- 2025年2月下旬
- 東京都
- 1日間
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2025年1月下旬 |
|---|
カフェでアルバイトをしていたとき、同じ注文でも「キャラメルマキアートください」と言う人と「甘いの飲みたいんだけど、何が人気?」と聞く人がいることに気づきました。前者は目的に一直線、後者は対話を通じて選びたいタイプ。同じ商品でも選び方や言葉遣いひとつで、人の性格や気分がにじみ出る。その奥にある「今日誰と会うのか」「自分をどう見せたいのか」まで想像すると、注文という行為がぐっと立体的に見えてきました。目の前の行動の裏に、思惑や感情が重層的に存在する。そんな人間の“複雑で愛おしいところ”に触れた瞬間、「人っておもしろい」と心から思いました。この体験以降、何気ない日常の行動にも目を凝らすようになりました。
自分の体験をただ語るのではなく、「人間っておもしろい」と感じた“瞬間”を、他者から見ても納得できる形で再現することを意識した。相手に伝わる文章にするために、エピソードの背景や登場人物の行動・感情の揺れを、映像が浮かぶように描写。さらに、「面白い」と感じた理由が単なる好奇心ではなく、人に対する“洞察”や“気づき”に基づいていることを言語化した。
もう一つ気をつけたのは、自分の視点がマーケティング的思考と地続きであることが自然と伝わるようにすること。ただ「変わってる人を見て面白い」ではなく、「なぜその人はそうしたのか」「自分はそこから何を考えたのか」という流れにして、選考者に“人間理解への興味関心”が伝わるよう丁寧に構成した。