- 2020年11月中旬
- 東京都
- 1日間
ES
| 提出締切時期 | 2020年10月上旬 |
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私の人生最大の決断は、高校入学後の部活決めである。具体的には、硬式野球部と軟式野球部とで迷い、最終的に軟式野球部に進む道
を選択した。そもそも、私は父と同じ高校に入学した。その理由は、父が果たせなかった甲子園出場の夢を実現したかったからであ
る。もちろん、問答無用で硬式野球部に入部するつもりでいた。しかし、体験練習に行った際に厳格な上下関係や年功序列で出場機会が低学年に与えられない現実を知った。私には、実力主義で評価してもらいたいという想いもあったため、気持ちが揺らいだ。そこで、軟式野球部の体験にも顔を出した。すると、全員がのびのびと野球をしていた。この時、初めて自分の夢を追うか、自分の理想の環境で野球をするかで悩んだ。最終的に私は、3つの理由で軟式野球部の入部を決断した。1つ目は、軟式野球部は全国大会に出場できる可能性が高いことである。現に軟式野球部は過去に全国大会に出場していた。2つ目は、実力主義で判断してもらえる点である。3つ目は、先輩からの熱烈なアプローチを受けたことだ。彼らは、毎日私のクラスに来てくれた。これらの理由から私は、夢ではなく自分の理想の環境で野球をすることに決めた。そして、全国大会に出場することを目標に日々辛い練習を乗り越えた。そんな中で2年時にはチームの中心選手として全国大会準優勝まで導くことができた。また、3年時には自分だけではなくチーム全体を俯瞰できるようになり、全員の意識を全国大会出場という高い目標に向けることに成功した。その結果、2年連続全国大会出場を達成できた。軟式野球部で一緒に切磋琢磨し、闘った仲間は一生切れない関係だと考える。私は、たとえ成果が出なかったとしても軟式野球部に入部した決断は正しかったと今では考えている。 また、これが私の人生で初めての自分でした決断だった。この決断以降、私は自分の進む道を自分で決断できるようになった。
全て自分で計画した南米旅行の写真である。
文字数が長いので読みやすいように順序だてをする