セイコーエプソンの夏インターン体験記(開発職)_No.20036

腕時計の分解組み立て、機構理解

参加したセイコーエプソンのインターンは5日間のプログラムで、主に以下の内容で構成されていました。

1日目は全事業部の参加者が本社に集まり、会社説明、適性検査、事業紹介などの全体オリエンテーションが行われました。その後、それぞれの事業部に分かれて、各部署の業務内容や担当領域について説明を受けました。

2日目から4日目は、配属先の事業部において腕時計の分解・組立実習に取り組みました。具体的には、初日に座学で時計の構造や仕組みを学んだ後、精密工具を用いて腕時計の分解作業を行い、構造や部品の役割を理解した上で再度組み立てを行うという流れです。作業中は技術者の方からの指導もあり、実務に近い工程を体験しました。

5日目には再び全体で集まり、各事業部の参加者がインターン中に学んだことや成果を発表する機会が設けられました。これにより、他部署の業務内容やものづくりに対する考え方にも触れることができました。

11月から始まる超早期選考に参加できた

インターンを通じて、セイコーエプソンに対する志望度は大きく上がりました。その理由は大きく分けて「技術力への実感」と「社風・人の魅力」の2点です。
まず、腕時計の分解・組立実習を通して、エプソンの“省・小・精”を体現する技術の高さと、それを実現する現場の丁寧な仕事ぶりを肌で感じることができました。特に、ミクロン単位で組み立てられる精密な構造や、それを支える設計・加工技術に深く感動し、「こうした製品づくりに関わりたい」と思うようになりました。
また、社員の方々との座談会や実習中の交流を通じて、お互いを尊重し合いながら、真摯にものづくりと向き合っている姿勢に強く惹かれました。質問にも丁寧に答えてくださり、後輩や学生にも真摯に向き合ってくださる温かい人柄を感じ、「この人たちと一緒に働きたい」と思えたのが、志望度が高まった一番の理由です。

インターン終了後に人事の人が大学近くまで来て、フィードバックをしてくれた。

GMARCHがボリューム層で、早慶はほぼいなかった。

腕時計の分解・組立実習では、1つ1つの部品がミクロン単位の精度で設計・加工されており、少しのズレが全体の動作に影響を及ぼすことを実感しました。その工程を実際に自分の手で体験することで、普段当たり前に使っている製品が、どれほど緻密な技術とこだわりによって成り立っているかを深く理解できました。
また、実習や座談会を通じて社員の方々と交流する中で、製品に誇りを持ち、後輩や学生に対しても真摯に向き合う姿勢に触れ、「人を大切にする企業文化」が根付いていることを感じました。技術だけではなく、人と人との信頼関係やチームワークが高品質な製品を生み出しているという気づきは、ものづくりへの見方を大きく変える学びとなりました。

まず一番大切なのは、「素直に学ぶ姿勢」と「丁寧に向き合う気持ち」です。インターンでは腕時計の分解・組立など、普段触れることのない精密な作業を体験するため、うまくいかないこともあるかもしれません。でも、うまくやること以上に、学ぼうとする姿勢や、どれだけ真剣に取り組むかが見られています。
また、実習だけでなく、社員の方との座談会や懇親会の時間もとても貴重です。気さくに話しかけてくださる方ばかりなので、気になったことや働き方について、積極的に質問してみてください。現場のリアルな声から、エプソンの魅力や自分との相性がきっと見えてくるはずです。