- 2023年9月上旬
- 神奈川県
- 5日間
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2023年6月下旬 |
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貴社が防災に関して、どのような取り組みを行い、貴社だけの価値を創造しているかについて理解を深めるためである。私は、この先幾度となく訪れる可能性のある豪雨に耐えうる「粘り強い堤防」の作成を目指し、実験を通じて研究をしている。その中で、最先端のコンピュータを用いて、長時間の河川氾濫の予測を行い、防災の最前線を引っ張っている貴社の姿勢に魅力を感じた。本テーマで、貴社が「被害を最小限に抑えること」を実現する上で、どのような課題に立ち向かい、解決することで社会に貢献しているのかについて、社員の方々との交流を通じて、深い理解を得たい。また、自分に不足している資質や能力を見極め、今後の成長の糧としたい。
○○サークルの代表として、練習参加率の低下を解決した経験だ。ヒアリングを行ったところ、コロナ禍での活動制限による意欲低下が原因だと考えられた。そこで、2つのことに取り組んだ。 1.部内戦の開催だ。意欲の高いサークル員には、大会が開催されない中、試合の機会を作ることで、○○本来の楽しさを思い出してもらい、より意欲が向上する環境を作った。 2.オンラインイベントの開催だ。意欲の低いサークル員には、気軽にサークルに関われる機会を作ることで、意欲の高いサークル員と交流する時間が増え、徐々に○○への意欲が上がる環境を作った。 取り組みの結果、半年間で練習参加者を平均7人から14人の2倍に増加させることに成功した。 この、問題の原因を特定し、解決に主体的に取り組んだ経験は、本インターンシップで活かせると考える。 また、貴社で働くイメージを明確化できるようなインターンシップであることに期待する。
堤防に設置した構造物が堤防の破壊過程に与える影響に関する研究
私は、越流(河川の容量を超えて水が溢れ出ること)による堤防の破壊に関して、実験を通じて研究を行っている。堤防は、堤防上部と河川が流れていない側の斜面が越流によって削られることで、破壊に至る。現在、想定を超える降雨量により越流が起こっても決壊しない、「粘り強い堤防」の作成が課題となっている。本研究はその「粘り強い堤防」の条件を調べることが目的だ。 本研究では、堤防の弱点である堤防上部を補強することで堤防の強度の向上を図った。また、堤防上部に構造物を設置した際、堤防と構造物の隙間に水が入り込み、弱点箇所になりうるため、堤防内部にも構造物を設置した。本研究では、堤防上部を平らな構造物でカバーすると同時に、堤防内部に自立できる逆T字型の構造物を設置した。すると、堤防の形状や越流水の量に依存するものの、構造物を設置しない場合に比べて、破壊までの時間を最大で約6.8倍延ばすことができた。
学部での研究では、設備の制約上、越流水が堤防に対して垂直な方向にしか溢れないため、実際の河川で起こっている斜め方向の越流による破壊に関する実験を行うことができなかった。また、簡単のため、実際に堤防で使用されている土とは別の土を使用していたため、実験での堤防の破壊の挙動と実際の堤防で起こる破壊の挙動が異なる可能性があった。 したがって、修士での研究では、計算と実験の計2つの方法で「粘り強い堤防」の条件を調べていく予定である。 1. 任意の方向に越流させられる数値シミュレーションを用いて、より実際の河川に近い条件である斜め方向の越流による堤防の破壊について計算を行い、破壊の挙動を調べる。 2.実際の堤防で使用されている土に近い土を利用し、より実際の堤防に近い条件での破壊実験を行う。 以上2つの方法で、実際の堤防に近い状態を再現した上で、構造物の設置などを行い、「粘り強い堤防」の条件を導き出したい。
研究内容については抽象度を上げたり、例を使うことでだれが読んでも分かる文章にすることを意識した。