トヨタ自動車の夏インターン体験記(開発職)_No.25217

1. カーボンニュートラル達成に向けた施策の立案
2. MATLAB/Simulinkを用いたパワートレイン制御の最適化

前半は「カーボンニュートラルの達成」をテーマにグループワークを実施。後半はMATLAB/Simulinkを用い、「バッテリーEVのみで走行するためのパワートレイン制御」という技術的な課題に取り組んだ。

参加前は堅い社風を想像していたが、実際には穏やかで親切な社員が多く、学生に真摯に向き合う姿勢に魅力を感じた。業務内容は高度で挑戦的であり、自身の成長に繋がる環境だと感じた。企業の技術力と働く人々の人柄の双方を知ることができ、入社したいという気持ちが強くなった。

参加者は特定の国公立大学の理系学生に限定されていた。グループワークにおける議論では、思考や計算のスピードが非常に速い学生がおり、全体のレベルは高いと感じたため。

真面目な社員が多い印象であったが、堅苦しい雰囲気ではなかった。学生からの質問には丁寧に回答し、プログラムにない座談会の時間を設けてくれるなど、親切な対応が魅力的であった。

MATLAB/Simulinkを用いたワークを通じて、パワートレインの具体的な制御システムの一端を理解できた。また、カーボンニュートラル達成に向けた企業の具体的な取り組みを知ることができた。ただし1日の開催であったため、理解は限定的であった。

使用経験がほとんどなかったMATLAB/Simulinkを扱い、課題を解決できたことで技術的な成長を実感した。また、約1時間という非常に限られた時間でグループの意見をまとめて資料を作成するワークを通じ、思考や計算のスピードが向上したと感じている。

企業の基幹技術に触れる技術的なワークと、業界全体の課題を考えるビジネス的なワークの両方が体験できた。社員の方々も親身に対応してくださり、1日という短い期間でも多くの学びがあった。

技術面では、MATLAB/Simulinkを用いたパワートレイン制御という実務に近い業務を体験できた。ビジネススキル面では、短時間で議論をまとめて成果を出す時間管理能力の重要性を学んだ。また、社員の方々との交流を通じて、企業の技術力の高さと、穏やかで親切な社風を肌で感じることができた。

選考では、自身の研究内容を論理的に説明できることが重要である。特に、研究の目的、成果、自身の工夫、学んだことを明確に伝える準備をしておくべきだ。また、MATLAB/Simulinkやプログラミングの経験があると、選考およびインターンシップ当日のワークで有利に働くと考えられる。