中部電力の夏インターン体験記(技術職 IT部門)_No.21902

電力に関わるあるシステムに関しての要件定義と基本設計など、通常のシステムエンジニアの上流にあたるシステム開発工程の体験

1日目はグループワークを行うチームの顔合わせであったり、中部電力の業務内容を説明されたりした。座談会も多く含まれており、質問をするのに疲れたのを覚えている。1日目の後半から2日目からは、ワークの説明と、グループに分かれての資料作成を行う。あるシステムについてグループ内で資料を作成する。(要件定義や設計、効果など)、メンターが常に監視しており、一緒に作業を進めていく方式であった。また、営業を担当しているメンターに、収益性などについての質問をすることができた。技術的な面に関しては通常の常駐メンターに聞くことができた。3日目は、引き続きワークを進め、最後に部長？にあたる方に発表を行った。

ここで実力を見せると何度か面談に呼ばれる。この企業は夏、冬どちらかのインターンを経由し、面談をしないとIT部門への配属は難しいと考えられる。

インターンに参加しているメンバーがシステムに明るくなく、ITに関するレベルは低かったため(逆にコミュニケーションや論理的思考能力は非常に高いと感じた。)
おそらくこれは、情報系の人材を企業が本気で欲しているわけではなく、コミュニケーション能力であったり、要件定義、設計などの最上流タスクにおける調整能力などを重視しているためであると考えた。

カフェ面談のようなものが開かれる。これは実質的な選考であるため注意が必要。

スポーツや他のことで頑張っている人が集まっていましたが、本当にIT系に進む気があるのかよくわからない人々もちらほらいた印象でした。(ITをやっていく上で、最低限必要な用語を知らない、手を動かしてプログラムしたことないなど...)　つまり、一般的な大学生よりもコミュニケーション能力や論理的思考能力は高いが、一企業のIT部門に所属する人材としては、ITを在学中に学ぼうとするやる気にかけている印象でした。ですが、話してみると気さくで、気持ちの良い方ばかりだったので、大企業に就活したい(IT企業でなくてもよい)と思ってらっしゃるのだと思いました。

インターンのワークを通じて学んだこととしては収益性を担保しながら、システムを構築することであったり、上流工程についてかなり深めに議論しながら進められていたので、その点で学びがあったと思います。メンターさんからいろいろな企業の裏話を聞けたのもよかったと思います。

このインターンを経由すると、複数回の面談に呼ばれることがあります。それは実質的な選考なので、注意が必要です。
私はこの企業に最終的には「サイレントでのお祈り」を食らったため非常に印象が悪いです。
この点もあり、後輩の皆さんにはあまり薦めたくありません。何のために何度も足を運んで面談やイベントに参加をしたのかわかりません。私にかけてくださった言葉は嘘だったんでしょうか？裏切られた気分だし、落選した理由ぐらいは電話やメールで言ってほしかったです。
また、何度も述べているように企業は本気で情報系の強い人材を集めているわけではなく、調整能力やコミュニケーション能力などを重視しているので、プログラミングや実装が少しでもやりたい情報系の人材がここにきても才能を腐らせてしまう可能性があるので、その点は留意したほうが良いです。この企業でのみ輝ける人材が生まれる環境です。（一部セキュリティ部門などは除く）