伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）の夏インターン体験記(エンジニア職)_No.20032

パートナー企業選定に関するグループワーク

1日目は、IT業界全体の構造やSIerとしての役割、さらにCTCの特徴や強みについて理解を深める講義が行われた。その後、配布された資料をもとに複数の企業を比較分析し、自社にとって最適なパートナー企業を選ぶグループワークに取り組んだ。2日目は、営業チームとSEチームに分かれ、パートナー企業の選定を進めた。SEは技術的な情報を整理し、営業は計画書や利益見積書を作成し、最終的な提案資料をまとめた。

マルチベンダーとして多様な技術に携われる点は魅力的だったが、特定分野における突出した強みや独自性はあまり見受けられず、他のSIerとの違いがはっきりと伝わらなかった。そのため、IT業界やSIerの仕事に対する理解は深まった一方で、CTCに対する志望度が大きく高まることはなかった。

積極的に議論をリードする学生や、他とは異なる切り口から鋭い意見を出す学生が多く、非常に優秀だと感じた。

各グループにメンターがついていたわけではないため、ワーク中に社員と直接関わる機会はなかった。ただ、2日目の座談会では複数の社員と自由に話す時間が設けられており、仕事内容やキャリア、就活時の体験などをざっくばらんに聞くことができた。

1日目の前半にSIer業界やCTCの事業内容についての説明があり、業界構造や企業の強みを把握することができた。その後のワークでは、実際の業務を模した課題に取り組む中で、SEや営業の役割、チームでの連携の大切さを体感できた。

SIerという職種に対する理解が深まり、自身の成長にもつながったと感じている。SIerは単にシステムをつくるだけでなく、顧客の課題を正確に捉え、最適な技術や手段を提案・実行していく総合的な役割を担っていることを実感した。

SIerとしての業務を実践的に体験できたから。営業とSEそれぞれの立場を意識しながら進めるワークは初めての経験であり、役割の違いや連携の大切さを肌で感じることができた。単なる開発だけでなく、顧客とのコミュニケーションや提案のプロセスまで含めて理解が深まり、非常に有意義な学びの時間となった。

営業とSEの役割の違いと、両者の連携の重要性を体感を通じて学ぶことができた。営業は顧客の課題や要望を的確に把握し、SEはそれに対する技術的な最適解を構築することで、提案の精度と価値が高まることを実感した。また、限られた時間の中で意思決定を行う場面では、関係者間の正確かつ迅速な情報共有が成果に直結することを学んだ。

インターンに参加するために、ESとWebテストの完成度を高めておく必要があると思う。また、ITの知識・スキルに関しては事前準備は不用であるが、企業の特徴や事業内容を理解しておくとワークで活躍しやすくなると感じた。