選考フロー
ES
提出締切時期 | 2020年10月下旬 |
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高硬度材料における成膜技術の開発
私は高硬度材料に焼結助剤で成膜を行う研究をしています。一般的には高硬度材料粉は焼結助剤の粉末と機械的に混合し、焼結を経て焼結体となります。しかし粒径や密度の差異により均一な混合は難しく、混合が不均一な場合には焼結体の硬度の低下が懸念されます。よって均一な混合状態を作り出すために、高硬度材料表面に焼結助剤で均一な成膜を行う研究をしています。まず、多量の粉体が必要な焼結評価を行うために当初の材料濃度の400倍のスケールアップに成功しました。また、様々な測定結果から、作製条件によって焼結助剤の膜形態が異なるという仮説を立てました。そのため、今後は膜形態のさらなる測定データの収集を行っていきます。
無機材料、液相合成、ゾルゲル法
貴社は国内で唯一の総合繊維メーカーであり、特に炭素繊維技術の道を切り開いたという実績に魅力を感じています。ポリエステルやナイロンなどの生産が容易な製品は中国企業に代替されていく中、日本の繊維業界を先導していただいたことへの感謝とともに、私も日本の技術力で世界に勝負していきたいという気持ちがこみ上げてきました。炭素繊維は現在の日本の繊維業界を支えており、またスポーツ用品から航空機まで幅広い用途で使用されている重要な産業です。競合他社が繊維事業の収益化に苦戦している中、貴社では繊維事業の収益化を実現しておられる部分にも、他社には真似できない価値ある技術力を感じました。また高機能な衣服の提供も実現されており、技術を応用しニーズに応える柔軟性に感銘しました。炭素繊維のパイオニアである貴社の技術力、社員の方々の考え方を肌で感じたいという思いのもと、今回のインターンシップへの参加を希望しました。
将来は企業で、まずは土台となる基礎を確立し、ゆくゆくはより社会に貢献できる価値の創造をしたいという思いがあります。私は何かを行う上では、最大限の価値を生み出したいという思いがあります。なぜなら、誰かから頼られてる以上その期待に可能な限り応えることに喜びを感じるためです。この思いの実現のため、私は日々どんなことにおいても積極的に関わることにしています。行動することで、自分の考えの甘さや周りの人の異なった考え方に気づき学ぶことのできる貴重な機会を創出できると考えています。よって企業においても、まずは周りの人の意識や志が高い環境の中で仕事に携わり、考え方や知識など様々なことを吸収していきたいと考えています。土台を基に、次のステップとして周りを巻き込みながら新しい価値を生み出したいという思いがあります。この思いの実現により、今まで支えていただいた方への感謝の気持ちを具現化していきたいです。
東レならではの特徴、他社と比較した際の差別化を意識して記入した。
選考を振り返って
ESの提出は求められたが、自分の周りでESを提出して通過できなかった学生はいなかったのでES提出をすれば通過はすると感じた。
開催時期 | 2021年1月上旬 |
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開催期間 | 2日間 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | その他 |
職種 | 技術系 |
このインターンで学べた業務内容 | 基礎研究・応用研究・技術開発 |
インターンシップの内容
東レ 技術系説明会
飛行機に用いることで重量の軽量化を実現した炭素繊維、UNIQLOのヒートテックやエアリズムに用いられている高機能繊維など東レが開発してきた代表的な製品の説明を受け、東レの技術を身近に感じれれるプログラムであった。
研究・開発職の一連の流れや他部門との関わりについてワーク等で体験した。
ワークをによって東レで働く疑似体験を行い、東レにおける研究・開発職の仕事の理解を深められた。
担当する技術系職員は1日目は若手社員、2日目はデジタル技術社員の方にお話しいただいた。
東レの手掛ける事業は多種に渡っており、数々の革新的な素材を世の中に提供してきた実績が実感できた。
また、素材というももはあらゆるものの基礎となる重要な存在であり、最終製品へもたらす影響も大きくやりがいを感じた。
このインターンシップを通して、東レで自分がやってみたいと感じることに出会えることができ志望度が上がった。
福利厚生や研修制度についての質問にたいしても、ありのままの姿をお答えいただき、とても印象がよかった。
繊維専門に学んでいる学生はすくなく、化学系の学生が主であったため、繊維にものすごく詳しい学生は少なかった。
技術系職員の方はとても丁寧な対応をしていただいた。特に質疑応答の際には、質問の詳細を聴いていただき本当に自分が聞きたい部分の明確化をしていただいた。また、質問した内容だけではなく、それに関する+αの情報も伝えていただき、とても好感が持てました。
自分の専攻ではない繊維という分野のおもしろさ、社会への貢献が期待できる分野であると感じた。?産が容易な製品は中国企業に代替されていく中、?本の繊維業界を先導していくという意気込みも感じることができた。また、繊維事業の収益化を実現可能にしている技術?を感じることができた。
東レの会社とはどういう会社であり何を扱っているのかをなんとなくイメージして望んだ方がいいインターンシップだと感じた。会社に関する説明会ではなく、会社理解を前提として、さらに会社理解を深めるというインターンシップであったので事前の企業研究は必須であると感じた。
東レのインターンに参加した学生たちのインターン体験記は30件あります。
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