三菱ＨＣキャピタルの夏インターン体験記(総合職)_No.24915

リース業界に関するコンサルティングワーク。グループ会社が運営する商業施設に対し、利益拡大のための提案を行うことを課題とした。

最初にグループ会社の理念や歴史、売上などの情報が共有され、それを踏まえて商業施設の課題を整理した。その後、グループワークとして意見を出し合い、利益を拡大するための具体的な施策を検討した。最終的に提案内容をまとめ、発表を行うことで、コンサルティング的な思考や提案力を学ぶことができた。

リース業界ならではの特徴はあったが、インターンを通じてコンサルタント業務としての魅力を実感できたからである。企業の課題を分析し、利益拡大のために提案を行う過程を体験する中で、自分もその一員として貢献したいという思いが強まった。

議論の進め方が的確であり、与えられた情報を素早く整理して論理的に意見を述べる学生が多かったからである。また、他者の意見を尊重しつつ自分の考えを補足する姿勢も見られ、グループ全体で質の高い提案につなげることができたため、総じてレベルが高いと感じた。

リース業界特有のビジネス構造を踏まえながら、コンサルティング的に課題を分析し、解決策を提案するプロセスを学ぶことができた。特に、数値データや財務情報を基に現状を読み解き、グループで施策を検討する過程を体験したことで、論理的に物事を整理し、相手に伝える力の重要性を実感した。

インターンはグループワークが主体であり、専門的な業界知識がなくても参加は可能である。ただし、与えられた数値や資料を素早く読み解き、議論に反映できるとより高い評価につながると感じた。また、三菱系列のため参加学生の学歴水準が比較的高く、議論のレベルも高かったため、積極的に発言する姿勢と協調性の両立を意識するとよい。