SMBC日興証券の夏インターン体験記(オープン(総合職))_No.23221

リテール営業の体験ゲーム、新規事業立案ワーク

グループワークで進められる。午前中はリテール業務を体験するゲームを行い、午後は事業立案のワークを行い、発表する。

参加後、部長面談(アドバンスドミーティング)、支店長面談(エクストラミーティング)、人事面談(対面)を行う機会を与えられる。フローは全く公開されていないが、実質的な早期選考だと思われる。

インターンを通じて業務内容のリアルを知り、自分のやりたいこととズレを感じた。特に、顧客の資産運用を長期的に支える仕事は責任が大きく、やりがいがある一方で、自分はより自由度の高い環境で新しい価値を生み出す仕事に魅力を感じると気づいた。また、証券業界特有の専門知識を深く学ぶ必要がある点にも興味を持ちきれず、自分が本当にここで成長したいと思える業界ではないと感じた。

コンサルや商社など、より上位企業でのインターンシップ経験がある学生が多かったためである。また、実際のグループワークでも資料作成やプレゼン能力に秀でていた印象である。

学生数約70名に対し、社員数は5～10名程度であり、一人一人の社員と話す機会は少なかったため、「人」の雰囲気は掴みづらかった。

学生一人一人には無理難題が課されなかったため、成長はしなかったと感じる。 業界や会社のことについて広く浅く学ぶというプログラムであり、複数daysのインターンシップと比べると自己成長は相対的に見込めない。

1日ではあるが、業界や会社のことについてはある程度理解を深められるため、充実していたと言える。

証券のリテール営業では、単なる商品提案ではなく、長期的な信頼関係を築く姿勢が不可欠であると実感した。また、午後の事業立案では、最初は目的が曖昧なまま進めていたが、発表後に社員さんが「日本再興」というビジョンを提示してくださり、会社の根本的な理念や社会に対する影響力を理解する機会となった。

参加前に会社から送られてくる事前学習の動画を視聴することは勿論、証券業界特有の単語の意味を理解しておくべき。ただ「聞いてわかる」ではなく、「人に説明できる」レベルにまで理解を深めておくとグループワークにおいて苦労することはなくなる。また、証券に限らず金融全般の幅広い知識も有しておくべきだと感じた。