野村総合研究所（NRI）の秋冬インターン体験記(ITソリューション)_No.23635

日給 10,000円

法人システムのテスト設計・要件定義

1日目は横浜でオリエンテーションを行い、配属部署に移動して簡単な説明と自己紹介の時間が与えられる。
2～4日目は部署で、業務体験や社員インタビューを行い、昼食時や懇親会でフランクに社員と話をすることができた。
5日目は他部署配属の学生や社員に向けてワークの成果発表と、全参加学生との懇親会が開かれた。

参加学生は特別選考・通常選考と二種の早期選考が用意される。自分は通常選考だったのだが、ESは恐らく全通で、参加フローの面接が一回免除されていたらしい。

社内の雰囲気も良く、成長できる環境だと感じたが、あまりにも仕事内容が合わなかった。デスクで長時間システムに向き合うのが精神的にもスキル的にも合わないように感じてしまった。

理系院生や情報系の学生が多く、実際の業務を基にしたワークをスムーズに進めていた。研究に真面目に取り組んでいる学生がほとんどで、正直に敵わないという感想を抱いた。

非常に親切に対応してくれたと感じる。分からないところも親身に相談に乗ってくれたり、昼食時には様々な社員を誘って話す機会を設けてくれた。しかしながら、インストラクターの社員も自分の業務があるため、付きっ切りというわけではなかった。

部署に直接配属されるので、普段の業務の様子や、トラブル対応、会議、残業やリモートの程度まで肌で感じることができた。部署によると思うが、様々な社員と話す機会があるため、どことどこの社員が仲悪いのかまで分かるほど、深く関わることができた。

SEの業務内容についてリアルに体感することができた。初見のシステムに対応することが往々にしてあるということや、深夜対応、全部署での会議など、業務のリアルを隅々まで知ることができた。その上で、自身に課せられたワークはさっぱり分からなかったし、向いてないと思うほどだったので、ソフト面での成長は感じられなかった。(向いている人が行けば大きく成長できると思う。)

部署で実際の業務を目にできる。ワークの内容も、実際のケースを基にした歯ごたえのあるもので、適性のある学生にとっては学びの深いものであったと思う。社員や学生と話す機会が多く、人脈を広げることができるうえに、交通費・宿泊費・日給支給という至れり尽くせりのインターンシップであった。

とにかく、実際の働き方を見ることができたのが一番大きかったと思う。どの社員も向上心が高く、聡明な方ばかりで、成長できる環境が整っていると感じた。更に、SIerの業務は初見のシステムに当たる必要もあるらしく、その際に論理的思考力と思考体力は非常に重要であると学べた。

自分はとにかく向いてないと感じる5日間であったが、IT系に少しでも興味があるなら参加するといいと思う。先述の通り、内容はかなり充実しているので、それだけでも参加価値があるが、それ以上にリアルな業務を体験できるという意味で、自身の向き不向きが明確に見え、今後の就活の指針に必ずなってくれると思う。