選考フロー
ES
提出締切時期 | 2020年11月下旬 |
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ゲルを用いた粒子合成プロセスとして、ある電解質を含むゲルにその電解質と反応して、沈殿を生じるような電解質溶液を一方拡散させると、粒子形成にともなって粒子のあるバンドが飛び飛びに形成される現象があります。この現象は、リーゼガング現象と呼ばれており、非線形科学の分野では広く研究されていますが、その高い非線形性ゆえに工学的応用に向けた研究はほとんどされていません。しかし、この現象を利用した粒子合成プロセスには、反応拡散という簡易な操作のみで1段階で粒子が形成されることや、環境負荷が小さい利点があると考えられ、新たな粒子合成プロセスとして提案できるのではないかと考えています。この現象に関する従来の研究では、ゲル中に形成させる粒子は難溶性塩のマイクロ粒子に限定されていました。そこで本研究では、この手法のより工学的な応用を見据えて、ゲル中に機能性粒子である金属ナノ粒子を合成することを目的としています。
設問が研究概要についてのみでしたので、誰が読んでもわかるように専門用語を少なめにして書きました。
選考を振り返って
誰にでも分かりやすく研究内容を伝えられる能力があるかどうかだと思います。
開催時期 | 2020年12月上旬 |
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開催期間 | 1日間 |
開催エリア | オンライン |
開催場所 | オンライン |
職種 | 研究開発職 |
このインターンで学べた業務内容 | 基礎研究・応用研究・技術開発 |
インターンシップの内容
KOSEの研究開発職の業務内容について知る、社員との座談会、簡単なワーク
企業紹介や研究所紹介が行われた後、グループに分かれて簡単なワークがありました。ワークの内容は新規事業の創出でした。その後、社員の前で発表を行い、フィードバックを頂きました。最後に研究職の社員との座談会が行われました。
インターンを通して、化粧品業界について学ぶことが出来ました。しかし、座談会にて、自身の専門分野が直接活かせる部署がないことを知り、専門性が活かせる他の企業で職を探そうと思ったからです。
化粧品業界ということもあり、女性で志望度が高そうな人は多くいて、KOSEのことを企業研究をされているなと感じました。一方で、新規事業の創出についてのワークでは、既存授業を組み合わせて、良いものを創り上げるなどといった、よくよくありふれた意見が多かったので、レベルは普通にしました。
社員の方が現在行っている研究内容を学生にもわかるようにかみ砕いて詳しく話して下さったのが印象的でした。各自がやりがいをもって自身の研究を遂行されているのが伝わってきました。社員が答えにくいような質問(不満点は何かなど)を投げかけても、真摯に答えてくださり優しい方が多いなと思いました。
化粧品業界での研究職としての働き方を学ぶことが出来ました。流行などを予測して、新作を作り出すことを日常的に行われており、そのような社員の方々の努力の積み重ねにより、商品が作られているのだと社員が製品にかけている想いやこだわりを体感することが出来ました。
ESでは、研究概要についてのみの設問ですので、わかりやすく記述することが大切だと思います。また、インターンシップに参加する際は、志望度が高い人が多いことをはっきりと認識したうえで、予め企業HPなどを閲覧して情報を得ておくとワークで発言しやすいと思います!
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