- 2024年9月上旬
- 東京都
- 3日間
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年7月中旬 |
|---|
通信工学を専攻しており、〇〇という新しい技術を用いた光ファイバーの研究に取り組んでいる。〇〇は、一本の光ファイバー中に複数の情報伝搬経路を設ける技術である。この技術を用いた光ファイバーは、従来の光ファイバーに比べて12倍の伝送容量を実現できると報告されている。しかし、複数の光が異なる速度で伝搬するため、信号処理の負荷が増大し、光海底ケーブルのような長距離伝送路への適用が難しいという課題がある。この問題に対し、光ファイバーの屈折率分布を階段型にすることで、伝搬速度の差を低減できると考えた。数値シミュレーションを繰り返した結果、構造パラメータを適切に設定することで、伝搬速度差を0にすることが可能であることを明らかにし、この成果を学会で発表した。現在は、もう一つの課題である、伝搬光の減衰を抑制する方法の検討を進めている。本研究は、次世代の大容量光通信システムの実現に寄与する。
論理的かつ簡潔に説明すること