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提出締切時期 | 2020年7月中旬 |
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私が経営コンサルタントを目指す理由は、影響力の大きさに魅力を感じるからだ。私はダンスサークルで後輩等への指導経験を通して、自身が他者の成長に貢献することの楽しさや有意義さを知った。さらに大人数により多くの指導をする中で一層充足感を感じ、より大きい媒体により大きな変化を与える仕事を希望するようになった。経営コンサルタントは、知見を最大限活用して企業の劇的な成長を支援し、企業や業界、ひいては経済の態様をも変化させると考える。私はこのような形で顧客に貢献でき、大きな影響力を持つ経営コンサルタントに魅力を感じる。とりわけ貴社は新入社員の早期の成長を重視していると伺ったため、興味を持っている。私は将来、人生をかけて打ち込める特定の領域を見つけ、その第一人者になるために、目標をいち早く見つけたいと考えている。貴社で早期から様々な業界において大きな責任が伴う業務を経験することで、自身の目標を見つけたい。
私は大学時代ダンスサークルで、30サークルが参加する大会において、50名のチームを準優勝に導いた。練習開始当初、5名が練習に半分も参加しないという問題に直面した。幹部達は入賞への思いが強く彼らの除名を提案したが、私はかえってメンバーが萎縮し練習の質が下がると懸念した。私は彼らに本音を話して欲しいと伝え、欠席の原因は上級者に意見を言えないという不満だと聞き出した。そして幹部達に対し、彼らの不満を解消し意欲を引き出すことでチームが活気づき、より良い結果に繋がると訴えた。そこで全員の意見を募る時間を練習後に設けて計30時間の議論を重ね、全員が納得するダンスショーを作り直した。結果、大会前2週間は全員が練習に参加し意見が飛び交うようになり、大会ではサークル史上初の準優勝を果たした。この経験で私は組織で活動する際、周囲の気持ちを慮り、誠意ある行動を積み重ねて周囲の意欲を引き出すことの重要性を学んだ。
私は日本のサステイナブルな成長を、GDPの持続的な向上と定義する。私はこれを達成する上で解決すべき課題は2点あると考えており、1点目に労働者人口の減少、2点目に労働生産性の停滞を挙げる。1点目について、日本では生産年齢人口が大幅な減少傾向にあり、今後労働者人口が激減する。これの解決には、出生率向上や移民誘致による生産年齢人口の増加や、定年以降の高齢者や失業者の雇用促進による労働者人口の増加が必要だ。これらには既に国を挙げて取り組んでおり、今後の労働者人口の減少を抑えるのが精一杯だと考えられるが、以降も継続すべきだろう。2点目について、他国がICTの導入で業務効率化や提供価値向上を図り、労働生産性を成長させている一方、日本は導入が遅れ、労働生産性の成長率が極めて低い。私はこの原因を、ICT導入のための人材や環境が不十分であることと考える。これを解決するには、ICTに精通した人材の確保が必要だ。導入を先導する組織の拡充や、導入にまつわる不安の払拭が可能となり、障壁が大いに取り除かれる。具体的には、ICT人材への給与や待遇の良さを国が保証して留学支援や国内教育機関の整備を行って国内で人材を育成することや、ICT人材に焦点を絞って外国人労働者を誘致することなどで、人材を確保できる。以上の考えから、日本は今後、継続して労働者人口の増加に努めつつ、国内外でのICT人材の確保に注力すべきである。
コンサルティングファームの中でも特にローランド・ベルガーを志望する理由を、企業の特長を考慮して明確に書くことが最重要であり、最も評価されていたと思う。(例えば、欧州系である故の文化や、自動車系・アパレル系の案件が多いこと等)
また、サステイナブルな成長とは何か明確に定義した上で、課題の仮説を立て、具体例を交えつつその解決策を提示した。文字数に余裕があるため、かなり粒度を細かくして具体例を書き分かりやすくすることが重要だと思った。
筆記・WEBテスト
テストの種類 | 受験場所 | 詳細 |
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TG-WEB | 自宅 | - |
TG-WEBでは、言語・非言語共に比較的難易度の高い問題が出題されます。1問あたりの時間配分を頭に入れておき、それを使っても溶けそうにない場合は当てずっぽうで回答を入力して次の問題に進んでしまっていいと思います。
特にTG-WEBでは、複数の企業で問題数をこなすと、解いたことのある問題が頻繁に出題されるようになります。苦手意識がある場合は、一度出た問題の解き方(答えのみでも構わない)をメモしたり暗記したりすることが有効だと思います。
1次面接
参加者 | 面接官:1名 学生:1名 |
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面接時間 | 45分 |
難易度 | 難しい |
雰囲気 | 和やか |
自己紹介,なぜコンサルティング業界を志望しているか,なぜ弊社を志望しているか,ある結婚式場の年間売上推定とその向上策を考えてください
御社ではアパレル業界の案件に関わる機会が多いと伺っているが、どれほどの数があるのか。,声を上げれば希望の案件に関わることができるのか。
最終面接
参加者 | 面接官:1名 学生:1名 |
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面接時間 | 60分 |
難易度 | 難しい |
雰囲気 | 和やか |
