竹中工務店の夏インターン体験記(建築技術職)_No.10877

施工管理者としての事業理解グループワーク

1日目には、ゼネコン業界とデベロッパー業界の違いなど会社全体の講義を行った。また、施工管理者としての仕事内容として、施工図の作成について業務体験を行った。最後に、社員座談会が設けられ、若手の社員の方とお話しする機会が与えられた。2日目の午前中は、複合開発施設の現場見学を行い、現場で社員の方が注意している点や現場で働く人たちとの接し方などを学んだ。その後、学習したことを本社に戻り、年次の高い社員の方々の前でグループに別れて、発表した。3日目には、竹中大工道具館で竹中工務店の歴史や受け継がれている大工道具について学ぶ。その後、社員寮に移動し、昼食を食べ、社員寮見学を行った。1年間の寮生活に不安になっている学生も多いことから寮見学が用意されていた。

参加した学生は、OB訪問を紹介されたり、人事とESや面接対策を行える。

大手ゼネコンは建物の規模感や複数の物件を担当することも多いと聞き、仕事を覚えるスピードも早くなると考えているため、しっかりと大きな仕事を任せてもらえることから志望度が上がった。また、施工管理職以外の配属希望も通りやすいということを聞いたのでキャリア形成も考えやすいと感じたため。

OB紹介や個別で面接対策をおこなってもらえる。

京阪神の学生がほとんどを占めていた。また、9割以上が大学院生であった。第一志望で施工管理職を見ている学生は少なかった印象であった。内々定を早期にもらえるため、インターンに参加している学生が多かった。

施工管理職とは残業も多い、危険の伴う仕事、人手不足であるなどの印象があったが、それを解消するために、IT技術を積極的に採用したり、危険予防を徹底的に行われていることなどを学ぶことができた。また、施工管理職だけをおこなうわけではなく、キャリアの中で、違う部門にも配属されることもあることを知ることができたのは学びであった。

現場見学を行う際に、実際に建物の工事現場に朝礼から参加するため、朝7時の集合時間であるのは大変である。入社した際には、この時間からの出社になる。施工現場で使われている建築用語が大学で学んできた建築知識とは少し違う部分もあったため、少し頭に入れるのに苦労したのでインターンに参加する前に頭に入れておくとよいと思う。