選考フロー
ES
提出締切時期 | 2020年7月下旬 |
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私は個別指導塾のアルバイトで、内気で、かつ勉強に苦手意識を持つ生徒を担当した時期がありました。学力を向上させるためには、信頼関係を築くことが第一であると考え、学校生活の様子や趣味を聞くことからはじめました。対話を通して徐々に打ち解け合い、勉強が苦手になった理由が学校の授業スピードにあることが分かりました。このため、生徒に合った教材を自ら作成し、理解度に沿った進度の指導を徹底しました。その結果、毎回の授業で主体的に質問をしてくれるようになり、「2」であった成績が継続して「5」を取れるようになりました。この経験から自分が誠実さと情熱をもって物事に向き合えば、周囲の意識も改革できることを学びました。また、私自身も「学ぶ」ことの重要さを改めて感じたので、学業や研究はもちろん、英会話などにも挑戦し、多くのことを精力的に吸収して学ぶように努めています。この強みを貴社の研修でも活かしたいと考えています。
貴社の世界トップレベルを誇る技術力とそのモノづくりに対する姿勢や情熱を肌で感じたいと考え、志望しました。貴社は分野を横断した革新的な技術の組み合わせにより、幅広い事業領域を有されております。その環境に身を置くことで、専門分野にとらわれない柔軟な発想が得られ、自身の思考の幅が広がると期待しています。研修では、優秀な社員の方々や他のインターン生と積極的に議論し、製品用途開発に取り組むなかで、モノづくりにかける想いやこだわりを感じ取りたいと考えています。また、企業ならではの課題解決を体感することで、自分にどのような考え方やスキルが不足しており、今後どのように取り組むべきかを認識したいと考えています。
私は新規の金属ナノ粒子合成プロセスの確立を目標に研究を行っています。金属ナノ粒子は表面効果により、バルク金属とは異なる性質を有し、触媒や半導体などの分野への応用が期待されています。しかし、ナノ粒子は熱力学的に極めて不安定であり、表面積を小さくしようと凝集する傾向にあります。このため、一般的な合成法は、分散剤として界面活性剤が使用され、環境負荷が大きいプロセスとなります。そこで、ゼリーの材料として用いられているゲルを用いた粒子合成法に着目しました。我々の方法には、「反応拡散という簡易な操作で特定の位置に粒子が形成される」ことや「水や寒天などの環境負荷の小さい材料だけで粒子を形成できる」といった利点があります。本プロセスは従来の合成法に比べてより簡便で低コストであるため、粒子形成メカニズムを解明し、粒子のサイズや形状の制御が可能になれば、新たな粒子合成プロセスの確立が期待できると考えています。
高等学校教諭一種免許状 理科
普通自動車第一種運転免許
全国珠算教育連盟珠算検定 弐段
実用数学技能検定 二級
透過型電子顕微鏡(TEM)での試料観察及びEDS分析
UV-vis測定
週に1回、ネイティブの方との英会話
設問それぞれに対して、それぞれ異なる内容を回答したことです。
選考を振り返って
ES選考のみでしたので、エントリーシートが重視されていたと思います。志望動機などを具体的に記述することで他者との差別化を図れると参加できるのではないでしょうか。
開催時期 | 2020年9月中旬 |
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開催期間 | 3日間 |
開催エリア | オンライン |
開催場所 | オンライン |
職種 | 技術系総合職 |
このインターンで学べた業務内容 | 基礎研究・応用研究・技術開発 |
インターンシップの内容
京セラの製品を使って新規事業の創出を行う課題ワーク
一日目と二日目はグループごとに課題に対する考えをまとめあげる時間であった。一グループは5人程度のチームで構成され、ディスカッションしている間に時々社員の方が参加しアドバイスをいただくような流れであった。三日目は、課題のプレゼン発表を行った。その後、フィードバックがあり、社員との座談会が行われた。
インターンでは、学生同士で考える時間が多く、社員と密に接する機会は少なかったからです。新規事業を創出するという内容であったので、課題を進める過程で製品などへの理解は深まりました。
交流するうえで、志望度が高い学生(京セラを第一志望にしている学生)は少ないと感じました。また、新規事業を考えるという内容であったが、既存事業分野をさらに発展させるといったようなアイデアが多く、独創的な意見はあまり出ませんでした。
インターンでは、社員と接する機会はほとんどありませんでした。時々、グループの議論に参加してくれる社員の方に質問を投げかけると、京セラの製品の特長を説明したうえで、優しく回答して頂けました。製品に対しての特徴を理解している(技術にこだわりをもつ)社員さんが多いという印象を受けました。
新規事業を創出するにあたり、利益を持続的に生み出せるのか、また、採算がとれるようにどのようにして社外の人に働きかけていく必要があるかなど、会社を経営するという視点に立って、考えることができる機会となりました。京セラの製品に対する理解を深めることが出来ました
回ごとの参加人数が他社のインターンと比べて多いと感じたので、ES通過率が悪いとは思いませんでした。しかし、誰にでもアピールしたいポイントが伝わるように記述することは重要だと思います。志望動機の設問もあるので、予め企業HPなどで会社のことを調べておくと良いと思います。
京セラのインターンに参加した学生たちのインターン体験記は48件あります。
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