セイコーエプソンの夏インターン体験記(開発職)_No.19983

機械式腕時計の仕組み理解と、分解組み立て。

私が参加したセイコーエプソンのインターンは5日間にわたって行われ、主に腕時計の分解・組立実習を中心とした、ものづくりの現場を体験できるプログラムでした。
1日目（本社全体プログラム）
全事業部の参加者が本社のホールに集まり、会社説明・適性検査・事業紹介など、エプソンの全体像を学ぶ時間が設けられました。
午後からはそれぞれの事業部へ分かれ、各部署の業務説明を受けました。
2～4日目（事業部ごとの実習）
私が配属された部署では、腕時計の分解・組立実習がメインでした。
初日は時計の構造や部品の役割に関する座学。
その後、実際に精密工具を使って1つずつ部品を分解。
各部品の構造や動きの意味を理解した上で、再度組み立てに挑戦。
実習中には座談会や質問タイムもあり、社員のリアルな働き方についても知ることができました。
5日目（成果発表）
初日のように全体が再び本社に集まり、それぞれの事業部で学んだ内容や気づき、成果を発表。
他部署の参加者の取り組みも知ることができ、エプソンの幅広い技術領域に対する理解が深まりました。

ESで落とされることはおそらくないことに加え、年内内定が出る特別な早期選考を受けることができた。

インクジェット技術に関しては文句なく世界最高峰であることは、社員の口ぶりからも感じられた。一方で時計の事業部は全体的に暗い印象があり、活力が感じられなかった。

大学近くまで人事の方が個別面談に来てくださり、志望度や逆質問の機会が与えられた。

GMARCHと地方国公立が多い印象。また就活の意識は高い子が多かった。

とても優しく接してくださり、それも無理しているようには見えなかった。

この企業のインターンを通して学んだことは、「技術の裏にある丁寧な仕事と、チームとしてのものづくりの在り方」です。
腕時計の分解・組立実習では、目に見えないほど小さな部品一つひとつに高い精度が求められ、それらが正しく組み合わさることで製品として成り立つという、精密機器メーカーならではのこだわりや品質意識を肌で感じることができました。実際に自分の手で組み立てることで、図面や理論だけでは分からない難しさや、作業者の視点も学ぶことができました。

まず大切なのは、「素直に学ぶ姿勢」と「丁寧さ」です。エプソンのインターンでは、腕時計の分解・組立といった精密な実習が用意されています。初めて扱う工具や部品に戸惑うこともあるかもしれませんが、うまくできるかどうかよりも、真剣に取り組む姿勢や、失敗から何を学ぶかが見られています。自分から積極的に質問したり、気づいたことを言語化して共有する姿勢がとても大切です。