関西電力の夏インターン体験記(技術系総合職)_No.21406

関西電力の新規事業立案型グループワーク

1日目、2日目は各部門ごとに配属。大学院での専攻が似た各部門でグループワークを行った。3日目はそれぞれの部門の学生（情報、電気、水力など）が集まり、新規事業立案型のグループワーク。

大学OBからリクルーター面談が案内された。

インターンに参加したことで、企業への志望度はやや上がった。自身が大学で取り組んでいる研究内容と、実際の業務内容に共通点が多いと感じられたためである。特に、物理現象の解析や数値シミュレーションといった手法が業務の中でも活用されており、これまで培ってきた専門性を活かしながら働ける環境があると実感した。

大学OBからリクルーター面談が案内された。

理系院生が大半で、プレゼン・資料作成能力に優れている学生が多いと感じた。

配属された部門では、多くの社員の経歴を知る機会や座談会の時間が設けられており、自社のことをより知ってもらいたいという会社の熱量を感じたため。

1日目、2日目は各部門ごとのインターンで、具体的な業務内容、社員の雰囲気について知れたので良かった。入社後の生活をイメージできた。一方、3日目に実施されたグループワークについては、正直なところ得られた学びは少なく、2日間のプログラムに比べると蛇足のように感じた。テーマがやや抽象的であったことに加え、社員からのフィードバックも簡潔にとどまっていたため、業務理解や自己成長につながるような深い気づきは得られなかった。

グループワークにおける意見の集約と、長時間の作業による体力的な負担はそれなりにあり。「まあまあ成長できた」と感じた。グループは約7名と比較的大人数であったため、それぞれが持つアイデアを一つに絞り込む過程に多くの時間と労力を要した。グループワークの時間はおよそ6時間と長めに設定されていたため、集中力を持続させるのが難しく、後半になるにつれて議論の質が下がってしまう場面もあった。

参加前は、電力会社の土木系業務といえば、発電所や送電線の建設・保守といった、いわゆる「現場寄り」の仕事が中心だという印象を持っていた。しかし実際にインターンを通じて説明や社員の方々の話を聞く中で、調査・計画・設計といった上流工程にも深く関わっていること、また自然災害対策や設備更新において長期的な視点が求められることを知り、その業務の専門性と社会的意義の大きさを実感した。

プログラムがすべてオンライン形式で実施されたため、職場の雰囲気や社員同士のリアルなやり取りを肌で感じることが難しいと思います。
そのため、インターン終了後には自発的にOB訪問を行い、実際に現場で働く社員の方々から業務内容や社内の雰囲気についてより具体的に話を伺うことが重要ではないでしょうか。