- 2024年9月上旬
- 東京都
- 1日間
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年7月下旬 |
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私が変えたいのは、貧困による機会格差だ。経済状況によって教育や医療の質が左右され、自らの可能性を発揮できない人が多く存在する。この現状は個人の将来だけでなく、社会全体の成長を阻害する要因でもある。
解決策として、生活困窮世帯の子どもを対象にした「学び支援プラットフォーム」を構築する。このプラットフォームでは、無償のオンライン授業と対面の学習支援を組み合わせ、基礎学力の向上を図る。加えて、プログラミングや動画編集、デザインなど、デジタル分野のスキルを学べる講座を提供し、将来の就労機会を広げる。企業やNPOと提携してインターンシップの機会も創出し、学んだスキルを実践で活かせる場を設けることで、自立への道筋を明確にする。
また、これらの支援を持続可能にするため、企業スポンサーによる協賛とクラウドファンディングを活用する。企業スポンサーには、支援の見返りとして講座内で自社サービスの体験を提供する機会やPRの場を設け、双方にメリットがある仕組みを作る。クラウドファンディングでは、支援の進捗や成果を定期的に公開し、透明性を確保することで、共感を呼び支援者を増やす。
さらに、「循環型モデル」として、支援を受けて育った子どもたちが大人になった際、自らが支援者や講師として関わる仕組みを導入する。これにより、一度支援した人々が将来新たな支援の担い手となり、支援の輪が広がり続ける社会を目指す。このモデルにより、支援が一方的に終わるのではなく、地域全体で次世代を育てるサイクルが生まれ、貧困の連鎖を断ち切ることが可能になると確信している。
私がこのテーマを描いた理由は、所属する????ゼミでの活動と、????企業との共同プロジェクトがきっかけだ。ゼミでは「地域の貧困と教育格差」をテーマに議論を重ね、????企業とタッグを組んで地方の学習支援プログラムを実施した。現地で出会った子どもたちの中には、勉強に意欲を見せながらも家庭の経済事情で進学を諦めているケースが多く見られた。この事実に衝撃を受け、環境が理由で将来の選択肢が狭まる現状を変えたいと思った。また、自身も奨学金を利用して進学した経験があるため、機会が平等に与えられることの重要性を強く感じてきた。この経験を通じて、企業や地域と連携しながら「誰もが未来を切り拓ける社会」を実現する必要性を痛感し、このテーマを選んだ。
具体的な課題設定を意識し、抽象的な表現を避けて「貧困による機会格差」という明確なテーマを提示した。解決策については、現実的なプランを示し、巻き込むべきプレイヤーや実現のためのステップを具体的に記載した。また、解決策が社会全体に与える良い影響を論じることで、提案の価値を強調した。理由では過去の経験を交え、信頼性を高めつつ、自身の価値観を明確にすることを心がけた。課題に対する感情的な部分と論理的な考察をバランスよく盛り込んだ。全体を通して、論理的な構成を意識し、テーマに対する独自の視点と具体的な事例を加え、説得力とオリジナリティを高めた。