住友電気工業の秋冬インターン体験記(事務系総合職)_No.23272

文系の事務系職種として、貴社に対する自分の貢献の仕方を可視化させたい。

高校時代、〇〇部長として練習メニューの作成を通して部の根幹を支えた経験がある。
ここから、人やモノの基盤で居ることにやりがいを感じるようになった。
そのため「モノづくりの原点」として幅広い分野の根底を支える貴社に非常に惹かれている。
自身の長所である視野の広さを活かした気配り力を用いて、自分がどう貴社の発展に寄与できるかを学びたい。

〇〇の長期インターンで、25名体制の物件ページ作成企画をリーダーとして推進した。大量作成による進行停滞を防ぐため、気配り力を生かし、メンバーの悩みを先回りして把握・解消することに努めた。また、質問を集約する仕組みを整え、全体の認識齟齬も防止した。先手の行動を徹底した結果、業務環境は改善し、3ヶ月で当企画は完遂。組織における自分の役割を俯瞰し、課題の芽を摘む力を実践的に学ぶことができた。

私の強みは協働的リーダーシップである。〇〇のアルバイトにて、社員不在時の店舗運営を任されたが、当初は店が回らず成果も伴わなかった。そこでリーダー像を「自分が引っ張る」から「皆で動かす」へと転換。適性を見極めて業務を分担し、自らも補完役に徹した。結果、半年後には満足度調査で全40店舗中1位を獲得。協働力を発揮することで、個ではなくチームとして高い成果を出す力を実証できたと考えている。

住友電工のエントリーシート作成にあたり、同社の企業理念や事業領域を十分に理解し、それに自分の経験や価値観を結びつけて表現することを重視した。
また、単に実績を羅列するのではなく、なぜその行動を取ったのか、その過程でどのような考えを持ち、何を学んだのかを明確に記述することで、自身の思考プロセスや成長意欲を伝えるようにした。文章は簡潔かつ論理的にまとめ、読み手に伝わりやすい表現を意識した。

計算問題では選択肢を先に見て「ざっくりと見積もって判断できるか」を確認することで、処理スピードを高めた。さらに、言語問題では設問文を先読みしてから本文を読む「逆読み」テクニックを使うことで、読解の精度と速度を両立することができた。

WEBテストの多くはパソコン環境で受験するため、普段からマウス操作やスクロールを伴う演習を行い、本番に近い環境を整えることも有効であった。形式に慣れ、解法をパターン化することで、限られた準備期間でも安定した得点が取れるようになった。

学生時代に力を入れたこと,挫折経験とその後,なぜ非鉄の業界を見ているのか

インターンで学べること、学んでほしいこと

インターン選考においては、応募者の「誠実さ」と「協調性」が特に重視されていたと感じる。選考過程では、志望動機や自己PRの内容だけでなく、質問に対する応答の真摯さや、一貫性のある思考が問われた。また、面接の場面では、他者の意見を尊重しつつ、自分の考えを適切に伝えるコミュニケーション能力が重要視されていた。

面接練習において効果的であったのは、実際の面接形式を想定し、第三者に面接官役をお願いして繰り返し模擬面接を行うことである。これにより、質問に対して咄嗟に回答する力や話す内容の整理力が向上した。また、録音や録画を活用して自分の話し方や表情、姿勢を客観的に確認し、改善点を洗い出すことも効果的であった。加えて、頻出質問の回答を丸暗記するのではなく、自分の言葉で伝えられるように準備することで、自然な受け答えができるようになった。

面接指導者からは、「結論を先に伝え、その後に理由や具体例を述べる」という構成を意識するよう助言を受けた。この「PREP法（結論→理由→具体例→結論）」を用いることで、簡潔かつ説得力のある回答が可能となる。また、自分で編み出したテクニックとしては、質問の意図を正確に汲み取るために、一呼吸おいてから回答を始めることを実践した。