- 2024年8月下旬
- 大阪府
- 2週間以内
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年6月中旬 |
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電磁波の一種であるテラヘルツ波を用いた全固体電池の評価装置の開発を行っています.この装置は全固体電池のリアルタイム測定ができ,非破壊かつ非接触で電極の電位分布を視覚的に評価することが可能です.
私が卒業研究で工夫した点は光学設計の改良です.実験を始めた当初は,既存設計に使用されていたミラーは傷や劣化により,ミラーの反射率が理論値の0.97ではなく0.7や0.65と低く,レーザ出力が不十分で,実験の環境構築に苦戦していました.この課題を解決するため,使用されている部品や作ろうとしている機器について先生や先輩に質問し,既存設計の改良が必要だと考えました.実際に既存設計の配置からミラーを3個減らし,反射率の低いミラーは高反射率のミラーに置き換えたことで,レーザの出力の減衰を防ぎました.これにより全体のレーザ出力が3倍以上向上し,装置の性能が改善され,実験データの精度と信頼性が向上しました.
ダブルダッチサークルにおいて,外部からの指導者にレッスン交渉を行いました.マイナー競技であり,私の地域では岡山大学以外に本競技のサークルがないため刺激が少ない現状を危惧した私は,外部の指導者を招聘することを提案しました.初めは参加者が少なく,自費で都市部の指導を受けに行きましたが,何度も呼びかけたところ徐々に参加者が増え,その結果大学に指導者を呼べるようになり,参加者が一年間で40名に達しました.
モノづくりを通して環境問題の改善に携わりたいという思いから,大学で学んだ知識を活かし,電池に関わる仕事がしたいと考え,本テーマを志望します.私は大学時代に電気工学の学習や全固体電池の評価装置の開発の研究に取り組みました.そこで,電気自動車の発展に関与する全固体電池に興味を持ちました.その中でも業界をリードする技術力を持ちながら,将来の地球のために必須の考えである環境保全を明確に掲げる貴社に魅力を感じました.また,生産プロセスを体験し,課題解決までの取り組み方,さらには貴社の課題解決に対するこだわりについて学び,課題解決力を身に着けるとともに,生産プロセス全体の業務理解を深めたいです.
私は研究活動で培った課題解決力や計画的な姿勢を発揮し,車載用リチウムイオン電池向けのモノづくりに触れ,最先端のプロセス・設備開発スキルの習得に挑戦したいです.また,最前線で活躍する貴社の技術者と積極的にコミュニケーションを図り,交流することで,将来貴社で働くために必要なスキルや思考を学びたいです.この経験を通して,求められる能力と自身の能力のギャップを把握し,技術者として成長したいと考えています.
質問に対して,分かりやすく書くことを意識しました.