KPMGコンサルティングの夏インターン体験記(コンサルタント)_No.24332

あるテーマをもとに新規事業を立案せよ

全体の参加人数は30人程度で6グループに分けられていた。．ジョブに関わる社員さんは2人だった． 最初に新規事業創出に関係あるフレームワークをインプットする時間があり，その後は各班でワークを行い最後に発表を行った．ワークの中間で社員の方と相談する時間がある．企業説明や業務説明，座談会などはなく，グループワークがメインだった． 備品としてはホワイトボードを自由に使う事ができた． ワークの進め方等は各班に委ねられていたが，基本的に中間報告までに大雑把にアイデアを完成させ，中間報告での社員さんのアドバイスを受けて最終発表までに修正していくといった流れで進めたグループが多いと思う．最終発表の形式は決められておらず，ホワイトボードかGoogle Documentで発表する班が多かった．発表後は社員さんと学生から質疑応答が行われた．また，最後に投票で優勝グループを決めた． 社員さんと関わる機会は中間報告のタイミングしかなく，その時間はワークの質問しかできないため企業理解を深める機会はなかった．

優秀者は次の選考に呼ばれる

社員の方と交流する機会がほぼなく、社員さんの雰囲気を感じることができなかったためである。KPMGはBig4の中では少数精鋭で規模が小さいという特徴はあるが、事業領域等に大きな違いはないと考えている。その中で差別化できる要素として人柄の重要度は大きいと感じているため、個人的にもう少し社員さんと交流したかった。ただ、中間報告での社員さんの意見は鋭いものばかりであり、優秀さを感じることができた。

コンサルティング業界を志望しており、他社の選考等でジョブを経験している人が多い印象を受けた。

社員の方と関わる機会は非常に少なかったが、それでもすごく優秀であることが伝わってきた。

ジョブ選考の意味合いが強く、KPMGの事業内容に関する説明等はなかった。

チームとしてのアウトプットの質が他チームと比較して低く、貢献できなかった印象が強い。

まずこのジョブに参加するまで新規事業立案に関するフレームワークを知らなかったため、フレームワークを知って実際に使う経験をできたことが学びになった。新規事業立案に必要な要素が整理されているフレームワークで非常に汎用性が高いと思った。また、フレームワークの便利さを感じた一方で新規事業立案の難しさを体感した。ターゲットの選定、事業の内容、どの程度利益が出るのか等考慮すべき要素が多い上に、そもそもその新規事業を本当に行う必要があるのか、行うべきならなぜその事業がこれまで行われてこなかったのかという根本的な疑問を解決する必要があるためである。

ジョブに参加するまでのフローで一番の鬼門はやはりオンラインケース面接だと思います。ケース面接の経験を積んでおくこと、思考プロセスを文字に起こす（スライドにまとめる）ことが対策になるかなと思います。Big4の中でも特殊な選考フローのファームであり、少数精鋭のため倍率も高いと思いますが頑張ってください。