ES
提出締切時期 | 2020年11月中旬 |
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私は、高効率な電力変換を目指す「パワーエレクトロニクス」について学んでおり、特にOOOを用いた次世代半導体デバイスの研究を行っています。パワーエレクトロニクスは、半導体デバイス・回路・制御の三要素から成り立っており、中でも半導体デバイスの性能はパワエレ技術の根幹を支える重要な要素です。近年、次世代材料として注目されているOOOは主流な半導体材料よりも優れた物性値を有しており、低損失で高破壊耐量なデバイスの作製が期待されています。しかし、デバイスの設計のみでは低損失と破壊耐量を同時に満たすことは難しく、現状ではOOO本来の性能を引き出せていません。そこで私は回路の技術を組み合わせてこの課題を解決する手法を考案しました。回路がデバイスの破壊耐量を担保することにより、デバイスは低損失性能に特化することができます。私はこの低損失特化型OOOデバイスに焦点を当て、回路適用の際に最も重要となるスイッチング特性を実測とシミュレーションから解析しました。その結果、従来デバイスの6倍もの電流をスイッチングできることを明らかにし、低損失特化型OOOデバイスの有用性を実証しました。
パワエレ技術の発展が「省エネ社会の実現」に繋がると考えたからです。私は大学入学前から「エネルギー問題の解決に携わりたい」という想いがあり、エネルギー創造とは異なる「エネルギーの利用効率向上」という手法で省エネ対策に貢献している、パワーエレクトロニクスに興味を持ちました。パワーエレクトロニクスは、家電から鉄道といった電気エネルギー(電力)を用いる領域では欠かせない技術であり、近年では電気自動車やIHヒーターといった、従来は電力が使われていなかった領域においても需要が増加しています。このような電力需要の拡大と昨今の省エネ対策の要求の高まりによって、より効率の良い電力変換を行うパワエレ技術が求められています。このように「省エネ社会の実現」、ひいては「持続可能な社会の実現」の一翼を担うことができるパワーエレクトロニクスの研究にやりがいを感じたため、この研究テーマを選択しました。
別々に研究が進められていた回路とデバイスを組み合わせ、系全体で低損失・高破壊耐量の実現を目指したことです。私は当初OOOデバイスの研究グループに所属し、低損失特化型デバイスの特性評価を行っていました。しかし研究を進めていくと、低損失特化型デバイスの破壊耐量が非常に低いことがわかり、従来回路への適用が困難であることが判明しました。そこで私は、同研究室の回路グループが研究していたOOOという回路に着目しました。この回路はデバイスの破壊耐量を担保することが可能なため、低損失特化型デバイスと組み合わせることで理論上では低損失・高破壊耐量を同時に実現できることを考案しました。
自分の知識や経験が、企業の研究開発にどれほど貢献できるのかを挑戦したいと考えています。大学での研究活動では学術的な価値が重視されるのに対し、企業での製品開発ではお客様の視点から考えることが重視されると考えています。この違いを踏まえた上で、実際に貴社の職場の雰囲気や製品開発へのアプローチを体感することで「企業の技術者として求められること」を学び、エンジニアとしてさらに成長したいと考えています。
世界トップクラスの技術力を有する、貴社ならではの「研究開発の心得」を学びたいと考えています。大学の研究ではお客様との関わりが少ないため、企業の研究開発で重要となる顧客目線についての理解が浅いと感じています。そのため貴社のインターンシップを通して「人々や社会への貢献を意識した研究開発」を肌で体感し、自分に研究開発職としての適正があるのかどうかを見極めたいと考えています。
研究内容の設問では、専門知識を使いすぎないように心掛けた。
全体的に「論理的に簡潔に」を意識した。
面接
参加者 | 面接官:1名 学生:1名 |
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面接時間 | 30分 |
難易度 | 普通 |
雰囲気 | 和やか |
自己紹介と自己PR(1~2分程度),自己PRの深堀,なぜパナソニックに興味を持ったのか,インターンシップの日程は全日参加可能か
御社で活躍されている社員に共通する特徴は?,競合他社より優れていると思う点、劣っていると思う点は?
選考を振り返って
「限られた機会・時間の中でも、しっかりと自分の良さを伝えられるか」だと思います。
例えばESや面接において「どうすれば相手は自分に興味を持つだろうか」を意識して取り組んでみると良いと思います。
あらゆる想定質問を事前に考え、それに対する回答を用意しておくべきだと思います。
また、知人や先輩などに面接練習をしてもらうなども良いと思います。
直接的な言葉で伝えるのではなく、実際の行動を通して意味を伝える、というスキルを編み出しました。
例えば「私の長所は論理的に考えられることです」と直接口頭で伝えるのも良いとは思うのですが、実際の面接官との会話で「自分が論理的思考能力が長けている」と思わせる方が、より良さを伝えられると思います。
開催時期 | 2021年2月上旬 |
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開催期間 | 3日間 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | その他 |
職種 | 研究開発 |
このインターンで学べた業務内容 | 基礎研究・応用研究・技術開発 |
インターンシップの内容
オンライン開催であったため、具体的な業務体験はできませんでした。
代替イベントとして、1)部門(ライフソリューションズ部)の紹介 2)インターンシップ生同士の交流会 3)実習職場担当者との懇談会 4)選考に関する説明会
の4つが開催されました。
1)部門(ライフソリューションズ)の紹介 : 社訓などの説明など、会社全般の説明が主でした。
2)インターンシップ生同士の交流会 : 情報交換などを行いました。
3)実習職場担当者との懇談会 : 社員2人(6年目の方と課長の方)と懇談会を行いました。自分の研究発表と実習予定テーマの簡単な説明がありました。
4)選考に関する説明会 : 具体的な選考フローに関する説明がありました。
先に述べましたが、インターンシップ生限定の早期選考の案内がありました。
実際に業務体験をすることができなかったため、志望度に大きく影響するようなことはありませんでした。
しかし、社員の方々の雰囲気がとても良く、魅力的な職場だと感じました。
要望があれば、ES添削・面接練習や話したい部署の方との懇談会などを設定して頂けるとのことでした。
とても親切な対応をして頂きました。
全体イベントの際、社員に対する質問がどれも鋭かったため。
とても親切に接してくださり、またとてもフランクでした。
実習職場担当者との懇談会では、パナソニックの長所・短所を社員目線の率直な意見をお話頂き、親身になって企業選びを手伝ってくださるりました。「腹を割って話せる」雰囲気がとても居心地がよかったです。
パナソニックという企業に対する理解が深まりました。インターネット上では知ることができない情報も説明して頂けたため「どこの部署が具体的にどのような製品を作っているのか」がとても良く理解できました。また、その製品を作る上でどのような技術課題があるのかなども詳しく説明頂き、「製品化に向けた研究」というものを肌で感じることができました。
この企業特有の対策というものは、特には無いと思います。就活全般に言えることかもしれませんが、「その企業に対する情熱」をESや面接で伝えることが大事だと私は思います。例えば、志望理由が貴社オンリーワンの理由になっているか、具体的な事柄を踏まえたESの書き方をしているのか、などを意識すると良いと思います。
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