自己紹介,なぜコンサルティング業界を志望しているか,なぜ弊社を志望しているか,Zoffのような(アパレル業界でいうユニクロのようなファストファッションブランドと考えてください)眼鏡ブランドの売上向上策を考えてください
自身は〇〇のようなキャリアプランを想定しているが、そのような道を進むことができるか,どのようなキャリア選択が一般的か
選考を振り返って
個人ワークだったため、仮説構築からリサーチ、解決策の提示、定量化や現実性の評価などを全て一人でこなせるというところをアピールすると評価されると思う。かなりボリュームが多いが、全て論理的に整合性を持たせ、納得感を持たせることが重要。
解決策の提示以外は、論理を積み重ねることで確からしいアウトプットが得られるはずなので、妥協せず緻密に詰めていくことが評価に直結すると思う。
また、社員の方を頼る力や素直さも評価されるため、ディスカッションの時間を有効に使うことや、フィードバックの内容を必ず取り入れてワーク内容をブラッシュアップすることも重要。
友人と共に同じケース面接のお題を解いた後、ディスカッション形式で確からしい答えを導くこと。抜けていた視点や、なぜその視点に至ったのかなどを整理して、自身の引き出しを増やすことを意識していた。
これはケース面接を実際にこなす中で意識するようになったことだが、面接官から質問された時にその真意を汲み取り、それを満足させる回答を考えて発言すること。面接官の多くは、ご自身の中で確からしい仮説を持っていらっしゃり、受験者のアウトプットが大きく離れていた場合、仮説に誘導するような質問をなさる。「なぜこの質問をされたのか」「この質問で何を答えさせたいのか」を考え、それを踏まえてしっかり「質問に対する答え」を発言することが重要だと思います。
開催時期 | 2020年9月中旬 |
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開催期間 | 3日間 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | その他 |
職種 | ジュニアコンサルタント |
このインターンで学べた業務内容 | コンサルタント |
インターン時間内だけではワークが納得のいく完成度に達しなかったため、自宅で4,5時間ほど残業した。ただし、企業側からは基本的に残業はしないようにとのご提言を受けていた。
インターンシップの内容
"4℃ホールディングスの成長戦略を考えよ
4℃ホールディングスは近年業績不調に苦しんでいる
主力であるジュエリー事業において、ブライダルやクリスマスでの苦戦により、減収減益
そこで、ジュエリー市場における売上向上施策を提案する
なお、ジュエリー事業にフォーカス・マーケットは国内にフォーカスし、コロナを考慮に入れる必要はない
1日目の午前に会社説明があったのち、昼からワークが始まり、3日目の15時からプレゼン。その後は懇親会があった。
1日目に2回、2日目にも2回社員の方と30分ほどディスカッションする機会があるため、そこで悩んでいる内容を相談できる。
担当してくださる社員の方が変わったりするが、内容をあちらで共有してくださっており、円滑に議論できる。
また、どの時間でもメールを送れば社員の方が質問に答えてくださる。
参加学生のうち数名(確認していないため具体的な人数は定かではない)が、最終面接に案内される。
個人ワークだったため、仮説構築からリサーチ、解決策の提示、定量化や現実性の評価などを全て一人でこなし、コンサルティング業務の楽しさを部分的にではあるが感じることができたから。
また、社員同士の仲がとても良く、同僚と喋るのが好きな自分には楽しい環境だろうなと思った。社員の方は多種多様な性格だったが、全員もれなくとても優しく、インターンの学生に対して非常に親身になってくださる点も魅力的だった。
上述の通り、最終面接の案内があった。
普通を選択したが、「わからない」というのが正しい回答です。
今回のインターンは全てオンラインかつ個人ワークで行われました。そのため他学生との交流の機会は、ワーク終了後の1時間弱の懇親会のみであり、レベルを推し量る機会がありませんでした。
社員同士の仲がとても良く、常に明るい雰囲気だった。社員の方は多種多様な性格だったが、全員もれなくお互いやインターン学生に対して非常に優しく、親身に対応してくださる。社員数が少ないためだと思うが、社員様がお互いのことを下の名前で呼び合っているシーンをよく目にした。
自身がコンサルタントとして活躍するための能力を、(現時点で求められるレベルで)持っているかどうかが分かった。また反対に、これから身につけていく必要のある能力も明らかになった。それは社員様からの手厚いフィードバックあってのものだった。
上記に一部包含される内容だと思うが、コンサルティングワークの楽しさを感じられたことも大きな学びだった。個人ワーク形式のインターンでは、全てのプロセスを自分一人でこなすため、自分はどこに楽しさを見出せるのかが明確になった。
ES、面接と、インターン選考において一貫して重視されていたように感じるのが、「なぜベルガーに行きたいのか」であった。私の場合は、興味のある業界の案件をベルガーは多く扱っているため魅力を感じると言っていた。ここを固めていないと、ケースがある程度できていても1,2次面接で落とされる可能性が十分にあると思います。コンサル業界の志望動機だからといって軽視せず、面接前に練っておくことを勧めます。
ローランド・ベルガーのインターンに参加した学生たちのインターン体験記は12件あります。
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