ES
提出締切時期 | 2021年7月上旬 |
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私はまちづくりの仕事に興味を持っており「くらしづくり・まちづくり」の分野を希望した。昨年の1月に〇〇〇〇〇〇を訪れた際に被災現場を目にし、復興として街がつくられていく過程に興味を持ち卒論研究に扱おうと考えている。そのためまちづくりに興味を持ち、社会学の視点から研究を行う予定のため地域に根差した開発を行いたいと考えている。鉄道業界のまちづくりは路線を基盤にしているためディベロッパーに比べて対象地域とのつながりが深いのではないかと考えている。インターンシップの中では鉄道業界が行うまちづくりの特徴、同業他社と御社の違いを体感できることを期待している。インターンシップではまちづくりの対象となる地域の特徴を掴む力を鍛えるとともに、それを鉄道事業と組み合わせることで価値を生み出すことを意識しながら取り組みたいと考えている。
私が強い思いを持って取り組んでいることは単位互換制度を利用して〇〇大学で授業を履修していることである。幅広い分野を学ぶことで各分野の考え方を吸収し、多角的な視点から社会を捉えられるようになりたいという考えは高校選びの時から一貫して持っている考えである。その考えのもと文理の壁にとらわれず理系分野にも興味を持ち、さらに論理的思考力なども鍛えられると考えて〇〇大学での履修を決めた。心理学や都市計画などの文系分野と近い授業も履修・履修予定であるが、興味のあった〇〇系の授業も履修した。馴染みのない分野の学習は理解に時間のかかる部分も多かった。しかし、他の人より時間を費やして理解するしかないと考え、例えば教授に頼んで授業を録画した動画をいただくなど授業外の学習にも力を入れて最後までやり遂げることができた。この取り組みにより新たな知識を吸収する力は非常に鍛えられたと考えている。
かなり重い小論文の提出があるのでESよりもそちらに力を入れた。質問内容もかなりベーシックなもので書くのには困らなかったが、最低限の読みやすさと納得させる論理性は意識した。
その他(小論文)
ワードでA4用紙1ページ程度(2ページ以内、図表や参考資料なども含む)の小論文を提出する。
論文テーマ:「ポストコロナ社会の不可逆的な構造変化を踏まえ、あなたが考える生活を豊かにするための新しい暮らしの提案と当社の収益確保を実現する成長戦略について」
少々重い内容ではあるが、JR東日本が発表しているレポートをWEB上で見ることができるので、それを参考にすればある程度書ける。
面接
参加者 | 面接官:1名 学生:1名 |
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面接時間 | 15分 |
難易度 | 普通 |
雰囲気 | 普通 |
当インターンシップの志望理由,インターンシップにはどのようなことを期待しているか
デベロッパーとは違う鉄道業界だからこその街づくりを仕事の中で感じたことはあるか。
選考を振り返って
鉄道会社の街づくりへの関心
とりあえず様々な企業に応募し、選考を受けて面接慣れするとともに、話す内容をブラッシュアップする。
結論ファースト
理由などは最初に数を言うなど、面接官に聞く準備をさせて理解度をあげる。
開催時期 | 2021年9月上旬 |
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開催期間 | 5日間 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | その他 |
職種 | 募集分野2(くらしづくり・まちづくり) |
このインターンで学べた業務内容 | 企画 |
昼食代支給
全額支給
最終日にグループで発表があるが、時間内に作り終わらずオンラインで残業した。
インターンシップの内容
生活サービス事業におけるくらしづくり・まちづくりを通じた成長戦略の策定。
テーマ:ポストコロナ社会の不可逆的な構造変化を踏まえ、駅のあり方を「交通の拠点」からヒト・モノ・コトが"つながる”「暮らしのプラットフォーム」へ転換し、生活を豊かにする新しい暮らしの提案と当社の収益確保を実現する事業戦略を提言する。
上のテーマについて様々な事業に携わる社員の方の話を聞き、議論して最終日に発表したが、5日間それについて議論したわけではなく5日のうち2日は対面開催で様々な事業を実際に見に行った。(東京感動線や高輪ゲートウェイの開発など)
インターン自体はとてもおもしろいものだった。しかし、数年前にJR東日本は街づくり分野としての採用はやめて一括での採用となり、街づくり分野への配属が保証されないうえ数年間駅勤務をしなければならないことを知ったため、志望度は下がった。くりかえすが、インターン自体は面白く、高輪ゲートウェイ駅の一般には入れないところに入れたりもしたので良い経験にはなった。
半分は理系でまちづくりを学んでいる学生であり、文系である私は少し差を感じた。しかし、残り半分は文系学生なので十分ついていける内容ではある。
とても和やかな雰囲気だった。5日間中2日間が対面開催であり、その時に案内をしてくださった社員の方も優しく丁寧な方々だった。また、オンラインで話を聞いた方々もよい方たちだったが、仕事がつらそうにしている人もいた。
鉄道会社が行うまちづくりの特徴を学ぶことができた。デベロッパーと異なり、鉄道会社は鉄道路線というアセットを持つためそれが生かせる一方、路線を持つ以上過疎化の進む地方の問題に取り組んでいく必要がある。特にJR東日本はそれが顕著だった。
まちづくりを専攻として学んでいない学生でも専攻は通過できるし、インターンでも活躍はできる。しかし、まちづくりに興味を持っていないと楽しくはないし、よいアウトプットは出せないと思う。私の年はオンラインと対面のハイブリッドだったが、全面対面であれば見学などもさらに多くなってより楽しいインターンになると思う。
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