- 2024年9月上旬
- 東京都
- 5日間
- 交通費支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年6月中旬 |
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御社のISに応募した動機は、最先端デジタル技術で社会を改善したいという夢、そして、御社の価値開発プロセスを通して成長したいという意欲です。
私は学生時代、VR技術による生物分析ツールを開発しました。開発の際、生物学者の声を重要視し、そこへ最適な技術を適用出来るよう工夫しました。その結果、生物学者より「研究の幅が広がる」と好評を頂けました。
この経験から、デジタル技術の応用力を実感するとともに、自身の技術力を更に伸ばし、社会をDXで変革したいと考えました。
それ故、本ISを通し、最先端の技術を<海底から宇宙まで>活用するNECのDX力を学び得ることで、デジタルの浸透する社会の実現の一員になりたいです。
研究経験で培った、課題分析力と技術適用の発想力を活かせると考えています。
私は情報分野を専攻し、生物学者の行動分析を支援するツールの開発研究を行いました。
開発当初は、生物学者の分野と自身の専攻するIT分野との相違から、相手が何を望むのか、ITで相手の分野にどのように貢献できるのかが分からないという大きな課題がありました。
そこで、生物学者との密接なヒアリングとデモ、フィードバックの分析を何度も行い、「生物の行動パターンとその周囲環境を複数視点から同時に観察したい」というニーズを引き出すことができました。
そして、このニーズを最適に実現する為に、VR技術を用いた3D地理空間上で生物の視点と俯瞰視点で行動分析ができるツールを開発し、学者の想定を超える解決策を提供することができました。
本ISでは、この研究経験で培った課題分析プロセスと技術適用の発想力で貢献し、自身の成長の糧にしたいです。
学部での研究では、生物研究者の行動分析を支援することを目的とし、生物の行動と環境データを実際の状況に近い形で可視化するツールを開発しました。現代において、鳥の生態系には多くの問題に直面しています。これらに対処するため、行動分析が重要ですが、実地観察は困難です。
そこで本研究では、行動パターンと羽ばたきに変換した大規模な3軸加速度データを風データと共に3D地理空間上に可視化するツールを開発しました。
このツールはVR空間で動作し、鳥の視点やその周辺から観察可能です。
このツールにより、実地観察に近い観察体験を提供し、生物研究者の行動分析を支援します。
生物研究者による評価では、環境に応じた鳥の行動と羽ばたきの関係性を直感的に理解できると評価されました。
本ツールは、生態学研究における行動分析を促進し、鳥の生態メカニズム解明に貢献することが期待されます。
没入型環境は、ユーザーが現実世界と同様に空間を体験できるため、空間情報の可視化において大きな可能性を秘めています。しかし、ユーザー特性やタスク特性によって最適な可視化手法が異なるため、その適用には慎重な検討が必要です。先行研究では、対象を回転させて分析する方法と実際に歩き回って分析する方法がユーザーの空間認識能力によってどちらが優れているかが変化することが示されています。
本研究では、3D空間情報を分析対象として、タスクの種類とユーザー特性によって適した可視化手法を提案します。具体的には、実験を通じてデータと分析対象者を繋ぐインタラクション手法、VR空間のサイズをタスクとユーザー特性によって評価し、適した可視化手法を調査します。
本研究により、ユーザー特性に応じた適切な空間情報の可視化手法が明らかになることで、没入型環境の利用効率とユーザー体験の向上が期待されます。
非専門の方にも伝わるように、使用する言葉の選び方に注意しました。