプからの脱却経験です。
私は
高校まで卓球部に所属しており、関東大会出場を目標に日々練習を続けておりました。
しかし高校2年生の春季大会初戦で1年生に負けてしまったことをきっかけにプレーに対して自信が持てなくなり、そこから約半年近く試合で勝てず、レギュラーメンバーから降格した時期がありました。
スランプを脱却できた理由として、コーチからのアドバイスに依存した練習のみに取り組んでいたことが原因だと気づけたことだと考えております。その当時、私にとってコーチは尊敬する存在であり、アドバイスは絶対だと考えていたため、言われたことを一生懸命取り組んでおりました。その結果、受動的な練習しか行えておらず、自分自身が抱えている必要な課題に取り組めていなかったため、技術が頭打ちになってしまっていると考えました。この課題を発見してからは、コーチからのアドバイスを参考にしつつ、かつ自分のプレー動画の研究を通して課題を抽出して練習メニューに取り入れるようにしました。
その結果、半年後の秋季大会では地区大会3位、県大会団体7位という結果を残すことができました。
この経験から、先輩や先生のアドバイスに囚われすぎず、本当の課題は何なのかを主体的に考えることができるようになったため、現在の大学院における研究活動で柔軟な発想に繋げられていると考えております。