選考フロー
その他(履歴書の提出)
自身の経歴を英語の履歴書に書いて提出する。学歴、インターンシップ参加歴、なぜ外資系金融の投資銀行部門なのかを記載した英文のレジュメを提出するのみ。
筆記・WEBテスト
テストの種類 | 受験場所 | 詳細 |
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その他 | 自宅 | UBSが作った自社WEBテスト |
数理能力を問われるテストと、内面性を問われるテストの二つがある。自分は胃腸炎で苦しみミスを連発しながら数理能力のテストを解いたが、それでも通ったためボーダーは低いように思える。間違ってもいいので答えることが大事。内面性を問われるテストについては、UBSのHP等から社風や求める人材を把握し、それに寄せた回答をするべき。基本的に問題が発生したら人に頼るような選択肢をとっておけば問題ない。後から聞いたところによると、内面性を問われるテストの方がボーダーが高いらしい。しかし、準備できてどうこうできるものではないので、緊張せずにリラックスして受けるとよい。
数理能力を問われるテストでは表の読み取りが多く出る。そのため、玉手箱の表の読み取りの部分を練習しておけば容易に通ると思われる。内面性を問われるテストでは、UBSがどのような社風でどのような人材を求めているのか等、日本語のHPだけではなく本社のHPも見て対策するとよいと思われる。
その他(ビデオ面接)
Sonruを用いたビデオ面接。三つほどの質問がされる。オーソドックスなもので、「チームと協働した経験について、チームと働く上で何が大切か」や「なぜ金融でなぜ投資銀行なのか」、そして最後に「伝えておきたいことを自由に自己PRしてください」と質問される。相手のリアクションがなく機械的に録画されるため慣れておいた方がよい。一質問当たり二回回答機会がもらえた。自分は相変わらず胃腸炎で汗をかきながら苦し紛れに答えていた。しかし、それでも通ったため第一印象(部屋のきれいさや髪が整っているか)等が大事だと思われる。ちなみに社員の方で全てのビデオを見ているらしい。
選考を振り返って
穏やかな人を演じること。社員さんも穏やかな方が多いため、そのような社風にマッチしそうな方を選んでいる気がする。落ち着いた印象をビデオ面接で演じられればインターンには参加できると思う。
開催時期 | 2021年12月上旬 |
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開催期間 | 2日間 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | オフィス |
職種 | 投資銀行部門 |
このインターンで学べた業務内容 | 証券アナリスト |
昼食支給(弁当/社食/外食など)
外資系金融あるあるだと思うが、インターン自体が選考になっているため、確実に残業は発生する。家に帰ってチームメンバーとZoomをつなぎながら徹夜で作業をした。残業内容はオフィスでのグループディスカッションと変わりなく、M&A提案のための情報集めである。
インターンシップの内容
ある国内企業に対してM&Aの提案をする。
最初に30分ほど金融についてレクチャーがある。しかし、みんな知ってるでしょというスタンスでかなり省略されてしまうので、自分でM&Aについてある程度知識をもって臨むことが不可欠である。その後はひたすらグループディスカッションでM&Aの提案をする。グループは5~6人。オフィスの一部屋が割り当てられ、飲み物や軽食もおいてある。オンラインで参加している人もいるため、対面とオンラインのハイブリットで進む。しかし、オンラインはかなりやりづらそうなので対面で参加するに越したことはない。メンターが一グループあたり二人割り当てられ、常にメンバーを評価しているため気が抜けない。二日目の昼前にはMDの話を聞く機会があり、そのあと昼食後にグループ発表がある。優勝チームなどはない。
ジョブ選考のため、インターンが選考の一部である。1グループあたり1~2人ほどにスーパーデイのお誘いがくる。
そもそも外資系金融について、全く興味も知識もなく社会勉強のつもりで受けに行った。しかし、業界の知識、金融の知識をたくさんつけることができるとインターン中に感じ、非常に志望度があがった。
自分の班についてくれていたメンターから電話でスーパーデイの参加が伝えられる。また人によっては、スーパーデイ前に志望動機のブラッシュアップなどをしてくれるメンターもいる。そのようなブラッシュアップや面接のお知らせは全てそのメンターを通して電話で連絡が来る。
やはり外資系金融のインターンシップということもあって、かなり金融の知識を持っている人がいる。しかし、大事なのは金融の知識ではなく、チームでどうふるまうかであり、そういう面ではM商事等のインターンシップ参加者の方がレベルは高かったように思える。そのため、チームでの立ち振る舞いを極めれば金融の知識なしでも高評価だと思われる。
マイルドな方が多い。外資系金融というと多忙の中で冷徹な人が多いというイメージがあるが、決してこの会社はそんなことはない。常にメンターがグループディスカッションを見てくれるし、質問にも全て答えてくれる。人によっては志望動機のブラッシュアップをしてくれる方もいてとても面倒見のよい社員さんが多い。しかし、とてもやさしいかと言われるとやはり日系企業の方がそのようなやさしい方は多い気もする。
会社は大手町にあり、飲み放題食べ放題なのでさすが外銀といった雰囲気がある。ただきれいな会社なだけあってかなり緊張してしまうので、リラックスして臨むべき。
まず、外資系金融の投資銀行が何をしているのかについて学ぶことができる。いわゆるトレーダーのように株の取り引きをやっている印象があったが、実はそんなことはなくて普通の会社員がやっているような営業もある。そういった投資銀行が何をやっているのか知りたい人にとってはよい入口だと思う。また、金融の知識も学ぶことができる。インターン参加前に自分で勉強をする必要があるので、それによってファイナンスの知識を得ることもできる。
この企業は他の外資系金融と違って、人の本質を見ていると思う。そのため、妙に金融の知識を固めて臨むのではなく、他のインターンに参加してチームでどういうポジションで働くのがよいのかコツを身に付けて臨むとかなりやりやすいと思う。選考フローでも英語面接といったものはなく、他の外銀と比べてかなり参加しやすいのではないかとも思うのでリラックスして臨んでほしい。
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