ＥＮＥＯＳの夏インターン体験記(総合職)_No.20485

ENEOSのガソリンスタンド（SS）をプラットフォーマーとして再定義し、地域のニーズに合わせた新規事業モデルを立案すること。脱炭素時代に向けた収益構造の再構築と、顧客接点の強化を両立させることが最大のチャレンジだった。

Day?1：業界動向と社内戦略のレクチャー後、班ごとにSSの新規事業アイデア出し

期間中：Zoomで市場分析・顧客セグメント設定・収益計算を班単位で実施

Day?2：最終プレゼンテーション → 社員からの質疑応答・具体的フィードバック → 座談会

参加前は「大手エネルギー企業」という漠然とした憧れだったが、SS事業が持つ地域インフラとしての重要性や、脱炭素に向けた企業の本気度を肌で感じ、志望度は大きく上昇した。

理系・文系混在で論理的思考力が高く、特に数字分析や仮説構築に長けた学生が多かった。

説明は丁寧で誠実だが、慎重で保守的な姿勢が目立ち、チャレンジ精神溢れる社風というよりも「着実さ」を重んじる社風と感じた。

SSの利益構造、プラットフォーム戦略、地域課題へのアプローチ手法を実務感覚で把握でき、参加前の“石油元売会社”という固定観念が大きく払拭された。

限られた時間での役割分担や進捗管理を実践し、チームマネジメント力とタイムマネジメント力を向上させることができた。

疑似業務体験としてのワーク量、社員フィードバックの質ともに十分に価値があり、実務で必要なプロセスを体感できた。

グループワークを通じて、①社内の合意形成フロー（関係部署との調整タイミング）、②定量データと定性洞察を組み合わせたビジネスモデル設計の手法、③遠隔地チームとのコミュニケーションルールの重要性を学んだ。また、脱炭素シフト期における保守的業界の“変革抵抗”を乗り越えるための提案の組み立て方を実感できた。

まずは業界基礎と同社の事業領域をWebサイトや四季報でインプットし、ESでは「なぜENEOSか」をロジックツリーで整理してから文章化すること。グループワークでは自分の得意領域（分析・まとめ役・プレゼン）を事前にメンバーに宣言し、タスク分担を明確にすることで成果を最大化できる。準備と役割分担が整えば、短期間でも質の高い提案が可能になる。